ご近所の狛犬さん その80
前回のレポで、鎌倉市は一応終了となります。
今回、2017.05.12.に栄区の残りと思われる神社巡りに。
狛犬さん不在社が多く若干疲労感が。
狛犬さん不在社2社を巡り、栄区の環状4号線・公田交差点から金沢八景方面に800mほど進んだ左手の奥に訪れました。
・子ノ神 日枝神社(栄区若竹町31-34)
・祭 神
大己貴命・大穴牟遅神(おおなむちのみこと・のかみ)
古事記に記載される大国主命・大国様などの別名も
大山咋神(おおやまくひのかみ)
比叡の山をまもる神、京都松尾神社に鎮座して鳴鏑をもつ神
・由 緒
当社の創祀については詳かではないが、上野村證菩提寺所蔵の建武の文書に「子ノ神」の名が見えており、子ノ神社が古社であったことが証せられる。「子の神社」は大己貴命を、「日枝社」は大山咋命を祭神として仰ぎ、其の合祀は文明年間当時此の地を所管していた上杉関東官領が土地肥沃ないたち川流域の中央部(中野の里)の守護神として、併せ祀り農業の振興を図ったと社伝に記されています。
昭和六十一年(1985)社殿、社務所の造営。
神社庁資料より
住宅街の中、若竹町の交番の隣に在りました。
隣が交番ですから神社の安全は守られているでしょう。
いやいや、神様が町全体を見守っていて下さるので、町も交番も安全なのか?
その交番手前の参道入り口です。
参道を進み数段の石段を登り、
鳥居を潜ると、右手に多くの石仏が祀られていました。
明和元年申十一月に建立され元禄十三年(1700)に再建された青面金剛像や天保二年(1802)や同三年に建立された庚申塔なども。
更に石段を登った先の正面には手水舎が。
手水鉢には、文久二年(1862)十一月奉納と彫りが。
手水舎の右手奥に、小さな石祠が。
祠の中に淤母陀琉神・訶志古泥神と記されたお札が。
日本神話に記されている神様と記憶が。
しかし、あまり定かではありません。
では、拝殿へ。
大国様が祀られている神社ですので、ネズミさんに逢えるかな?と思っていましたが、岡崎型の昭和の狛犬さんでした。ネズミさんは、屋根裏にお住いかも?
狛犬さんは、昭和五十七年(1982)九月生まれ。
拝殿右手に、正一位稲荷大明神も祀られていました。
手水舎を背に、参道と西方向の街並み。
神社新築祈念の社頭案内碑にも書かれていましたが、かなりの歴史のある神社の様です。
そして、住宅街の中の神社では大体が社地を削り取られてしまう様ですが、こちらは案外と広い境内でした。
氏子さんを始めとして、地元の方々に手厚く守られているのでしょうね。
やはり守り、守られでしょうか?
参拝後、環状4号を更に東進でした。
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
・ご近所の狛犬さん その79は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その81は、こちらです。
最後までお付き合い、有難うございました。
では、また。
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