狛犬(越後)02

越後の狛犬さん その10

越後の狛犬さんの第1部・お彼岸編の最終となります。
地震の影響が大きく、あちこちで復旧工事が進められていました。



・諏訪神社(柏崎市緑町1-5)


こちらは、1日目・3月18日にお参りをした最後の神社です。
境内は、復旧工事が行なわれていました。
丁度お昼休みの時間なので少しだけお邪魔しました。

祭神・由緒共に不明です。

石段の中間点に、赤い両部鳥居もありました。

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石段の途中、左手の稲荷社です。
キツネさんの年齢は不明でした。

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石段の登りきると、補修が済んで間もない狛犬さんが。
文政11年(1828年)6月生まれの狛犬さんです。

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境内には可愛い花が沢山咲いていました。
皆さんが愛情を込め丹精していられるからか、都会ではあまり見る事が出来ない光景です。

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これで、3月18日分は終了です。
ここから、「越後の狛犬さん その9」
「春日神社」の続きとなります。



・白山神社(上越市五智6丁目)


杉林の中に、「愛宕神社」「白山神社」が並んでいました。
お隣の「愛宕神社は、狛犬さんが不在でした。
で、長~~~い石段を登ります。
これで、こちらにも不在だったら・・・。
そんな心配をしながら、かなり長~~~い石段を更に登ります。

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やっと鳥居まで辿り着き、振り返って見ると。
石段の奥、更に右手の方から登って来ました。

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そして、上には拝殿が見えました。
もう少しです。

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おぉ、いらっしゃいましたね~ぇ!
昭和10年(1935年)5月生まれの狛犬さんです。

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帰りは、杉の枝が沢山落ちている石段を下ります。
滑る事・滑る事!
カルディナが、周囲の花々を撮ってくれました。
我々は交通費をかけて観に行かないとなりませんが、こちらでは正真正銘雑草のごとく、どこにでも生えています。

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・居多神社(上越市五智6-1)


この日最後の「居多(こた)神社」です。

・ 祭神 大国主命(おおくにぬしのみこと)
     奴奈川姫(ぬながわひめのこと)
     建御名方命(たけみなかたのみこと)

・ 由緒 創立時は目本海に面した居多浜村
           岩戸浦山の中腹にあったが、貞和年間
           (1345~49年)に社地の陥没に合い、
     慶応2年(1866年)更に山崩れを被り、
     現地に遷移したという。
           国司の尊崇を受け当国一宮として社運
     隆盛をきわめた。
     歴代の高田藩主の深い尊信にも合い、
     絶大な庇護を受けた様です。


社号標と弐の鳥居

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皇紀2600年(1940年・昭和15年)生まれでした。

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稲荷社のキツネさん、年齢不詳です。

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真新しい本殿は、大社造りでした。
広い境内に先ず御本殿造営、そして更に整備が進められるのでしょう。
そうそう、こちらの境内には「雁田神社」も祀られていました。
この神社は、知る人ぞ知る!ですよね。


お彼岸のお墓参り=狛犬さん詣でも、無事に終了です。沢山の出逢いがありました。
怖い顔の狛犬さん、相当お年寄りの狛犬さん、優しい笑顔のキツネさん等など楽しい思い出です。


長々とお付き合い、本当に有難うございました。


・越後の狛犬さん その9は、こちらです。

・越後の狛犬さん その11は、こちらです。


越後の狛犬さんシリーズは続きます!

4月9日の記事の続きとなります。


では、また。 

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越後の狛犬さん その9

越後の狛犬さんシリーズです。
越後の狛犬さん その8は、こちらです。

お彼岸のお墓参りの翌日です。
何時もの「米山の麓」の散策を早めに切り上げて
カルディナの提案に因り、上越市へ。
カルディナのそのレポは、こちらです。



・春日山神社(上越市大豆1743)


某TV番組の影響なのでしょうか?駐車場が満車状態でした。
なんとかスペースを見つけて駐車。
お参りです。(狛犬さん詣でとも言いますね


・祭神 上杉謙信

・由緒 明治20年に旧高田藩士小川澄晴が浄財
      を募り、祭主となって明治43年に創建。
     上杉謙信公ゆかりの春日山城址内に鎮座
           し、米沢の上杉神社を分霊したもの。
     日本近代童話の父とも呼ばれる童話作家
         小川未明は、小川澄晴の長男との事です。

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駐車場から少し登ると、社号標と上杉謙信像がお出迎え。

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鳥居を潜ると、可愛いカエルさん達がいました。
童謡作家・小川未明氏の関係でしょうか?

