ご近所の狛犬さん その21
ご近所の狛犬さんその20から月日が少し飛んだ、11月初めの事です。
前段に、葉山町・熊野神社のお参りをしました。
そのレポは、こちらです。(最下段です)
で、日曜日ですが江の島に移動でした。
前回はお正月の3日で初詣客が多く、ゆっくりと出来ませんでした。
狛犬さんの写真の不足分を補完したいのと、細かな物も見たいし、お稲荷さんや児玉神社にも寄って来たかったのです。
先ずは、江の島温泉脇から海側に出てみました。
時刻がお昼近いので、やや見通しが・・・。
もち、箱根から富士山と雲&丹沢と雲!
岩本楼本館の手前の路地を入り、石段を登った少し高い所です。
・大崎稲荷大明神(藤沢市江の島2-1)
観光の方は、多分立ち寄らないと思われます。
その昔から江の島で仕事をされている方々の信仰が篤かった事でしょう。
お社の中には、沢山のキツネさんが。
手作り?の狐さんも祀られていました。
境内の片隅には笹や草に隠れて江戸時代のかなり古い石仏も沢山祀られていました。
メインの参道に戻り、江島神社に向かいます。
・江島神社(江の島2ー3)
(神社名には『の』が入りません)
追加の写真を少し撮って来ましたのでご紹介。
・辺津宮の狛犬さんです。
はぁ~い、八坂狛で~す!中津宮さん、どうぞ!
・中津神社です。
はぁ~い、中津宮狛です。どうぞ!
なぁ~に?私を呼んだ?違うの?中津宮の相方さんです。
・奥津宮です。
はぁ~い、奥津宮狛で~す。竜宮さん、ど~ぞ!
・竜宮(わだつみのみや)
なんて言う会話があったら面白いですね。
若しかしたら、実際にあったりして。
だとしたら、チト怖いか?
前回寄り損なった、竜宮の拝殿裏手に回ってみました。
するとこんなのが・・・。
いつの頃の狛犬さんか不明ですが、下半身が残されている様でした。
もう一つの目的が群猿奉賽庚申塔です。
中津宮から奥津宮への『いわや道』の真ん中くらい、羊羹で有名な中村屋さんの傍・奥津宮に向かって左手に在ります。
江戸中期の作だそうで、藤沢市の指定文化財になっています。
太陽と月が上部に描かれ、たくさんのお猿さん(36匹とか)が描かれています。ユーモラスで可愛いです。庚申塔って青面金剛のいかめしい姿と台座に3猿というのが普通ですが、こんな感じのもあるんですよね。
庚申の夜に人が寝ている間、三尺という虫が身体から這い出してその人間の悪行を天帝に告げ、命を短くするという道教の話が庶民の間に広がり、庚申講を開いて朝まで飲み食いしながら「青面金剛」「帝釈天」「猿田彦神」などをお祀りするというものです。特に厳しい決まりはなかったようですが、この夜に出来た子供は泥棒や不具となるということで性交は禁止だったそうです。それから陰陽五行の「金」の日ということで金属を身につけるのもダメだったそうです。庚申講を3年18回続けるとこの庚申塔が建てられたそうです。 藤沢市栞より
と、説明書きが何とも長くなりました。
この後、急な道を進んで岩屋の中の狛犬さんを撮って来ようと思いましたが、他にも行きたい所がありますし、ミニスカートの可愛い方も目に付きませんので向きを変えて、江ノ島内のもう1箇所立ち寄りでした。
・児玉神社(江の島4-3)
勝運の神 ・児玉神社は日露戦争の満州軍総参謀長として勇名が高く文部大臣、内務大臣、台湾総督、南満鉄道経営委員長などの要職を務めた児玉源太郎大将(1853~1906)を祭った神社です。
社殿や神楽殿は台湾の阿里山檜で造られ、神楽殿の前にある狛犬もまた台湾・台北の観音山から切り出した観音石を用いて台湾の名工が製作したもので、昭和5年11月に第13代台湾総督の石塚栄蔵が奉献したとの事です。社頭の案内板より
とにかく台湾との繋がりが深い神社のようですね。
狛犬さんは、台湾製です。
ご多聞に漏れず、とってもリアルでした。
弱足ママさんでしたら、どんなのか想像で出来るでしょうね!
後日、複数の写真を『カル2の狛犬さん写真集』に追加しますので、どうぞご覧になって下さい。
リアルなのも追加します。
そして、江の島関係が多くなりましたので、4-1,2に別ける予定でもおります。
これからもどうぞよろしくお願いします。
江の島関係の追加記事でした。
ご近所さんシリーズも、まだまだ続きます。
・ご近所の狛犬さん その20は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その22は、こちらです。
では、また。
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