ご近所の狛犬さん その56
2013年取材分の第3弾その3で、最終となります。
前回の太神宮から北東方向へ2㌔ほど移動。
国道1号線・横浜新道の川上ICの北方向200m程の
横浜新道西側沿いに在ります。
・熊野神社 (横浜市戸塚区川上318)
・祭 神
伊弉那岐命 (いざなぎのみこと)
伊弉那美命 (いざなみのみこと)
・由 緒
天長六年(829)九月二十九日、川上村後山田字番匠給に地域住民の守護神として創建された。
現在の熊野神社は明治二十九年東海道線鉄道の副線が建設されるにあたり境内の一部が鉄道用地となった為、字五反田三百十八番地の共有地の寄付を受けて明治三十年四月十二日に移転した。
この時、字高用坊八百八十四番地にあった五霊大神を合祀した。
拝殿は移転の時に新築され、奥殿及び中宮三体は熊野神社より移転された。
境内には旧熊野神社並に五霊大神境内及び各地に散在していた地神塔道祖神等諸祭神の碑が集められて合祀されている。 社頭の沿革碑より
伊邪那岐命・伊邪那美命は、夫婦婚姻の神・子授安産の神です。ご利益は、恋愛系縁結び・子授け・安産祈願
・厄除開運などとか。納得!
周囲には畑が点在する、少し高台に位置していました。
で改めまして、昭和三十三年(1958)四月吉日生まれの狛犬さんをご紹介。
境内は立木に囲まれているが明るくやや広い感じで、横浜新道や東海道本線が近い割には静かな環境の様でした。
一番右手に、「為造立庚申供養菩薩也 元禄四年(1691)十一月大吉日」と銘のある六手合掌青面金剛像。何と、正面には一猿のみで邪鬼や鶏は彫られていませんでした。(左右に一猿づつ)
その左隣りの六手合掌青面金剛像(元禄七年)は、台座に三猿が。
そして、庚申塚の左奥に双体道祖神(宝暦十三年四月吉日)や「左ハ大山道」と彫りのある地神塔(文政三年)も在りました。
藪蚊がブンブンと寄って来る7月25日の取材もお終い。
横浜市戸塚区分は、一応これにて終了となります。
まだまだ見落とした神社やお寺さんに在住の狛犬さんも居る事でしょう。判明した際には追加をしたいと思っておりますので、皆様ご協力をよろしくお願いします。
そして、ご近所の狛犬さんの2013年分もお終い。
で次回からは、大ジャンプをしまして2015年取材分の
鎌倉市と横浜市栄区の一部となります。
ご期待?の程を!
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
ご近所の狛犬さんは、まだまだ続きます。
・ご近所の狛犬さん その55は、こちら です。
・ご近所の狛犬さん その57は、こちら です。
最後までお付き合い、有難うございました。
では、また。
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