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↑ かんがえる(学業成就)&ぶじかえる(交通安全)とか

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拝殿には、雪囲いがされていました。

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拝殿前に、2対の狛犬さんが。
平成20年5月生まれの狛犬さんです。

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拝殿寄りの昭和4年(1929年)7月生まれの狛犬さん。

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上2枚の写真は、大幅に画像処理をしています。

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社殿の右手に合祀されている 北海稲荷大明神。
平成16年8月生まれのキツネさんですが、赤いマントを身に着けていました。
ちょっと失礼をして、頭巾を・・・。

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神社を参拝後、春日城址の本丸址まで散策。
野の花々があちらこちらに咲いていました。

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春日城址を降りて、 春日神社に移動です。



・春日神社(上越市春日9)


・祭神 天兒屋神 (まめのこやねのかみ)
      武甕槌神 (たけみかづちのかみ)
      経津主神 (ふつぬしのかみ)
       比賣神 (ひめかみ)

・由緒 春日神社の創建は天徳2年(958年)、
     現在の春日山山頂付近に奈良県にある
     春日大社の分霊を勧請したのが始まり。 
     越後国府全域の鎮護の神として広く信仰
     され、永徳元年(1381)に時の守護代
     長尾高景が春日山城を築城するにあたり
     現在地に遷座した。
     この場所は春日山城から見ると鬼門にあ
     たるため、領内の守護として歴代の領主
     に崇敬された。  神社由緒書きより抜粋



春日山の語源となった春日神社にお参りです。
こちらもご多聞にもれずに階段がありました。

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階段を上がると、意外な大きさの社でした。

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拝殿前の、昭和9年4月生まれの狛犬さん。

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拝殿を背に、階段方向の眺めです。
こちらの神社も細長い境内でした。

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取り合えず、今流行り?の春日山の2社お参りでした。
この後、付近の神社にお参りをしながら帰途に着きました。
次回で、お彼岸の越後の狛犬さん詣で神社のお参りは終了となります。


長々と有難うございます。


・越後の狛犬さん その8は、こちらです。

・越後の狛犬さん その10は、こちらです。


狛犬さんシリーズは、まだまだ続きます。


では、また。 

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越後の狛犬さん その8

お彼岸にお参りした、越後の狛犬さんの続きです。
越後の狛犬さん その7は、こちらです。



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こんな怖い顔をして歓迎?してくれた「三島神社」の狛犬さんとお別れをして先に進みます。
そして、こんな笑顔のキツネさんに出逢えました。

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・豊洲神社(柏崎市中浜1-8)


・ 祭神  建御名方命(たてみなかたのみこと)
         保食神、松平定敬ほか五柱神

・ 由緒   創建時期は不明。
      天慶年間(938~946年)に社殿を創設。
      当時の領主、松平定敬公の加護の下
      安政5年十六菊花紋章を、慶応元年に
      正一位の神階を勅許されたとか。
      昭和4年火災により社殿消失・再建。



道路を挟んで反対側の「勝願寺さん」の駐車スペースをお借りしてお参りです。
どんな狛犬さんが待っていて?くれるでしょうか・・・。

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少し細長の境内でした。
昭和11年8月生まれの狛犬さんです。

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拝殿に向かって左手にも短い参道がありました。
そちらにも狛犬さんが1対。
明治46年9月生まれでした。

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そして、合祀されている「稲荷社」です。
こちらのキツネさんは、笑顔で迎えてくれました。
普通はとっても怖い顔ですよね。
昭和7年生まれでした。月は不明です。

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境内はこんな感じでした。

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ここまで穏やかな笑顔のキツネさんは初めて!と言っても良いくらいです。
ほんわかと暖かい気持ちで狛さん詣でを続けました。


三大番神の1つの「柏崎番神堂」には、陶製の狛犬さんが居られるとの事でしたが、地震の影響なのか不在でした。
直ぐ近くのこちらにお参りです。



・諏訪神社(柏崎市番神2-4)


祭神・由緒は不明です。
裏から入りまして、社殿の写真を取り損ねました。

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鳥居手前の平成12年7月生まれの狛犬さん。

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拝殿前の文化7年(1810年)生まれの狛犬さんです。
台座に「船中安全」の彫りがありました。

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その昔は、船に乗られる方は命がけだったのでしょうね。正面に道中安全ではなく、船中安全の彫りでした。
帰り際、駐車場の傍の茂みにジョウビタキが遊びに来ていました。

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これで、越後の狛犬さん その8は終了です。
今回は、笑顔のキツネさんに逢えました。
さて、次はどんなお方に出逢えますか?楽しみです。
という事で、狛犬さんシリーズは続きます!


・越後の狛犬さん その7は、こちらです。

・越後の狛犬さん その9は、こちらです。


最後までご覧いただき、有難うございました。

では、また。

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越後の狛犬さん その7

春まだ浅い、3月18日の事です。

7時を少し過ぎた、朝日のまぶしい時間でした。

既に柏崎や長岡の狛犬さんをご紹介していますが、「多岐神社」は越後の狛犬さんを初めて訪ねた神社です。



多岐(たき)神社
      
(柏崎市西山町別山(べつやま)5362)

越後線の石地駅の北東に位置します。




・ 祭神  高靇神(たかおかみのかみ)(水神竜神)

