ちょい遠目の狛犬さん 63
2015.12.14.所用により野辺山へ。
その際、所用の前後に狛犬さん詣でを決行。
小淵沢ICを降り周辺の大小四神社を巡るも、狛犬さん不在社のみでした。
甲斐小泉駅の北東側に移動、やっと出会えました。
では、その第1弾をご紹介。
・六所神社 (北杜市長坂町小荒間1742)
・祭 神
国之常立命 (くにのとこたちのみこと)
国之狭槌命 (くにさつちのみこと)
伊弉諾命 (いざなぎのみこと)
伊弉冊命 (いざなみのみこと)
大日霎貴命 (おおひるめむちのみこと)=天照大神?
鵜茅茸不合命 (うがやふきあえずのみこと)
・由 緒
社記によれば第八十三代土御門天皇紀元一八六二年建仁二年(1203)九月十九日本殿・幣殿・拝殿・随神門・鳥居・烽火筒一対・参道も竣工九月二十九日宵より三十日にわたり武田光長の長男基義奉幣を努め式典を行ふ。そして、六所大明神と称す。
第百五代後奈良天皇紀元二二〇二年天文十一年(1542)二月海尼城主小荒間を夜襲し為に、民屋と共に兵火に罹り焼失するも同年九月焼失前と同じく再建したといはれる。
御神体は武田信玄公奉納にかかると云ふ。
明治四年(1871)村社に列し、明治七年九月二十九日八ヶ嶽権現を合祀す。 神社庁資料より
神社の周囲は畑で、その参道は南へとかなり長く真っすぐに続いていたが、現在はJR小海線によって分断されてしまっているとか。(その部分は、未確認)
先ずは、石の明神鳥居がお出迎え。
続いて、赤い宗忠鳥居がお出迎え。
久しぶりに会えたかな?
宗忠鳥居の左手奥に、多くの石塔や石祠が。
いつの頃かに合祀されたのでしょう。
そして参道の両側には、安政三年(1856)菊月と読める石灯籠が。
更に参道を進み、神門へ。
内部には石像が祀られていました。どなたでしょうか?
そして拝殿へ。
神門の拝殿側に狛犬さんも待っていてくれましたが、
ご紹介は後程に。
神門の脇に掲示もありましたが、神社の鰐口は久しぶりです。
拝殿の右手奥にも石祠が祀られていました。
では、主題の狛犬さんのご紹介です。
平成十三年(2001)十二月吉日生まれ。
狛犬さんと並んで、石灯籠が。
拝殿に向かって右手が寛政六年(1794)四月、
左手に、天保十三年(1842)十月の彫りが。
長い年月を経て、現在も大切にされている様子。
心を満たされて参道を宗忠鳥居に向かって戻りでした。
こちらもダメかな?と思いながらのお参り。やっと巡り合えた狛犬さん、昭和の型であっても嬉しいものです。
この後、気分良く所用へと赴きました。
(所用を思い出した!との説も)
所用をテキパキと済ませ、清里付近から狛犬さん詣で再開へと続く。
取材した多くの狛犬写真があります、
カル2の狛犬さん写真集は、こちらです。
ご覧いただけると嬉しいです。
・ちょい遠目の狛犬さん その62は、 こちらです。
・ちょい遠目の狛犬さん その64は、 こちらです。
では、また。
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