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ちょい遠目の狛犬さん その29

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またまた、狛犬さんレポの間隔が・・・。
今年もかなり暑い日が続いたし、ちょいとヤボ用が多くて、狛犬さんは置いてきぼり。
ホルダの中で、早く出せ!と更に怒っている様です。
だいぶ涼しくなって来ましたので、狛犬さんもオットリとお出ましです。
で、前回の平塚八幡宮からの移動となります。
そのちょい遠目の狛犬さん28は、こちらです。

平塚駅前の国道沿いの大きな平塚八幡宮をお参り、
若干時間がありますので北東方向へと進路を変更。
相模国府祭(さがみこうのまち)の六神社の残り2社のうちのこちらへ。



・前鳥(さきとり)神社 (平塚市四之宮4-14)


・祭 神 
    菟道稚郎子命 (うじのわきいらつこのみこと)
      学徳の神様
    大山咋命 (おおやまくいのみこと)
            活動と福禄の神様

    日本武尊  (やまとたけるのみこと)
            安全守護の神様

・由 緒
 神社名の「さきとり」は平安以前の古い地名で、相模川河原に接する自然堤防の南端で、地形名から起こったと言われています。
奈良時代の天平7(735)年の『相模國封戸租交易帳」には「大住郡埼取郷」として記載されています。
この「さきとり」の地に奈良時代以前、畿内から御祭神を「氏の上」とする氏人が移り住み、遺徳を偲び、清浄な地にお祀りしたのが「さきとり」神社と考えられます。  延喜年間(901~923)に編纂された『延喜式』という法制書の中で全国の著名な神社が収録されている神名帳に、当神社は「前鳥神社」と記され、相模国の十三座のひとつとして登載されています。また、四之宮の称は、養老年間(717~724)の相模国の国府祭が始まったとされる頃に生じ、平安時代には四之宮郷として通称されるようになりました。
 鎌倉時代には幕府の崇敬を受け、建久3(1192)年8月、源頼朝公夫人政子の安産祈願にあたり神馬の奉献があり、建暦2(1212)年に幕府は当社を将軍家祈祷所と定めました。近世に入ると、関東八カ国の領主となった徳川家康公は天正19(1591)年11月、当社に武運長久祈願のために朱印地十石を寄進、あわせて社地二千百余坪を除地として加護しました。   

     前鳥神社HPより。 
詳細は、HPへどうぞ。


こちらも広い境内で、駐車場から少し移動。
表参道の石の鳥居と狛犬さん。

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昭和五十七年(1982)十一月二十三日生まれでした。

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鳥居の右手には、鐘楼や忠魂碑、そして宝篋印塔などが。
鐘楼の周囲では、子供たちが楽しそうに遊んでいました。鐘楼の後ろには「さきとり幼稚園」も併設されています。

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石の鳥居を潜り参道を拝殿へ。

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拝殿手前の左手(西方)に、脇参道の赤い鳥居が目に入りましたのでそちらへ。

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昭和五十七年(1982)八月吉日生まれでした。

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阿像後ろの寛政六年(1794)十一月の彫のある社号標。

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赤い鳥居を潜り直して拝殿へと向かいますと、左手に境内末社と思われる2つの小さなお社が。
神社の記録には境内社が数社あるとの事ですが、社名は不明です。

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稲荷社右隣の社の前に、昭和十六年(1941)四月吉日とあるこちらが。

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セメント製のような感じのする、金目の名残のある狛犬さんでした。
寄り道が多く時間が掛かってしまいましたが、どうにか拝殿へと辿り着きましてお参り。

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拝殿を背に参道を眺めますと、最初の石の鳥居が見えていました。

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時季により、茅の輪も潜られるとか。
その参道を少し戻りますと、 ”おお~ぃ、こっちだよ~ぉ!”の声が?
声がする方を見ますと・・・、祖霊社の狛犬さんが。
来た時には、工事用天幕の陰で見えませんでした。

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鎮守の森の木立の下で少し暗く、天幕にも邪魔されて条件が・・・。と、ピンボケの言い訳でやんす。
大正七年(1918)九月二十八日建立、昭和五十七年十月吉日表参道より移転修理。との彫がありました。
脇参道の赤鳥居下の狛犬さんの台座には「共有解散記念」ともありましたので、昭和五十七年に一大行事?があった様ですね。

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鬱蒼と茂る樹々を眺めながら参道を戻ると、こんな案内板がありました。

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平塚八景・森の前鳥神社との事。どおりで、7月なのに狛犬さんが涼しそうな顔を見せて居る訳ですね。

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足元には、こんな可愛い花も。
まあ、暑さに強い花でもありますがね。

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と、こんな感じで2010年7月13日の中井の蓮と狛犬さんを訪ねての旅?は終了となります。
間が長~~~くなってしまいました狛犬さんレポ、お付き合い戴きありがとうございました。
相模国府祭(さがみこうのまち)の六神社は1社・伊勢原市の比々多神社を残して、次回は甲州市の神社をご紹介予定です。
少々お待ち下さい。


取材した多くの狛犬写真があります、
カル2の狛犬さん写真集は、こちらです。
ご覧いただけると嬉しいです。



・ちょい遠目の狛犬さん その28は、こちらです。

・ちょい遠目の狛犬さん その30は、こちらです。



シリーズは、まだまだ続きます。

では、また。

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