越後の狛犬さん その39
2013.09.30.所用が出来まして柏崎へ。
その前段の、毎度の趣味後編です。
前回の諏訪神社から南東方向・直線距離700mほどのこちらへ。
・物部(もののべ)神社 (柏崎市西山町二田620)
・祭 神
二田天物部命(ふただあまつもののべのみこと)
合祀・物部稚桜命(もののべおさなざくらのみこと)
合祀・建御名方命(たけみなかたのみこと)
合祀・宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)
・由 緒
当社は、崇神天皇の御代に、天香山命(弥彦大明神)に従って、新潟県の出雲崎、尼瀬から上陸してこの地を開拓したとされる二田天物部命をご祭神として祀ったことに始まると伝えられる。
創建当初は、亀岡山頂に鎮座していたが、天仁元年(1108)に、現在地に遷座したとされる。
社伝では、延暦十四年(795)に坂上田村麻呂が祈願し、三島郡を神領に定めたという。延長五年(927)成立の「延喜式」神名帳では、越後国三島郡に「物部神社」と記載されて式内式に列している。その後、院政期の文書では当社は「二田社」として見え、知行国主が二田社神主の補任権を有していた様子が記されている
推古天皇御宇託宣あつて二田亀岡山の中腹に遷
神亀年間(724-29)さらに土生田岡に遷
弘仁年間(810-24)亀岡山の頂に遷座
天仁元年(1108)八月亀岡山の麓、現社地に遷祀
慶長十六年(1611)松平忠輝神領五〇石を寄進
明治四年(1872)十二月村社
明治四十年(1907)若宮神社・諏訪神社を合祀した
大正十二年十一月二十六日県社 越後二の宮
社頭掲示板などより
流石に物部神社、大きな両部鳥居が2基も。
参道の正面に拝殿が見えています。何やらもね。
でも、先ずはお参りから。
お社の彫り物が素晴らしかったのですが、覆いが作られていて残念。
では、拝殿前のこの方のご紹介。
嘉永元年(1848)五月吉日生まれでした。
髪は長いしヘルメットのような耳、かなりユニークなお顔の狛犬さんに出合えて、思わずニヤリと!
喜びつつ帰る参道途中の左手に、「天明義民移霊記念碑」や「天明義民を偲ぶ」の案内板が。
どうやら所用に赴く時間となりまして、良い感じの狛犬さんともお別れでした。
いろいろな形の狛犬さんがいっぱいいますね。
これにて、9月30日.分の狛犬さんはお終いです。
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
写真集は、こちらです。どうぞ、ご覧下さい。
・越後の狛犬さん その38は、こちらです。
・越後の狛犬さん その40は、こちらです。
これからも、是非お立ち寄り下さい。
最後までお付き合い、有難うございました。
では、また。
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