越後の狛犬さん その8
お彼岸にお参りした、越後の狛犬さんの続きです。
越後の狛犬さん その7は、こちらです。
こんな怖い顔をして歓迎?してくれた「三島神社」の狛犬さんとお別れをして先に進みます。
そして、こんな笑顔のキツネさんに出逢えました。
・豊洲神社(柏崎市中浜1-8)
・ 祭神 建御名方命(たてみなかたのみこと)
保食神、松平定敬ほか五柱神
・ 由緒 創建時期は不明。
天慶年間(938~946年)に社殿を創設。
当時の領主、松平定敬公の加護の下
安政5年十六菊花紋章を、慶応元年に
正一位の神階を勅許されたとか。
昭和4年火災により社殿消失・再建。
道路を挟んで反対側の「勝願寺さん」の駐車スペースをお借りしてお参りです。
どんな狛犬さんが待っていて?くれるでしょうか・・・。
拝殿に向かって左手にも短い参道がありました。
そちらにも狛犬さんが1対。
明治46年9月生まれでした。
そして、合祀されている「稲荷社」です。
こちらのキツネさんは、笑顔で迎えてくれました。
普通はとっても怖い顔ですよね。
昭和7年生まれでした。月は不明です。
ここまで穏やかな笑顔のキツネさんは初めて!と言っても良いくらいです。
ほんわかと暖かい気持ちで狛さん詣でを続けました。
三大番神の1つの「柏崎番神堂」には、陶製の狛犬さんが居られるとの事でしたが、地震の影響なのか不在でした。
直ぐ近くのこちらにお参りです。
・諏訪神社(柏崎市番神2-4)
祭神・由緒は不明です。
裏から入りまして、社殿の写真を取り損ねました。
拝殿前の文化7年(1810年)生まれの狛犬さんです。
台座に「船中安全」の彫りがありました。
その昔は、船に乗られる方は命がけだったのでしょうね。正面に道中安全ではなく、船中安全の彫りでした。
帰り際、駐車場の傍の茂みにジョウビタキが遊びに来ていました。
これで、越後の狛犬さん その8は終了です。
今回は、笑顔のキツネさんに逢えました。
さて、次はどんなお方に出逢えますか?楽しみです。
という事で、狛犬さんシリーズは続きます!
・越後の狛犬さん その7は、こちらです。
・越後の狛犬さん その9は、こちらです。
最後までご覧いただき、有難うございました。
では、また。
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コメント
ヒサさん、こんばんは~!
独りよがりの狛犬さんの記事、ご覧になっていただいたのですね。
有難うございます。
いろいろな姿形の狛犬さんやキツネさんが居ますね。
楽しくお参りをしています。
あの笑顔のキツネさん、最初は”えぇ~~~!”で、
直ぐに”おや、まぁ!”でした。
キツネさんは大体が怖い顔ですので、本当にほんわかとして来ました。
どなたが、どの様な思いを込めて建立されたのかな?何て考えていました。
キツネさんは昭和7年生まれですが、その年は関東軍が満州全域を占領したとかで、軍部が幅を利かせていた時代だった様です。
そんな世相の中で、少しでも幸せになれるように笑顔にしたのかも知れませんね。
拙い写真ですが、少しでもお役に立てたのなら幸いです。
これからもご覧いただければ、と願っています。
投稿: カル2 | 2009年6月26日 (金) 23時16分
カル2さん、こんにちは。
このキツネさん、好きです!
写真にじっと見入ってしまいました。
実際に会ったら、その場から離れられなくなりそうです。
心がほんのり温かくなりました。
ありがとうございました。
投稿: ヒサ | 2009年6月24日 (水) 23時32分