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2016年8月

ご近所の狛犬さん その75

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鎌倉市編、2016年分の第3弾です。
高徳院甘縄神明宮をお参りし、北東方向1.5㌔ほどのこちらへと移動でした。


・宇賀福神社(銭洗弁財天)
    (鎌倉市佐助2-25-16)

・祭 神
  市杵島姫命  (いちきしまひめのみこと)
    弁財天と同一視されているとか 別称多数
  
弁財天(奥宮)

・由 緒
 創立起源は不詳であるが、伝承に源頼朝公が鎌倉建府の後、幕府の安泰と民心の安寧をひたすら神仏に祈請していた処、文治元(1185)年巳月巳日の夜の霊夢の導きによってこの宇賀福神弁財天を拝した結果、治政の確立と民心の安寧を得るに及び、爾来これにあやかってここを信仰する者が次第に増えたという。
 神仏習合によって久しく弁財天(吉祥天女)の名で親しまれていたが、明治の神仏分離令により神社となった。
 境内の岩窟より湧出する霊水にて銭貨を洗えば福寿開運するとの信仰が広く全国に行き渡り、縁日たる巳の日には熱心な崇敬者の参詣が多い。
 相模風土記に「隠里。村の西方佐助谷にある大岩窟を云ふ。往古夜中に人語の響あり。聞くに悉く吉事のみを語りしと云ふ。又窟中に銭洗井と云ふあり、福神此の水にて銭を洗ふと云伝ふ。鎌倉五水の一なり」とある。
 かつては扇ヶ谷の八坂大神の末社だったが、昭和四十五年(1970)に独立し宇賀福神社に改称した。   
                  神社庁資料などより


境内洞窟にある清水で硬貨などを洗うと増えると伝えられていることから、銭洗弁財天(銭洗弁天)の名で知られています。
ちなみに、洗った銭は持っているのではなく使う事によって「数倍になって返ってくる」のだそうです。
犬山市の鳴海杻(なるみてがし)神社
   (犬山市羽黒成海郷109)
を訪れた際に、こちらの銭洗弁天をも合祀されている鳴海銭洗弁財天」をお参りしたことが懐かしく思い出されます。
鳴海杻(なるみてがし)
神社のレポは、こちらです。


今回は、境内社の
上之水神社のお参りをなぜか失念してしまいました。
従いまして、狛犬さんが1対不足しております。
悪しからず!
では、ご案内を開始します。


鎌倉駅前からの通りの佐助1丁目交差点を曲がり、源氏山へと続く坂道の途中に入り口が。

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ずう~~~っと昔、カル2が小学生の頃に連れて来て貰った時には、このトンネルはなかった様な?
トンネルを抜けると鳥居が境内へと導いてくれます。

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鳥居を過ぎると、右手に手水舎が。

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然程は広くない境内には、建物などが所狭しと。
祀られているお社などが多いからでしょうか?
先ずはろうそくとお線香とロウソクを立て、本殿

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では、本殿参道の狛犬さんをご紹介。
昭和二十五年(1950)十二月十二日生まれでした。

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今回は狛犬さん詣でですので、銭洗弁財天にはお参りをせずに狛犬さんのもとへ。
勿論、お金持ちにはなりたいですがね。
続きまして、七福神社へ。

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昭和四十七年(1972)三月吉日生まれの狛犬さん。

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続いて、下之水神宮です。
水波能売命(みずはのめのみこと)」という水の神様が祀られているそうです。
日本書紀では罔象女神(みつはのめのかみ)とも表記。

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昭和六十一年(1986)五月吉日生まれの狛犬さん。

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アジサイに囲まれた狛犬さんでした。
之水神宮に、もう一対の狛犬さんが待っていてくれた様ですが、失念してしまいました。
折を見て、再訪せねば!と思って居ます。
本殿の右手の一段高い所に少し感じの違う狛犬さんがお待ちです。
皆さんお出かけの際には是非お参りを!


本来なら祭神は宇賀神と思われますが、現在は市杵島姫命が祭神として祀られているとか。
また神社なのに先ずは線香とロウソクを購入、笊を借り受ける。それぞれに火を点け(線香とロウソクに点ける
笊には火を点けないで!銭を洗う際に使うのだ!

立ててから本宮をお参りする。
弁財天の関係なのでしょうか?線香を立てるのです。
何とも面白いですね!


これにて銭洗弁財天 宇賀福神社の全狛犬さんに面会終了と思い込み、トンネルを通って次の神社へと向かいましたとさ。

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狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。


・ご近所の狛犬さん その74は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その76は、こちらです。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。

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越後の狛犬さん その43

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2015.10.20.シリーズの第3弾は、七面宮 (妙法寺)、宇奈具志神社をお参り後、出雲崎町の端から北西方向の長岡市寺泊方面へと移動でした。
海沿いの402号線に出て、ご紹介済みの十二神社 (リンク先の中程)の狛犬さんに手を振って久しぶり!とご挨拶をしたり、狛犬さん不在社を巡りつつこちらへ。
海岸線に接した平地の少ない土地柄で、少し高台に在りました。


・鹿島社 (長岡市寺泊郷本133)

・祭神、由緒
 鹿島社ですので、祭神は建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)と思われますが、由緒と共に不明です。
日本書紀では武甕雷男神などとも表記される様です。


先ずは、新しい感じの石造りの明神鳥居がお出迎え。
奥に見える石灯籠も新しい物の様でした。
中越地震後に再建されたのでしょうか?

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石灯籠の先の石段途中に赤い鳥居が在りましたが、
先ずは拝殿へ。

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拝殿の中の扁額には鹿島大明神とありましたので、
正式社名は鹿島大明神かも知れません。
では、狛犬さんをご紹介。
昭和四年(1929)◎月生まれでした。
◎印の月数は残念ながら判読出来ませんでした。

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拝殿の屋根に、鯱や鳩の飾り瓦が載っていました。

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お参りを済ませ石段途中の右手へ。

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やはり鹿島神宮系なのでしょうか?コンクリート製と思われる赤い神明風の鳥居が迎えてくれました。

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少し奥には、石祠が祀られていました。
社名やいつの頃に建立されたのかは無論不明です。
こちらの扉も撮影の際に開けさせて頂きました。

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こんな位置に在りまして、近くにはシシウドと思われる花が咲き残っていました。

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少しだけ雲行きが怪しくなって来ましたので急ぎ海岸線へと戻り、不在社を巡りつつ北上し寺泊大和田へ。


狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。 
写真集は、こちらです。どうぞ、ご覧下さい。


・越後の狛犬さん その42は、こちらです。

・越後の狛犬さん その44は、こちらです。


これからも、是非お立ち寄り下さい。
最後までお付き合い、有難うございました。

では、また。

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