ちょい遠目の狛犬さん その67
・両之木八幡宮 (笛吹市一宮町末木608)
・祭 神
誉田別命(ほんだわけのみこと)
15代天皇、応神天皇と同一と言われている
・由 来など
末木の産土神※であり旧時の社領は十四石四斗。両部鳥居を備へ、桧皮葺流造りの本殿には更に被覆の瓦屋根が設けられ古社の風格がある。この境内に生える杉の木は二本が近くにあるときは往々にして根の連なるものがある。氏子の人々はこれを連理木と称し切り取って掲額するの外、境内に杉の連理木をそのまま格護してある。御社名「両之木」の所以とされてゐる。
※ 産土神(うぶすながみ)とは、その人の生まれた土地を守る神。鎮守(ちんじゅ)の神。 神社庁資料より
明治の初期、村の人々は境内にある杉の木の根が結合しているのを発見し、明治8年頃より八幡神社を両之木八幡神社と呼び親しむようになった。
この形の樹木は他に3組の杉と1組の欅にも見られ、平成元年4月に、生きた桧の根が結合しているのが発見されている。
そのため明治初期発見された頃より村の鎮守の社、両之木八幡神社は縁結び家内安全、夫婦円満の神として尊崇のまととなっている。 境内案内より
2016.09.30.鈴原天照大神社の干支の狛申さん?に逢いに行ったのち、大月へと所用に向かうおり、20号線バイパス両之木八幡宮北交差点手前に差し掛かると、どこやらから”僕たち、ここにいるよ~!”の声がした様な?そちらを眺めてみますと、狛犬さんが手?尻尾?を振って合図を送ってくれていました。(本当かな?)
で、少し進んで左折し境内へ。
道路に面して、社号標と赤い両部鳥居が。
参道が短い感じなのは、道路に供出のためなのか?
正面に拝殿があり、その前に件の狛犬さんがお待ちでした。(^^)/
先ずはお参りから。
では、狛犬さんのご紹介です。
大正十二年(1213)三月生まれで 、ややふっくら体型でした。←誰かと同じ?
拝殿に向かって左手には、杉の両の木が。
その根元には、両之木八幡神社(呼び名)の由来の碑も。
本殿脇には根の繋がった切株が祀られていました。
神社名となった由来の株なのでしょうね。
本殿裏手には、御神木の大杉が。その根元には、数多くの石塔や石祠が祀られていました。
やや狭い感じの境内ですが多くの巨木が在り、鳥居の脇には大欅が枝を大きく広げていました。
いつの頃に創建されたのかは分かりませんが、信心深い近隣の方々や氏子の皆さんに守られ続けているのですね。境内がやや狭いのが残念な感じがしました。でも暑い日差しが避けられる緑の多い静かな神社でした。ただし、車の騒音が気にはなりましたが。
時間が少し押してきましたので、お参り後バイパス経由で所用を済ませに大月へと向かいました。
取材した多くの狛犬写真があります、
カル2の狛犬さん写真集は、こちらです。
ご覧いただけると嬉しいです。
・ちょい遠目の狛犬さん その66は、こちらです。
・ちょい遠目の狛犬さん その68は、こちらです。
・狛犬さん特別編 その14は、こちらです。
・狛犬さん特別編 その15は、こちらです。
是非、特別編にもお立ち寄りください。
では、また。
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