ご近所の狛犬さん その47
横浜市戸塚区編、怒涛の第2弾のその2です。
2012.04.16.第2弾・その1はこちら です。
小雀町の五霊社から北東方向直線距離1㌔程の御嶽山座王大権現を目指しますと、玉泉寺と言うお寺さんの手前に八幡神社の社号表を発見、帰りに寄る事として大権現へ。
御嶽山座王大権現は、残念ながら狛犬さんは不在でした。
で、金井八幡神社へ。
(怒涛の戸塚区編と書きながら、今回も先ずは栄区から)
・金井八幡神社 (栄区金井町辻ノ上1431)
・祭 神 誉田別命(ほむだわけのみこと)
別名:応神天皇(おうじんてんのう)
・由 緒
鎮座地金井村は、もと長尾郷に属し、鶴岡八幡宮の社領であったので、何時の頃か八幡宮を勧請して村の鎮守とせり、と伝う。
新編武蔵国風土記に「八幡宮、村の鎮守とす、村持」とあって古くは八幡宮と称していた事が知られる。
明治六年十二月村社に列格した。 神社庁資料より
一の鳥居と社号表
その石段脇には、元治二年(1865)暮十二月と読める彫りのある立派な石灯籠が。
欄間の龍や向拝柱の唐獅子や獏?、そして脇障子の翁・嫗などの彫り物が立派でした。
では、狛犬さんのご紹介。
大正八年(1919)九月吉日生まれで、中々良いお顔でした。
割合に広めの境内には、横浜市の名木古木に指定されています大きなシイの樹が枝を広げて居ました。
片隅には、稲荷社や何時の頃に建立されたのか?かなり古そうな石祠も祀られていました。
思わぬ所に見つかりました八幡神社、とっても静かな良い雰囲気でした。
竹や木々を渡るそよ風に送られて、先へと進みました。
不在社を挟んで、北北東方向直線距離500m程の熊野神社前交差点へ。
・下郷熊野神社 (戸塚区戸塚町2225)
・祭 神 家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)
別名:熊野坐大神(くまぬにますおおかみ)
別称:素戔嗚尊/須佐之男命
・由 緒
新編相模風土記には享禄年中に村民信心の右衛門と申す者が藤沢の遊行上人に帰依し剃髪して僧侶となり信阿と號す。
後に紀州熊野本宮に詣で熊野大権現を当地に勧請して傍に草庵を結び常念佛修行したのが始めで善男善女の信仰するものが多かった。
昭和五十三年一月神社創建四百五拾周年に当たり氏子総代、世話人等の尽力により昭和五十四年月に社殿完成。氏子代表が熊野本宮へ参詣し御分霊を奉還勧請し四月十五日御遷座した。 境内案内より抜粋
赤い大きな鳥居が目印です。
石段上に在ります狛犬さんは、昭和五十四年(1979)
十二月吉日生まれ。
江戸時代までは神宮寺と呼ばれ、別当を兼ねていた
浄土宗 熊野山西立寺が隣接していました。
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
・ご近所の狛犬さん その46は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その48は、こちら です。
最後までお付き合い、有難うございました。
では、また。
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