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2015年5月

ちょい遠目の狛犬さん その51

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一連の東松山市編、第5弾・最終となります。
上岡馬頭観音秋葉神社、鷲神社鷺大神社、利仁神社八幡神社 と巡り、八幡神社から254号線・東松山バイパスに入り西走、東松山ICを過ぎ1㌔少々で石橋の交差点を左折、唐子中央公園を目指しました。
で、中央公園の南側に在りますこちらへ。



・唐子(からこ)神社 (東松山市唐子995)

・祭 神、由 緒

資料が入手できませんで、Web検索によりますと

 創建は応永十八年(1411)九月十八日の事で、領主左兵衛佐藤原重時が秩父郡の椋神社の分霊を地内の字坂東に奉斎し白髭大明神と称した。
 いつの頃にか、諏訪神社と八幡神社を合祀したとも。
  氏子からは「お諏訪様」近隣の村々からは「唐子のお諏訪様」の名称で呼ばれている。

との事でした。

で、白髭大明神ですと、祭神は猿田彦神(さるたひこのかみ)と思われます。
そして、建御名方神(たけみなかたのかみ)、八坂刀売命(やさかとめのみこと)や応神天皇(誉田別命)も祭神として祀られているのかも知れませんが・・・。


参道脇に下唐子公会堂があり、参道との間に阿夫利神社御神燈や辯才天が祀られていました。
参道を進み石段を登り、一の鳥居から二の鳥居へ。

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石段を登り切りますと、狛犬さんがお待ちかね。
先ずは、お参りから。

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こちらのお社の屋根上にも、飛び狛の飾り留蓋が。

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石段の際まで戻り、狛犬さんにご挨拶。
阿の台座に昭和四年(1929)七月二十五日建立、吽の方に昭和三年(1928)九月十二日・唐子橋渡初記念の彫が在りました。

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拝殿の裏手・本殿は、少し変わった造りでした。

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その左手に境内社。

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一社は稲荷社の様でしたが、他は皆目・・・。

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小広い境内の片隅に手水舎が。手水鉢に明治四十三年七月の彫が在りましたが、二行目の下部二文字や三行目はなんて読むのでしょうか?

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そして、これは祭事用品などの蔵でしょうか?

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そんな疑問を胸に石段を降りる途中に案内板が。
下唐子獅子舞(市指定無形民俗文化財)で、武田信玄の家臣馬場美濃守の子孫が、今から二百数十年前この地に転在して白髭大明神を祭り、獅子舞を奉納したのが始まりと伝えられている。との事です。

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更に石段を降りますと、空から何やら落ちて来て”コ~~~ン”とあちこちで音がしていました。
視まわしますと、こんな物が無数に落ちていました。
提灯の様な形で、振るとカラコロと音が聞こえます。
如何やらムクロジの様ですね。無患子ならお正月の羽根つきの羽根の先の珠ですからお目出度いものです。

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周囲の木々を眺めてみますと、在りました!

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神様が”良く来たね”と、ご褒美として御下賜下されたのに違いないでしょう!
ありがたくお受けさせて頂いて、少しだけ持ち帰りましたとさ。
とってもホッコリとした暖かな気持ちになったところで、東松山市の狛駒さん?と狛犬さん詣での旅は終了となりました。

少し遅い昼食を済ませ、心もお腹もいっぱいになり東松山ICから帰途に着きました。


5回に渡る東松山市の狛犬さんは、これにて終了。
次回は、今熊神社、八坂神社を予定しています。
お楽しみに!


