ご近所の狛犬さん その38
いよいよ!と言いますか、取り合えず、藤沢市編の
仮〆です。
Aさんから”こちらにも見つかったよ!”とのご連絡を頂いて早速の取材。
そして、三対が追加となりました。
Aさん、本当に有難うございました。
皆様、是非とも”こんな所で出会ったよ!”とご連絡頂けると、大変嬉しいです。
もちろん、既出でも構いませんので、どうぞよろしくお願い致します。
で、前回のご近所さん その37は、こちらです。
今回は、駅前が新たに整備されましたJR辻堂駅から程近いこちらからです。
・本立寺(藤沢市辻堂神台2-2)
宝光山と号し日蓮宗のお寺で、本尊は十界曼陀羅(一塔両尊)です。
開山は日榮上人で、静岡県清水市興津に文禄元年(1592)に創設され、大正十三年(1924)九月三日、日佛法尼日顕上人に依り当地に移転し寺号を継承した。 山門脇案内板より
山門を潜ると、直ぐに1対の狛犬さんがお出迎え。
まずはお参りですよね。
しか~し、本堂前にも小柄ながら何とも不思議な狛犬さんが。
でも、やっぱりお参りですよね。
本堂の額には、「開運大宝光天子」と。
宝光天子は、法華経での呼び名。仏法を守護する十二天の一であり
三光天子の一で、太陽を神格化したもの。日宮天子・放光天子ともいう。
お参りを済ませたので次へ、と言う訳には参りませぬ。
山門傍へ戻り、この方たちをパチリ!
台座が新しく造られた、年令不明の狛犬さん。
非常に不思議な形の狛犬さんでした。
続いて本堂前の、こちらも何とも不思議な組み合わせ?の狛犬さんです。
怖い顔をした?狛犬さんと芭蕉扇を持ったお地蔵様?が寄り添っているのでしょうか?
2対とも初めて出逢えた形の狛犬さんです。
大正十三年にお寺さんが開設された時からの長い月日の中で、近郷近在からいろいろな石碑や像などが預けられ、由緒由来がはっきりしない物が沢山あるとか。
ビルの立ち並ぶ谷間になってしまった境内でした。
石灯籠には、人の顔が浮き彫りされていました。
ほっこりとした気持ちで、次は前回にご紹介しました
獺郷(おそごう)へ。
・東陽院 (藤沢市獺郷1589)
永正年間(1504~1520)に僧忠室宗孝により開基された曹洞宗の寺院で、岩谷山と号します。かつては小田原市にある久野総世寺(くのそうせいじ)の末寺で、茅ヶ崎市芹沢の善谷寺、行ヶ谷の宝蔵寺を末寺に従えた小本山であったと言われています。以前は近くの「丸山」にあったとされています。
本尊は釈迦。須弥壇左側の阿弥陀如来は東陽院の守護神と伝えられています。ふるさと御所見より
詳細は、下の案内板をご覧下さい。
山門を潜ると、正面にやはり鉄筋造りの本堂が。
参道左手に石祠一つと木造祠二つの祠がありました。
その石祠の側面に、昭和二十七年(1952)四月吉祥日の彫りも見えました。
昭和二十七年(1952)四月吉祥日生まれと
思われます狛犬さんです。
少し傷みが見えるのが何とも残念。
なんとも良い雰囲気を醸し出しているお顔ですね。
Aさんのお陰で今日は十二分に和ませて頂きました。
で、境内からは富士山や丹沢の山並みが良く見えていました。
本来なら今日の上天気の下、山遊びを予定していたのですが・・・。
でも、気持ち的には本当にほっこりでした。
今回は多くの珍しい狛犬さんに出逢えまして、写真の枚数が多くなってしまいました。
で取り合えず、藤沢市編は一度仮〆となります。
しか~し、ご近所の狛犬さんシリーズは、まだまだ続きます!
次回は横浜市戸塚区の狛犬さんの予定です。
お楽しみに!
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。
・ご近所の狛犬さん その37は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その39は、こちらです。
長々とお付き合い、有難うございました。
では、また。
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