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2020年2月

ちょい遠目の狛犬さん その68

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・八坂神社
 (伊勢原市沼目2-3-30)

・祭 神
 素盞之男命 (すさのおのみこと)
  須佐之男命、素戔嗚尊、須佐能乎命や牛頭天皇など
  多くの表記が見られます。
  伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉尊(イザナミノミコト)の子。
  天照大神、月読命(つくよみのみこと)に次ぐ位置に在るとか。
 
大山咋神 (おおやまくいのかみ)
      宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)・稲荷社の祭神の
  
甥にあたる。
  
大山に杭を打つ神、大きな山の所有者を意味する山の神。
       とか。

・由 来
 創建時期は不詳なるも、1200年から1300年頃(前北条氏の時代)京都祇園牛頭天王社を信仰するものが、この地に分社を勧請したものと考えられる。応永十年(1403)の梵鐘が現存しているのでそのときには間違いなく存在していた。
 爾来、天王社(お天王さん)と呼ばれ沼部村の鎮守として信仰を集め親しまれてきた。
 「新編相模国風土記稿」によればご神体は行基菩薩作の木造で、高さ1尺4寸3分(約47センチ)と伝えられる。 
 天正十九年(1591)御朱印状により社領7石を賜る。
 慶応四年から明治元年の太政官布告「神仏判然令(神仏分離令)」により京都の祇園牛頭天王社にならい天王社から現在の社名とした。
 明治六年(1873年)村社、大正5年(1916年)神饌幣帛料供進社に指定された。 
 社宝として応永十年(1403年)の県指定重要文化財の銅鐘が1基ある。  境内案内板より 


こちら八坂神社前の大山道は多い月には週一以上往復していますが、なかなか逢いに寄ることが出来ずに数年過ぎ去ってしまいました。2017.02.02.この日はたまたま”たまには寄ってってよ!”と声がかかった様な気がして、お参りに。

参道には2基の明神鳥居が在り、大山街道に接している参道入り口側の神額には「祇園社」とありました。

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2基目の鳥居の内側には、狛犬さんや道祖神、そして社号標なども。

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狛犬さんや道祖神などは後程ご紹介をするとして、参道を進みます。
鐘楼や手水所、案内板などを過ぎて拝殿へ。

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参拝を済ませて狛犬さんのもとへ。👀 
昭和六年(1931)生まれ、月以降は剥落のため不明。
狛犬全体の傷みがひどく、とても痛々しい感じでした。

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では少し戻りまして、拝殿の彫り物など。

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お社の左右の奥に数基の石祠が。
こちらが境内社の天神社・金毘羅神社・稲荷社などなのでしょうか?

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境内の松根舎には、かつてあった御神木の根が展示してあり、天王松の一生という案内板もありました。

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 クリックで拡大できます

参道を戻る途中の左手に、室町時代前半の応永十年(1403)物部姓鋳物師の和泉権守恒光(いずみごんのかみつねみつ)作の銅鐘が在りました。

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その鳥居寄りには、新旧の手水鉢が。
社殿側の手水鉢には宝暦八寅年(1758)八月吉祥日の彫りが。

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鳥居の傍らには、道祖神などが祀られていました。

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これにていつも素通りの八坂さんのお参りは終了。
満開の梅の花が見送ってくれました。

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この後、狛犬さんに元気でね!と声をかけて再度所用へと赴きました。

取材した多くの狛犬写真があります、
カル2の狛犬さん写真集は、こちらです。
ご覧いただけると嬉しいです。

・ちょい遠目の狛犬さん その67 こちらです。
・ちょい遠目の狛犬さん その69は、こちらです。

では、また。

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春を探しに! 2020.02.05.

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春を探しに近くを彷徨。
小さな公園の河津桜がほころび始めていました。
この2~3日暖かい日が続いたので急速に蕾が膨らみ数厘の花が。
今夜からかなり冷え込み、北風が強くなるとか。
蕾たちはどの様にしのぐのでしょうか?

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何時もの散歩道に行ってみますと、毎度お馴染みの
ホトケノザやオオイヌノフグリが。

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やや霞む富士山や頭に綿帽子を被った丹沢が見えていました。
富士山と菜の花が良く似合う。

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今月の1日にも俣野別邸庭園の花を愛でに行って来ました。
福寿草とロウバイが目的でしたが、福寿草はやや早くロウバイはやや遅かった様子。

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季節の上の春に数日早いので、今一花が少なかったですね。😖

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大きな樹間をこの子たちの団体が駆けずり回っていました。
家族なのでしょうか?管理のスタッフさん曰く、悪戯もするし増えてしまって困っているとか。

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散歩道からの毎年同じ時期の同じ花のご紹介。
こんな穏やかな日が続いてくれると良いのですが。

では、また。

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