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越後の狛犬さん その21

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怖~ぁ! 翼が生えているから、天(使)狛犬なのか?
獅子山から突き落とされて悲しかった事でしょう。

でも、
”ぼく、頑張って登りきるよ!”と、言っている様な?



東北関東大震災・長野県北部地震に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

少しでも早く暖かな生活が出来ますように。



少しづつ、レポを作り始めています。
このレポは、震災前に出来ていましたので、少し加筆してアップしました。
表現が不適切なところがあるかも知れませんがご容赦のほどを。

昨年3月26日の狛犬さん詣で、その3です。

その2は、こちらです。

春日神社の少し?メタボチックな狛犬さんとお別れをして、北西方向250mほどのこちらへ。
この付近は中越沖地震の被害が激しかった地帯でもありますが、神社は綺麗に修復されていました。
並々ならぬご苦労があった事と思われます。




・稲荷神社(柏崎市桜木町26)



社号標には、悪田稲荷神社とありました。
地震により社殿も甚大な被害に遭い、玉垣は総崩れ。
お社はかなり被災、まともに建っていたのは獅子山やライオン像くらいだったとの事でした。



・祭 神  倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
                (稲荷神社の祭神)
      大年神(おおとしがみ)
       (倉稲魂命の兄)
      御年神(みとしのかみ、おとしのかみ)
       (大年神の子、穀物の豊作をもたらす神)
         (と言われていますね)

・由 緒
 天和三年(1683)の勧請。旧悪田村の鎮守。
  との事ですが、詳細は不明です。



玉垣も綺麗に修復されていました。

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参道の両側には、狛狐さんや狛犬さんが。

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拝殿内を覗いてみると、1対の獅子頭が。

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先ずは、明治十三年(1880)三月生まれの狛狐さんからご紹介。

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子キツネちゃんが、安心しきって甘えています。
こんな平和な世の中に早く戻れますように!

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そして、昭和八年(1933)四月生まれの狛犬さんです。
怖っ!でも、チョイと愛嬌のある顔かな?

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彼の地、越後の彫刻師・小川由廣のライオン像です。
昭和十七年(1942)四月十五日奉納との事です。

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小広い境内には大きな木も残されており、古い扁額や石塔も祀られていました。

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そうそう、手水鉢には嘉永三年(1850)春の彫りがありました。

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で、先ほどからチラチラと見えています獅子山のご紹介をします。
参道に入ると、直ぐ右手にライオン像
参道の左手に獅子山がありました。

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この獅子山の住人さんのご紹介のために写真の枚数が・・・。
獅子山のプレートには、
奉納 昭和十五年四月吉日 彫刻師小川由太郎
の彫りがありました。ライオンの彫刻師・小川由廣師のお弟子さんでしょうか?それとも、ご家族なのでしょうか?
        ※ 写真は全て大きくなります。 クリックを!



前置きは、これくらいで。では、ぼちぼちと。! 

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沢山の狛犬さん?が。なにやら翼も見えています。
ほらね、近くに寄って見るとこんな感じです。

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翼があるならエンジェルですよね。
しか~し、怖い顔ですよね~ぇ!

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そして、子獅子を踏みつけているのも。
子獅子は、”やだ、やだよ!”と抵抗している様子?
それとも両足を使ってじゃれているのか?

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こんな風なのも。(子獅子の足が可愛い!

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オチビさんたちは、親狛犬に遊んでもらっているのでしょうか?
そして獅子の谷のお話通りに、千尋の谷に真っ逆さまに突き落とされた?様な子も。
地震の影響ではありませんって!

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で、怒りながら?這い上がっている子も。
”ぼく、負けないよ。しっかりと元に戻るから!”
と、言っている様ですよね。 ガンバ!
しかし、ヤッパリ子供も怖い顔でした。

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そして、こんな子たちも。

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そうそう、子獅子の肉球はこんな感じでした。

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親子どちらにしても、とても天子には程遠い様な・・・。

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社号標にもありましたが、名前(悪田稲荷神社)の通りに人相狛相?の良すぎる皆さんでした。

前段の春日神社のメタボ?さんを初め、こんな良い顔をされたエンジェルにお逢い出来るとは、想像だにしていませんでした。
幸せを運んでくれる、素晴らしいエンジェルさんのご紹介でした。
結果、ご紹介の写真が多くなってしまいました。

次回からは、通常の三社ほどのご紹介に戻ります。

その3は、これで終了となります。


越後の狛犬さんシリーズもまだまだ続きます。
いろいろと面白い方々が登場します。
お楽しみに!



狛犬の写真は、
カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。  

写真集は、こちらです。

どうぞ、ご覧下さい。




・越後の狛犬さん その20は、こちらです。

・越後の狛犬さん その22は、こちらです。



越後の狛犬さんシリーズも、まだまだ続きます。

これからも、是非お立ち寄り下さい。

では、また。

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