越後の狛犬さん その19
ちょい遠目の狛犬さんシリーズは一旦お休み、越後シリーズの再開です。
越後の狛犬さん その18は、こちらです。
昨年3月26日の狛犬さん詣でのレポです。
柏崎の朝は、霙が降って居ました。
そんな中、柏崎ICから信越本線・安田駅の駐車場へ。
駅前の国道252号線を渡り、直ぐ左手のこちらへ。
・安田神社(柏崎市安田1772)
・祭 神 健御名方命(たけみなかたのみこと)
・由 緒
祭神が健御名方命との事で諏訪神社の関係かと思われますが、祭神と共に詳細は不明です。
国道沿いに鳥居があり、以前から気になっていた神社です。
霙が降りしきる境内へ。
拝殿の内部を覗いてみました
寒い中出迎えてくれた狛犬さんは、大正三年(1914)九月生まれでした。
結構広い境内には、安政四年(1857)の彫りのある石灯籠が1対。
その石灯籠には、兎と亀の浮き彫りが。
お参りを済ませ、北東方向の神社に向かいましたが狛犬さんは不在で、更に今度は東方向へ。
信越本線・北条駅前を通り、越後広田駅の東方600m付近のこちらへ。
・広田神社(柏崎市大広田962)
狭い道の路肩に駐車して、サクッとお参りでした。
・祭 神 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
大山積命(おおやまつみのみこと)
・由 緒
もと赤城社と称したといい、旧大広田村の産土神である。創立年は不詳。
永禄年間(1558-69)に群馬の赤城明神神社から大己貴命と豊城入彦命を勧請した。
明治四十二年(1909)に、村内の別の場所に鎮座した神明社十二社合殿(天照大御神,大山積命)を合併した。
HP新潟県神社探訪さんより転載させて頂きました。
お寺さん・密蔵院横の細い道を進むと、赤い両部鳥居が目に入りました。
石段を登ると狛犬さんのお出迎え。
その左手に拝殿がありました。
狛犬さんは昭和十二年(1937)九月十日生まれで、阿像には出征紀念の文字も彫られていました。
境内はとっても狭く、創立の頃と同じなのでしょうか?お隣にお墓が見えていました。
お参りを済ませて霙もやんだ広田を後にして、柏崎小国線を一路柏崎駅方面へ。
畔屋トンネルを過ぎると、カルディナが”アレッ!”と。
何か良い物を見つけてくれたようでした。
少し戻ってみますと!
(場所は、多分トンネルを過ぎて下り坂の途中と思います。道路の右手の林道?の入口です。)
おや、こちらに疎開中でしたか?
・疎開地の狛犬さん(柏崎市畔屋)
林道風の道の入口に、置かれていました。
奥には、墓標のような物(未確認です)もありましたので、震災に遭われたお寺さんの狛犬さんたちが復旧までこの地に疎開しているのかも知れません。
年令などは不明です。
真新しい綺麗な台座に安置されていました。
”早くもとの位置に戻れます様に!”と声を掛けて柏崎駅方面へと向かいました。
これで、3月26日のレポ第1弾は終了です。
続いて、近い位置に在る4社に続けてお邪魔しましたので、そちらが第2弾となります。
いろいろと面白いのが登場します。お楽しみに!
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
写真集は、こちらです。
どうぞ、ご覧下さい。
・越後の狛犬さん その18は、こちらです。
・越後の狛犬さん その20は、こちらです。
越後の狛犬さんシリーズも、まだまだ続きます。
これからも、是非お立ち寄り下さい。
では、また。
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