かなり遠目の狛犬さん その5
かなり遠目の狛犬さんその5、岩手県編その3です。
盛岡市の「天満宮」や「盛岡八幡宮」などのお参りを済ませ、国道396号線にて蝶ケ森公園の少し先、盛岡市門へ移動しました。
かなり遠目の狛犬さんその3(天満宮編)はこちらです。
かなり遠目の狛犬さんその4(盛岡八幡宮)はこちらです。
396号線沿いのスーパー・マルイチを過ぎ、800mほど先のコンビニ(〇ーソン)を左折、200mほど先の路地を右に入りました。
・諏訪神社(盛岡市門字須摩10)
・ 祭 神 建御名方之命(たけみなかたのみこと )
・ 由 緒
文治五年(1189)十一月信濃國諏訪郡上諏訪神社ノ御分霊ニシテ奥州平泉ノ藤原氏ガ亡ビ源頼朝ガ奥州ノ領地ヲ配分セル後此ノ地ニ勧請シ奉齋セラル
(以下略) 社頭案内板より
詳細は下の写真を拡大してご覧下さい。かなり大きくなります。
道がかなり狭くなって来ますが舗装路を進みますと、鳥居が見えました。
しかし、とてもとても駐車など出来るスペースは・・・。
細い道を更に進むと、左手に拝殿や舞殿?などが見え狭いですが駐車スペースがありました。
もっとも、境内に乗り入れればかなりの広さがありましたが、それは遠慮しました。
鳥居まで戻り、改めてお参りでした。
かなり広い境内には、舞殿?や稲荷社、子供達の遊具も在りました。
線彫りが施された身体の拝殿側の太ももに、阿像・明治四年と吽像・四月四日の彫りがありました。
そして身体の反対側には、人の名前が沢山彫られていました。
奉納された方々のお名前なのでしょうね。
明治四年(1871)四月四日生まれの狛犬さんです。
何んとも愛嬌のある狛犬さんでした。
誰かさんは、”痩せすぎよ~ぉ!”と言っていましたがね。
そうそう、境内にはクローバが沢山生えていました。
ですか? もちろん!
痩せすぎ!と言われてしまった狛犬さんとお別れをして、396号線を少し南下。
都南大橋にて北上川を渡り、都南中央公園へ。
暫らく前にTVや新聞などで少し話題になりました、こちらへお参りでした。
・多賀神社(盛岡市永井24地割高櫓18)
・祭 神 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
品牟陀和気命(ほむだわけのみこと)
・由 緒
盛岡藩士 阿野兵部左衛門が知行のうち百間四方を寄進して創建されたと伝えられている。阿野氏の祖は近江国滋賀郡阿野村の人である。宝暦十年(1760)頃に作成された御領分社堂に記載があり、その後に再建された祭の棟札も現存する。(以下略) 社頭案内板より
詳細は下の写真を拡大してご覧下さい。かなり大きくなります。
飯岡駅の東方800mほどの都南中央公園に隣接して鎮座していますが、行き着けなくて暫らくウロウロでした。
広い境内でして、杉の古木が鬱蒼としており落ち着いた雰囲気でした。
で、こちらの神社には石段が在りません。
冒頭にご案内しました報道関係ですが、実は2007年9月に狛犬さんが行方不明になってしまったとの事です。
新聞によりますと~、
此の付近の寺社から地蔵や狛犬が多数盗まれる!と言う事件が続発しました。
警察が調べたところ、某宅の裏庭に2体並べてある狛犬と、2体の地蔵を発見。
容疑者から事情を聞いたところ、「魔よけの効があるとされる狛犬を一人で手を合わせて拝むために盗んだ」などと供述している事が分かりました!
容疑者は9月中旬ごろ、所有する軽ワゴン車で同神社境内に入り込み、狛犬1組2体(時価計100万円相当)を運び出して自宅の庭先に置いた。
家庭内のトラブルがあるといい、家庭円満成就などを願い、拝んでいたという。
との事でした。罰当たり目!!!
で、その帰って来た時価100万円相当の狛犬さんです。
文久二年(1862)七月生まれ、とか。
若しかしたら、古い台座は境内の片隅のブルーシートの下にあったのかも知れません。
65~70キロもある狛犬さんを、道具ナシで良くぞ車まで運んだものですね。
と、変なところに感心していました。
拝殿の前には船型と龍の彫りのある手水鉢が置かれていました。
拝殿の左手には神楽殿が、そして大黒天や庚申塔なども祀られていました。
もう少しゆっくりとお参りをしたかったのですが、日が西に傾きこれにて終了。
盛岡天満宮から始まったこの日は、とても充実した一日となりました。
この後、夕食と翌日早池峰山・の食料買出しの心配です。
あまり上手く行きませんで、何とか買い物を済ませて「道の駅・はやちね」へ向かいました。
えぇ~と、
かなり遠目の狛犬さん・岩手県編は、もう1回続きます。
・かなり遠目の狛犬さん その4(岩手編)は、こちらです。
・かなり遠目の狛犬さん その6(岩手編)は、こちらです。
・山遊び・早池峰山は、こちらです。
かなり遠目の狛犬さんシリーズは、続きます。
では、また。
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