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2015年8月

ちょい遠目の狛犬さん その53

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昨年の4月、どこか歩きたいと行き先を検討していると
カルディナが


”山頂に変わった狛犬さんが待っている山は?”
”モモの花もちょうど良いかも!”  だって!

変わった狛犬さんがお待ちの山!の餌に食らいつき、見事?釣り上げられてしまいました。
満開のモモの花にも逢いたいですしね。

と言う事で、行って来ました。
山は、蜂城山
モモが綺麗に咲いていました。
勿論、狛犬さんにも逢えました。

そのハイキングレポは、こちらです。
 ・ カルディナ編
 ・ カル2編 HP 速報ブログです。

釈迦堂PAに車を停めて、あとは歩きで山頂へ。



・蜂城天神社 (笛吹市一宮町石2358)


・祭 神 菅原道真

・由 緒
 元禄十四年(1701)、古は京戸山中腹天神平に祀られ氏子は岩崎、藤井、南野呂、上矢作、下矢作、中尾、千米寺、石等に至り京戸入口全部が編入されてゐた。江戸中期山争ひ等があり現在地の蜂城山頂に遷祀され氏子も石区のみとなった。
 山頂からの眺望は誠に壮厳なものがあり、近年ハイカーの参拝もつとに多い。
 毎年一宮町内の小中学生を中心とした蜂城山書道展が盛大に催され、表彰式が山頂の神社拝殿で行なはれてをり、例祭日には入賞した子ども達をはじめ多くの参拝者で賑はってゐる。 神社庁資料より


数ヶ所で「蜂城天神社」と書かれた石塔を見ながらしっかりとした山道を登り、2基の鳥居を潜ると蜂城山頂・蜂城天神社でした。

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お社の前に、お約束の狛犬さんが。ご紹介は後程。

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本殿はかなりの年代物の様子で彫り物が立派でした。

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では、狛犬さんのご紹介です。
台座には天保四年(1833)までは読めましたが・・・。
その下のブロックの台座には昭和三十三年の銘もありましたが、狛犬さんと材質が一緒の台座の天保四年の生まれかと思われます。

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では、阿形から。

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なかなか味わい深い狛犬さんに遊んでもらって、

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神領山方面の道を探索したり、景色を眺めたり十分に楽しんで下山でした。

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下界の綺麗なモモの花は、ハイキングレポをご参照ください。
と言いつつ、1枚だけ。
蜂城山登山口=蜂城天満宮参道入り口から。

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参道=登山道には案外と早春の花も咲いていて楽しめましたし、何とも味わいのあるトボケた?お顔の狛犬さんにお会い出来ました。
餌に喰い付いて、本当に良かった!


取材した多くの狛犬写真があります、
カル2の狛犬さん写真集は、こちらです。
ご覧いただけると嬉しいです。


・ちょい遠目の狛犬さん その52は、こちらです。

・ちょい遠目の狛犬さん その54は、こちらです。


狛犬さんレポは、まだまだ続きます。

では、また。

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ご近所の狛犬さん その63

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2015年分・鎌倉市編の第2弾となります。
1月23日、先ずは北鎌倉駅近くの山ノ内から台付近の4社を巡るも狛犬さんは不在でした。
何とも幸先の良い?スタートとなり、神社を探しあぐねたりでやや疲労感が。
しかし、とっても小さなお社の前に可愛い狛犬さんがお住いの事もありますので、分かる限り1社づつ訪れなければなりません。
少しだけ失意の中、深沢方面へと移動でした。
第2弾その1は、深沢小学校の北東方のこちらから。



・御霊(ごれい)神社 (鎌倉市梶原1-12-27)


・祭 神
 鎌倉権五郎景政 (かまくらごんごろうかげまさ)
   平景政とも呼ばれ、平安時代後期の武将、
       相模国鎌倉の領主、後三年の役で右目を
   射たれながらも奮闘した勇将とか

 梶原景時 (かじはらかげとき)
     平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武将。
      鎌倉幕府の御家人。石橋山の戦いで源頼朝を救った
      ことから重用され侍所所司、厩別当となる。
   源義経と対立し頼朝に讒言して死に追いやった「大悪人」
      と古くから評せられている。

・由 緒
 建久元年(1190)梶原平三景時、景政公の霊を祀り御霊社とした後、景時を合祀した。
 「相模風土記」には権五郎景政公天ぷの像と伝える木像二体と景時の木造を置き、等覚寺持とある。 
                       神社庁資料より

社頭の案内板です。

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参道入り口の社号標。
左隣は、深沢小学校。反対側に庚申塔が3基。

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参道を進み石灯籠の台座の狛犬さんにご挨拶。
更に進むと、舞殿と思われる建物の前に狛犬さんが。
ご紹介は、後ほど。

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更に石段を登りまして、本殿へ。

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意外に前庭は狭く、かなり小さめの質素な本殿でした。

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お参り後、深沢の街並みを眺めながら舞殿前へ。

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では、狛犬さんのご紹介です。年令は不明でした。
後日調べましたところ、明治三十七年(1904)十月生まれで、日露戦争の凱旋記念に奉納された。とか。
阿形に2匹、吽形に1匹の子獅子が戯れていました。

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舞殿とみられる建物の右手には、石塔や苔むした五輪塔、石碑などが在りました。
青面金剛刻像塔(天和二年:1682十◎月吉日の彫り)
(鎌倉権五郎景政供養塔と言い伝えられているそうな)

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割合に広い舞殿前庭の眺め。

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境内では猫の子一匹出逢わず、とっても静かにお参りが出来ました。
こちらでも、粋に牡丹を咥えた狛i犬さんにお会い出来ました。
続きまして、ほんの少し北東方に在りますこちらへ。
参道からではなく裏道から訪れましたので、写真が少ないです。まあ、狛犬さん不在社ですので・・・。



・駒形神社 (鎌倉市寺分1-10-12)


・祭 神 駒形大神 ( こまがたのおおかみ) 他、6神

・由 緒
 寺分の鎮守。治承年間(1177~1181)の創建。邇々芸命(ににぎのみこと)を祀ると伝えられ、農業の守護神として崇敬が篤く、大庭影親の所領にして、大庭氏天候不順の折は、時折代参を派遣して水害旱魃の災なからんことを祈願したと伝えられている。  神社庁資料より


こちらは狛犬さん不在社でしたが、庚申供養塔の顔形が好きになりましたので、少しだけご紹介。

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お社の左手のやぐらの中に、文政九年(1826)正月吉日と彫りのある庚申供養塔が祀られていました。

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何ともふくよかな良いお顔をされていました。
日差しの加減で彫りがあまり良く見えませんので2枚。

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すぐ上の斜面の傍らに。
明治四年(1871)三月造立の彫り。

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狛犬さんは不在なれど、良いお顔立ちの庚申塔に出合えましてホッコリとした気分で狛犬さん詣で続行でした。
御霊神社前へ戻りまして大仏方面へ。
笛田の嶋神社へと向かいました。


近所の狛犬さんシリーズは、まだまだ続きます。


狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
ご近所の狛犬さんは、まだまだ続きます。


・ご近所の狛犬さん その62は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その64は、こちらです。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。

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