ご近所の狛犬さん その52
2013年取材分の第1弾・第2回となります。
今回も横浜市戸塚区で、平戸白幡神社から北東方向に800m程移動。
東戸塚駅の東方150m付近のこちらへ。
移動途中の眺め。2013.02.24.
・信濃白幡神社 (戸塚区信濃町518-7..)
・祭 神
源義経 (みなもとのよしつね)
天照皇太神 (あまてらすすめおおみかみ)
豊受姫命 (とようけひめのみこと)
・由 緒
康元元年(1256)の創建で、天正三年(1575)・天保十一年(1840)に夫々改築された。
天正十八年(1590)以降当地を知行した新見氏(子孫・正興は幕末の遣米正使)が歴代神社の興隆に力を尽した。(弘化五年・1848鳥居奉建)
大正十二年(1923)の大震災に社殿は倒壊したが、氏子に損傷が無かったので、村の長・金子鉄五郎は「宮柱うちくだけても倒れても氏子に怪我のなきぞ尊き」と献詠し、一同も亦身代りになって下さった鎮守様の修復に尽力し、翌年九月現社殿を完成した。
神社の丘を白旗山と呼び、一帯の小字名となっている。 神社庁資料より
こんもりとした森のある白幡山公園の中にあります。
2007年12月に不審火によって社殿が消失しましたが、地元有志の協力で2012年9月改築されました。
鳥居を潜り、石段を登りますと
境内には、倭建命(やまとたけるのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)の二柱が祀られた境内社や石祠・石塔が。
そして、木花佐久夜比売命(このはなさくやひめのみこと)が祀られている浅間社(右側)や稲荷社も。
時間的な関係で確認する事が出来ませんでしたが、お社の裏手のこんもりとした丘には、元一講の講紋がある富士講碑(嘉永元年)や富士浅間大菩薩碑(文化七年)などの石碑や石塔も多数在るとの事です。
次回には是非とも!と思っています。
改築されましたお社のお参りを済ませ、嘉永二年(1849)三月の彫の在る親柱を眺めながら石段を降り、
咲き誇る梅の花を楽しみつつ、源義経が主祭神の信濃白幡神社を後にしました。
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
・ご近所の狛犬さん その51は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その53は、こちらです。
最後までお付き合い、有難うございました。
では、また。
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