おまけ

利仁神社唐子神社の狛犬さんがとっても良く似ていたので、並べてご紹介します。
上が利仁神社、下が唐子神社です。
残念ながら利仁神社の彫りは判読不能でした。
唐子神社は建立年月日がやっとで、石工さんの名前までは・・・。
でも、多分同じ方の造りではないかと思って居ます。
・阿形

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・吽形

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何とも良い顔立ちなので、並べてのご紹介でした。


取材した多くの狛犬写真があります、
カル2の狛犬さん写真集は、こちらです。
ご覧いただけると嬉しいです。


・ちょい遠目の狛犬さん その50は、こちらです。

・ちょい遠目の狛犬さん その52は、こちら です。


狛犬さんレポは、まだまだ続きます。

では、また。

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ご近所の狛犬さん その60

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鎌倉市の厳島神社熊野神社、栄区の青木神社 を巡り、更に数社の不在社を経て同じく栄区の公田町に在りますこちらへ。
近くの公田(くでん)団地は住宅公団の頃に一時住んでいたことが在り、懐かしい地域です。



・神明宮 (横浜市栄区公田町445-6)

・祭 神
   天照大神 (あまてらすおおみかみ)
   大山祇命 (おおやまつみのみこと)
   建御名方神 (たけみなかたのかみ)
   菅原道真 (すがわらのみちざね)
   鎌倉権五郎景政 (かまくらごんごろうかげまさ)
   梵天神 (ぼんてんしん)

・由 緒
 創立年代は不詳であるが、古くから公田、桂の鎮守として村民の崇敬を聚めて来た。
 現存する棟札により、貞享三年(1686)、正徳六年(1716)、天明八年(1788)、天保九年(1838)に夫々社殿が改築されたことが分かる。
 大正三年(1914)に村内の日枝社、諏訪社、天神社、御霊社、梵殿内を合祀した。
 旧社地は公田町429番地であったが、周辺の大規模開発により昭和四十七年(1972)九月現在地に移転し、新社殿を造営して遷座祭を斎行した。  神社庁資料より


主祭神は、神明宮ですので天照大神
多くの神社を合祀したので副祭神が多く、久しぶりに梵天神の文字が現れました。
梵天神とは、仏教の守護神である天部の一柱、古代インド神ブラフマーとの事です。

少しだけ高台となっており、坂道を登り参道へ。

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コンクリート製のお社でした。

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拝殿前の鳥居脇に、年令不明の狛犬さんがお待ちかね。

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やっぱり、男の神様が主祭神なのですね。

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狛犬さんの右手に、境内社と思われる赤い鳥居が。

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近付いてみますと、大きめの立派な石祠と「龍護神」の案内板?がありました。

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その右手には、文久三年(1863)正月吉日の彫りのある石灯籠が1対と年代不明の手水鉢が。

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更に右手には、年代不明の古い庚申塔などが。

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拝殿前に戻る際にパチリ。
こちらが「おしゃもじさま」と呼ばれるお社でしょうか?

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一旦拝殿前に戻り、更にお社の右手奥に。
そこには、多くの石塔などが並んでいました。

庚申塔の碑や記念碑。

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国常立尊御嶽大神・八海山神社・三笠山神社の碑。
右手に長崎大明神、左手に普覚行者の碑も。

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合祀された神社からも移設されたのでしょうが、やや狭い境内に濃縮されて祀られている感じでした。

神明宮をお参り後、環状4号線に戻りほんの少し西走。
鎌倉女子大高等部の西側の五社稲荷神社へ。
鎌倉市に再突入。
と言っても、市境付近をうろうろしただけでしたが。

今回も、短めで。
ご近所の狛犬さんシリーズは、まだまだ続きます。


狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
ご近所の狛犬さんは、まだまだ続きます。


・ご近所の狛犬さん その59は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その61は、こちらです。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。

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今年も、初夏の贈り物が! 2015.05.18.

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今年も綺麗な初夏の贈り物が届きました。

”今年は、出来が今一で・・・”との事でした。
確かに昨年は花が大きく色もとても綺麗でした。
が、昨年に勝るとも劣らない綺麗さ。
昨年よりも数日、数年前よりも10日ほど早い贈り物。
今年は野山の花々も開花が早い様で、温暖化の関係もあるのでしょうか?

初夏の贈り物が、笑顔と共に届きました。
とっても嬉しかったので、笑顔のお返し。
 ↑笑顔のお返しだけでお終いかい?”
っていうお言葉が、どこやらからか?

カンパニュラ。小さな鐘という意味で、和名は風鈴草と言うそうですね。
今日は少し蒸し暑い日です。
気持ちが良い風に揺れる風鈴草を思いながらでした。


では、また。

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