ご近所の狛犬さん その82
2017.05.12.栄区の神社巡り、第3弾(最終回)です。
子ノ神 日枝神社、日枝社をお参り後、南東方へ直線距離1.6㌔ほど移動し上郷町のこちらへ。
・白山神社 (栄区東上郷町44-9)
・祭 神
伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
伊邪那美命とも表記される
創造神、海の神、製鉄の神 ご利益は安産祈願、殖産振興など
・由 緒
舒明天皇の御代(624~641)、本郷6ヶ村の鎮守として鍛冶ヶ谷神戸に建立鎮祭されたと伝える。
鎌倉時代、源頼朝公は幕府艮の守神として崇敬し、執権北条泰時は長尾郷に神領2町歩を寄進した。
正中元(1324)年九月光明ヶ谷神戸に遷座した。明治六年村社に列格した。旧社地は上郷町1404番地であったが、周辺の大規模開発により昭和五十一年十月現在地に移転し、新社殿を造営して遷座祭を斎行した。
神社庁資料より
丘陵を切り崩した住宅地の中に在りました。
社号標には村社の文字も。
鳥居の奥へと続く参道を植え込みを眺めながら右左と折れ拝殿へ。
途中に、安政六年(1859)己未十一月の彫りの在る手水鉢も。
社殿はコンクリート製となっていました。
拝殿前に控えていました狛犬さんは、昭和五十三年(1978)十二月吉日生まれでした。
境内は、やや狭い感じ。昭和の宅地造成により現在地へと遷座されたとか。また、その昔に本郷村の総鎮守が春日神社へと移り、格下げ?となってしまったので、昔の広大な社地や繁栄は望むべきも・・・。
源頼朝や北条泰時の手厚い加護を受けていた白山神社ですのに。
拝殿の右手には、三基の石祠が祀られていました。
境内は木々が多く、庭園風な造りに。
参道途中に、文政三年(1820)十一月吉日の彫りがある石灯籠が。
源頼朝公は幕府艮の守神として崇敬し、北条泰時は長尾郷に神領二町歩を寄進した。 との言い伝えもある白山神社を訪れて、一応栄区編は終了となります。
後日、”ここにもいるよ!”と皆様からご連絡が在ると思います。
お寺さんも未確認ですので、更に再訪を重ねる事となると思いますが・・・。
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
・ご近所の狛犬さん その81は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その83は、こちらです。
最後までお付き合い、有難うございました。
では、また。
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