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ちょい遠目の狛犬さん その33

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2012年1月6日訪れましたあきる野市。その第2弾です。
ちょい遠目32でご紹介しました養沢神社を後にし2社巡りましたが、養沢神社に合祀された神社でして当然にも狛犬さんは不在。
続いて、乙津の小高い位置に在りますこちらへ。


・高明神社 (あきる野市乙津2123)

・祭 神
 天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)
  [妙見菩薩(みょうけんぼさつ)]
  [北極星] とも表記されます
  古事記で最初に出現する神、造化三神、寿命の神
 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
  婦婚姻の神、子授安産の神
 別の資料では、他に速玉命、泉津事解男命も祀られているとか。

・由 緒
 古くは熊野三社権現と称した。
 創立は不詳であるが、別当光明寺とともに延文年間(1356~1361)に戦火で焼失したという。
 かつて当社は光明山の山頂に鎮座し、参拝は大変な労力を要しました。
 平成三年現在地に遷座し、氏子の皆さんのより身近な氏神様となりました。
 山岳信仰に根差した崇敬の厚い当社は、現在登山者たちの憩いの場ともなっています。  東京都神社庁資料より



半月ほど後の1月18日に.馬頭刈尾根歩いた際に、高明神社跡をお参りしました。(下の3枚の写真)

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御神木でしょうか、太く大きな杉も。

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そして、参道の鳥居も残されていました。

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下山後にお参りを済ませ、休ませて頂いたのがこちらでした。
現在の高明神社は、高明山麓の斜面に築いたコンクリート製地盤上に鎮座していました。

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昭和六十三年(1988)八月十日生まれの狛犬さん。

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直ぐ傍の馬頭刈尾根の登山口の様子を見に行きますと、涸れた沢の水溜りで何やら動く物が。
良く見ますと、狭い水溜りに大小数匹の鱒でしょうか?
生簀代わりの様子でした。
きっと、後日食べられちゃうのでしょうね。

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続いて、更に少し南下してこちらへ。
幹周りでは高尾山の飯盛杉が東京都では最大と言われていますが、それ上回ると言われている御神木の杉が有名?です。


・五柱神社(あきる野市養沢字寺岡1392)
 (いつはしら)

・祭 神
 久々能智命(くくのちのみこと) 木の神
 火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ) 火の
 埴安姫神(はにやすひめのかみ)
   土の神、田畑土壌の神、地鎮祭の神
 金山毘古神(かなやまひこのかみ) 鉱山の神
 弥都波比売神(みづはのめのかみ)
  罔象女神とも表記され、水の神

・由 緒
 不明です。    あきる野市の資料より

祭神名を見ると”なるほどね!”ですね。
生活して行く上に必要な神々を手厚くお祀りされていたのですね。


寺岡の集落からは、一段と大きな杉の樹が目立ちました。

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先ずは、こちらから。

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本命の狛犬さんは、不在社でした。
で、大杉のご紹介。
あきる野市の調べでは、樹齢400年以上・樹高30m以上、幹周りは8.5mとの事です。
細身???のカル2と比べると分かりますかね。

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とにかく、太くて大きく立派でした。

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あきる野市の天然記念物に指定されています大杉が聳え立つ五柱神社を後にし、5~600m東方の201号線沿いに在るこちらへ。


・大戸里(おおとり)神社(あきる野市乙津94)
  大鳥(鷲)神社、俗称「おとり様」

・祭 神
 天日鷲命(あめのひわしのみこと)
   紡績業・製紙業の神
 天穂日命(あめのほひのみこと)
   農業神、稲穂の神、養蚕の神、木綿の神、産業の神

・由 緒
 旧鷲宮大明神と称し創立年代不詳。
 水垣の宮天皇の四十八年に社を建立、神を祭り麻穀を植え織物をする。
 明徳三年天穂日命と合祀し修築。
 永禄五年三成五月八王子城主北条氏照祈願の為石灯籠納める。
 享保二十年社殿炎上、社記・古文書・宝物等焼失。
 延享元年九月社殿建築。  東京都神社庁資料より


201号線から、かなりの年代を経た石段を登りました。
(拝殿の裏側には車用の道もあり)

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石段を登った先の境内は、鬱蒼と茂る社叢林の色が濃く、少し暗い感じでした。とピンボケの予防線を

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大正二年(1913)九月生まれの狛犬さんで、向かって右が吽形・左が阿形。
石工さんは八王子町、以下判読不明。
尻尾の形が藤沢市北部で出会った狛犬さんと同じ様な感じで、若しかしたら同門下の方かも知れませんね。

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社殿の前には、文政九年(1826)春三月の彫が在る1対の石灯籠が。

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その左手には、稲荷社や庚申塔などが祀られていました。

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あきる野市方面の狛犬さん その2は、
これにておしまい。
ちょい遠目の狛犬さんは、未だま~だ続きます!
乞う、ご期待!なんちゃって。


取材した多くの狛犬写真があります、
カル2の狛犬さん写真集は、こちらです。
ご覧いただけると嬉しいです。


・ちょい遠目の狛犬さん その32は、こちらです。

・ちょい遠目の狛犬さん その34は、こちらです。


狛犬さんレポは、まだまだ続きます。

では、また。

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