越後(柏崎)の狛犬さん その1は、こちら。
柏崎市へ墓参に行って来ました。
そのおりの対面です。
こんな可愛い小?狛犬さんにも逢えました。

石井神社にて
・鵜川神社(柏崎市宮場町4-9)
祭神 : 鵜草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)
品陀和氣尊(ホンダワケノミコト)
式内社 越後國三嶋郡 鵜川神社で旧村社でした。
弘仁2年(811年)8月22日遷座との事です。
天暦元年(947)に鶴岡八幡宮の分霊を勧請したとかで、何となく親しみが涌きます。
境内には大きなケヤキが有り、国の天然記念物に指定されています。

明治2年6月生まれの狛犬さん。
尾が前にかなり傾斜しています。

・八坂神社(柏崎市西本町3-11)
祭神 : 素戔嗚命(スサノヲノミコト)と思われます。
京都八坂神社の祇園祭が発祥で、毎年7月24~26日に「ぎおん柏崎祭」と花火大会が開催されます。
花火大会は、越後三大花火の一つで、江戸時代末頃から続いているそうです。
お祭りですが、別名「きゅうり祭」とも言われていたそうで、氏子は「きゅうり」を供え、お祭が終わるまで「きゅうり」を食べなかったそうです。
その昔、八坂・住吉(後出の石井神社)・諏訪(その1の柏崎神社)のお祭の際に御神輿を出して互いに競い合い、争いになる事が。
ある時、八坂神社の御神輿が追いかけられ、きゅうり畑に逃げ込み隠れて危うく難を逃れたそうです。
それ以来、感謝をこめて、きゅうりを供えるようになったそうです。
そして、神社の紋は「きゅうり」を輪切りにした切り口の形をしています。
「きゅうり祭」に関しては「新潟 柏崎・刈羽観光案内」から一部借用しました。
さて、拝殿は地震にも頑張り少しの損壊で済みましたが、約1年後の昨年6月15日深夜の火災により、ほぼ全焼となってしまいました。
鳥居を潜った途端に、”え~っ!”と言う感じでした。
少しだけ焼け残った拝殿?本殿?に、プレハブを添わせて仮拝殿とされていました。
昭和8年4月生まれの狛犬さんも傷みが激しく、補修の痕が痛々しかったです。
境内は、他に何もありませんでした。

・石井神社(柏崎市西本町2-3)
祭神 : 底筒男命 (ソコツツノオノミコト)
中筒男命 (ナカツツノオノミコト)
表筒男命 (ウワツツノオノミコト)
(住吉三神)
石井神社や柏崎神社の一帯が地震の被害が大きかったところです。
家並みはかなり復旧をしていますが、神社はまだまだの感があります。
鳥居の笹木が落ち、底部を鉄筋で固定されていた燈篭なども倒れたままでした。
でも、皆さんのご尽力により、確実に復旧はしつつありました。
神社名ですが、寛永年間までは「住吉神社」と名づけられていたのが「石井神社」と改称されたようです。
その昔には、周囲の町名も「住吉町」と呼ばれていたとか。
大きな神社だったようです。

鳥居を潜ったところに、陶製の平成6年6月生まれの狛犬さんが。

そして、この「阿」の狛さんの拝殿側に最初の写真の可愛い陶製の「吽」の狛犬さんが。
台座には、昭和3年の彫りがありました。
反対側には台座のみで、その後ろには年代の分からない「吽」の狛犬さんと思われるのが。


そして、拝殿右横には合祀されている神社があり、年代不明の狛犬さんが。

そしてその隣りの社の前には、やはり補修を待っていると思われる狛犬さんが。
こちらも年代不明です。
きっと元気になって、神様にお仕えをする事でしょう。

その狛犬さんからの境内の眺めです。

これで、その2は終わりとなります。
地震の影響はかなりのものでしたが、あの状態が1年半ほどでこんなに戻るとは思っても居ませんでした。
被災に合われた方のご心痛はもとより、ご努力は並大抵の事ではなかったでしょう。
神社仏閣も、かなり復旧をしていました。
可愛い狛犬さんも補修をされて元気になっているのや、順番待ちのがかなり見受けられました。
本当にご苦労様です。
皆様が早く本来の状態に戻られますように!
あと、10社を超える神社を訪ねました。
レポを創りきれませんので、逐次写真集に追加をしていこうと思っています。
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今回はこれでおしまい。
「越後(柏崎)の狛犬さん その1」は、こちらです。
「越後(弥彦周辺)の狛犬さん その3」は、こちらです。
では、また。
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