ご近所の狛犬さん その75
鎌倉市編、2016年分の第3弾です。
高徳院、甘縄神明宮をお参りし、北東方向1.5㌔ほどのこちらへと移動でした。
・宇賀福神社(銭洗弁財天)
(鎌倉市佐助2-25-16)
・祭 神
市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)
弁財天と同一視されているとか 別称多数
弁財天(奥宮)
・由 緒
創立起源は不詳であるが、伝承に源頼朝公が鎌倉建府の後、幕府の安泰と民心の安寧をひたすら神仏に祈請していた処、文治元(1185)年巳月巳日の夜の霊夢の導きによってこの宇賀福神弁財天を拝した結果、治政の確立と民心の安寧を得るに及び、爾来これにあやかってここを信仰する者が次第に増えたという。
神仏習合によって久しく弁財天(吉祥天女)の名で親しまれていたが、明治の神仏分離令により神社となった。
境内の岩窟より湧出する霊水にて銭貨を洗えば福寿開運するとの信仰が広く全国に行き渡り、縁日たる巳の日には熱心な崇敬者の参詣が多い。
相模風土記に「隠里。村の西方佐助谷にある大岩窟を云ふ。往古夜中に人語の響あり。聞くに悉く吉事のみを語りしと云ふ。又窟中に銭洗井と云ふあり、福神此の水にて銭を洗ふと云伝ふ。鎌倉五水の一なり」とある。
かつては扇ヶ谷の八坂大神の末社だったが、昭和四十五年(1970)に独立し宇賀福神社に改称した。
神社庁資料などより
境内洞窟にある清水で硬貨などを洗うと増えると伝えられていることから、銭洗弁財天(銭洗弁天)の名で知られています。
ちなみに、洗った銭は持っているのではなく使う事によって「数倍になって返ってくる」のだそうです。
犬山市の鳴海杻(なるみてがし)神社
(犬山市羽黒成海郷109)
を訪れた際に、こちらの銭洗弁天をも合祀されている「鳴海銭洗弁財天」をお参りしたことが懐かしく思い出されます。
鳴海杻(なるみてがし)神社のレポは、こちらです。
今回は、境内社の上之水神社のお参りをなぜか失念してしまいました。
従いまして、狛犬さんが1対不足しております。
悪しからず!
では、ご案内を開始します。
鎌倉駅前からの通りの佐助1丁目交差点を曲がり、源氏山へと続く坂道の途中に入り口が。
ずう~~~っと昔、カル2が小学生の頃に連れて来て貰った時には、このトンネルはなかった様な?
トンネルを抜けると鳥居が境内へと導いてくれます。
然程は広くない境内には、建物などが所狭しと。
祀られているお社などが多いからでしょうか?
先ずはろうそくとお線香とロウソクを立て、本殿へ。
では、本殿参道の狛犬さんをご紹介。
昭和二十五年(1950)十二月十二日生まれでした。
今回は狛犬さん詣でですので、銭洗弁財天にはお参りをせずに狛犬さんのもとへ。
勿論、お金持ちにはなりたいですがね。
続きまして、七福神社へ。
続いて、下之水神宮です。
水波能売命(みずはのめのみこと)」という水の神様が祀られているそうです。
日本書紀では罔象女神(みつはのめのかみ)とも表記。
アジサイに囲まれた狛犬さんでした。
上之水神宮に、もう一対の狛犬さんが待っていてくれた様ですが、失念してしまいました。
折を見て、再訪せねば!と思って居ます。
本殿の右手の一段高い所に少し感じの違う狛犬さんがお待ちです。
皆さんお出かけの際には是非お参りを!
本来なら祭神は宇賀神と思われますが、現在は市杵島姫命が祭神として祀られているとか。
また神社なのに先ずは線香とロウソクを購入、笊を借り受ける。それぞれに火を点け(線香とロウソクに点ける
笊には火を点けないで!銭を洗う際に使うのだ!)
立ててから本宮をお参りする。
弁財天の関係なのでしょうか?線香を立てるのです。
何とも面白いですね!
これにて銭洗弁財天 宇賀福神社の全狛犬さんに面会終了と思い込み、トンネルを通って次の神社へと向かいましたとさ。
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
・ご近所の狛犬さん その74は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その76は、こちらです。
最後までお付き合い、有難うございました。
では、また。
| 固定リンク
「狛犬(ご近所)15」カテゴリの記事
- ご近所の狛犬さん その75(2016.08.30)
- ご近所の狛犬さん その74(2016.07.30)
- ご近所の狛犬さん その73(2016.06.29)
- ご近所の狛犬さん その72(2016.05.31)
- ご近所の狛犬さん その71(2016.04.30)
コメント