ご近所の狛犬さん その66
2015年分・鎌倉市編の第2弾その4となります。
1月23日、御霊神社、三嶋神社、熊野神社 へ。
熊野神社参拝後、南方向・直線距離6~700m程の、湘南モノレール西鎌倉駅近くへと移動でした。
・龍口明神社 (鎌倉市腰越1548-4)
・祭 神
玉依姫命 (たまよりひめのみこと)
神武天皇の母君、海神族の祖先で、龍神として崇められた
五頭龍大神 (ごづりゅうおおかみ)
武相鎌倉と江の島に伝わる「五頭龍と弁財天」の伝説に
登場する一身五頭の龍神
・由 緒
縁起によれば欽明天皇十三年(552)四月の創立と云い、江島天女の霊感で降伏した深沢に棲んでいた五頭龍を祀るという。
「相模風土記」に「龍口明神社、津村・腰越・西村の鎮守なり(中略)津宝善寺持」とある。この地付近は昔は津村の郷であり、安永二年(1773)、片瀬村の領域に帰することになったが神社地、及び社有地は飛地として津村のものになっている。
しかし、神社地が氏子地区の辺隅である隣接行政地域に飛地として地理的に極めて不自然な形態をとって鎮座していたがため、氏子より遷座祭を斎行し、神厳な威容をもって鎮座された。
元指定村社で津村区の氏神社である。五頭龍降伏の伝説に伴い、江島神社六一年式年大祭には必ず、御神体が江ノ島に渡るを古例としている。 神社庁などの資料より
宣化天皇三年(538)に、海神族の祖先となる玉依姫命を龍神として祀ったことに始まるとされるが、欽明天皇十八年(557)にも、江ノ島弁財天の霊感に降伏した五頭龍を祀ったのがその始まりという説もあり、その創建には諸説用いられる。
ご利益は、海上交通、海外防護、豊漁祈願、商売繁盛他、との事です。
元々、龍口(たつのくち)の龍口寺の隣に在り、都合でこの地に遷座された様です。
その都合が今一良く理解出来ませんが。
詳しくは、龍口明神社のHPをご覧ください。
少し高い位置に在る狛犬さんは、昭和五十三年(1978)十月吉日生まれでした。
割合に広い感じの境内で、合格祈願?の親子連れの方が参拝されていました。
境内の片隅には、こんな案内板も。
龍口に在ります元社の狛犬さんのご紹介。
なお、元社(津1)は立ち入り禁止となっていました。
で、こちらの境内は、その昔に刑場だったとか?
訪れる人も居なくて、少し可哀想な思い出が在ります。
参拝を終え、更に南方向の腰越へと移動でした。
ご近所の狛犬さんシリーズは、まだまだ続きます。
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
・ご近所の狛犬さん その65は、こちら です。
・ご近所の狛犬さん その67は、こちらです。
最後までお付き合い、有難うございました。
では、また。
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