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ご近所の狛犬さん その57

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ご近所の狛犬さんは、2013年7月取材分から大ジャンプをしまして、一挙に2015年分・鎌倉市編(含横浜市栄区分)となります。
1月16日、鎌倉街道の横須賀線・第二鎌倉道踏切から北西方向200m程のこちらからスタートでした。



・厳島神社 (鎌倉市小袋谷2-13-21)


・祭 神
  市杵島姫命  (いちきしまひめのみこと)
    :素戔男尊(すさのおのみこと)の御子神
  弟橘媛命  (おとたちばなひめのみこと)
    :日本武尊の妻
  応神天皇  (おうじんてんのう)
    :品陀和氣命・誉田別命(ほんだわけのみこと

・由 緒
 「相模風土記」には村持と見え、古くより弁天さまと称して村の鎮守であった。現在は村内の吾妻社、八幡社を合祀している。
 明治六年に村社に列す。同二十二年、横須賀線の開通に伴い、小袋谷公会堂の所に遷し、近くにあった吾妻社と並べて奉齋した。又、成福寺境内の裏山には古くより八幡社があり、鎮守神として成福寺が祀っていたが、後に村持となった。これらの三社は毎年順に祭祀を続けていた。
 関東大震災によって三社は倒壊し、八幡社の所へ弁天さまを再建、他二社を合祀した。 神社庁資料などより


市杵島姫命は弁財天と同一視されていますね。明治初頭の神仏分離令により、多くの弁財天が厳島神社と改められた様です。
祭神の組み合わせが珍しい感じがしました。

とまあ、能書きはこれ位で。
成福寺の背後に在ります高台(通称:亀甲山)に在りました。
先ずは、二の鳥居から。

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狛犬さんのご紹介は後程としまして、先ずは拝殿へ。
参道はすぐに右に折れ、お社の正面へ。

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鳥居に戻りまして、昭和十一年(1936)十一月吉日生まれの狛犬さんをご紹介。

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で、次の写真は、覆面をしてこれから銀行にでもご出張する様な雰囲気?まさかね。

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それを聞いて、笑っている狛犬さん?

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お正月だからか?いつもなのか?お洒落な赤い寒さ避けを懸けててもらっていました。
拝殿の屋根には、こちらでも狛犬さんの留飾り蓋が。

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勿論、木鼻にもね。

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案外と広い感じの境内には、年代は判りませんがかなり古めの手水鉢や石祠が。

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地元の方に”富士山が観られるよ!”と境内の片隅にご案内頂きました。

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今回見落としてしまいました寛文十年(1670)の彫りの残ります庚申塔、次回の宿題としました。
※ 阿弥陀三尊の種子を塔に付けた庚申塔としては、
   鎌倉では最古とか。



1月16日分の第1弾は、ちょいと短めで。
ご近所の狛犬さんシリーズは、まだまだ続きます。


狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
ご近所の狛犬さんは、まだまだ続きます。


・ご近所の狛犬さん その56は、 こちらです。

・ご近所の狛犬さん その58は、 こちらです。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。

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