・ 由緒   往古大国主命八世の孫稲田多彦命

             この地方開拓に当り高靇神を奉斎し

      郷土興隆を祈りしと謂う

             天和三年五月社領六石三斗五升七合附与

              延喜式内社なり

                    境内由緒書きより

昔は、高家明神とも一宮とも呼ばれていた様です。

大きな石の鳥居を潜ると、直ぐに狛犬さんが。

正面に、式内の社号標が見えます。

光の加減で鳥居を撮ることが出来ませんでしたが、鳥居の手前に由緒書きの石碑がありました。

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1対目は、昭和61年3月生まれ。

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続いて、昭和14年3月生まれ。

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社号標の先を左手に進むと、赤い両部鳥居が有りました。

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生年月日不明の狛犬さんです。

台座には「露征」の文字がありました。

が、狛犬さんと台座の傷み加減が?でした。

若しかしたら、こちらが文政2年(1919年)生まれとかの狛犬さんかも知れません。

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この時季でも、拝殿などの社の周囲には雪囲いが。

寝ぼけ眼でのお参りでした。




次は「御島石部神社」でしたが、こちらはレポ済みです。

48号線を日本海沿いの352線に向けて進みます。

日本海に出たら右折、出雲崎方面へ。

「御島石部神社」にお参りをし、更にほんの少し北へ。

出雲崎との境で、少し高台に在りました。




・石井(いわい)神社
   
(柏崎市西山町石地(いしじ)1045)

        いわい と読むそうです。

 ※ 神社名は、地元ではいろいろと呼ばれています。

     祭神の読み方もたくさん有ります。

     当然調査はしていますが参考程度として下さい。




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拝殿内には、石凝姥命の額があるそうです。
拝殿に向かって左に境内社・十二社、右に小振りな神楽殿がありました。

・ 祭神 石凝姥命(いしこりどめ)

           大山祇命(十二神社),御穂須須命(諏訪社),

      白山媛命(白野神社)

・ 由来

八稜鏡を神体とし、往昔、海浜の石地に鎮座し、境内に十二社の枝社がある。本宮は石居神社で、社地に清水が湧出し、これを石井と称したという。

寛治年間(1087-94)の地震津波のため社地決壊し、石井山に本宮、枝社を移す(現陸地より一町余の海中)。

天文年間(1532-54)長尾為景、佐渡より兵船渡海の折、暴風のため漂流したとき、当社の灯火によって安着し、太刀一口及び鞍馬を奉納した。

天正年中(1573-92)、小木城主松平大学社殿再建、祭器を寄進した。

その後兵乱のため社頭荒廃し、慶長検地の際、残らず蔵入の中、一石三升八石、他に境内社地、山林等除地、天和三年(1683)検地の際も同様除地となる

明和2年(1765)9月12日社殿再建、弘化2年(1845)4月、現在地に移転、明治2年再建した。

           『式内社調査報告』 より転載。




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鳥居を潜ると、平成10年4月生まれの狛犬さん。

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境内社の「十二社」は立派な社でした。

何か特別の意味合いがあるのでしょうか?

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「十二社」の年齢不明の狛犬さん2対。

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「十二社」に向かって左側に居られました。

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拝殿を背にして、眺めてみました。

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西山町や出雲崎にも寄りたい所が沢山ありますが、

次回と言う事で「柏崎市内」に向かいました。




・三島神社(柏崎市剣野町2-18)

柏崎駅の南西方向に在ります。

既出の「鵜川神社」の鵜川を挟んだ対面付近です。


・祭神 大山津見命(おおやまずみのみこと)

・由緒

天平13年(741年)越後国三嶋郡(現刈羽郡)三嶋郷の郷社として、創建されたと伝えられる。

「延喜式」(927年撰上)には三嶋郡六座の一つとして集録され、戦国時代には琵琶嶋城主宇佐美氏、江戸時代には高田城主稲葉氏が特に崇敬した。

明治六年(1873年)県社となったが、その後火災や台風によって往時の面影を失っている。現社殿は昭和六年の再建である。

  柏崎市教育委員会 編集・発行「柏崎市の文化財」より




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昭和10年7月生まれの狛犬さんです。

「阿」狛さんの頭には、宝珠が載っていました。

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なかなか、「阿」狛さんが良いを顔をしてますね。
クリックして拡大してご覧下さい。



境内の水鉢の脚部分にお相撲さんが!

奉納年月日の確認を忘れました。

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と、こんなところが「柏崎の狛犬さん詣で」の第1日目の途中経過です。


狛犬さんシリーズは、続きます!


・越後の狛犬さん その6は、こちらです。

・越後の狛犬さん その8は、こちらです。



なぜか最近、当ブログが「狛犬特化」してしまったような気が・・・。

では、また。 

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越後の狛犬さん その6

5月7・8日に「刈羽三山」に行って来ました。

しかし、「刈羽黒姫山」では、登山道が見付からなくて困った事になりました。

コースを変更して、結果として「二山」となってしまいました。


そのレポは、カルディナのブログカル2のHPにて!





で、山遊びの隙間?に狛犬さん詣で!

今回は、9社を巡りました。

その内の山に近い所の駒犬さんをご紹介します。





・圓田(えんた)神社
    
(上越市柿崎区岩手1088-1)


米山を下山し、高柳に向かい「25号・柿崎小国線に入ると直ぐに鳥居が有りました。

地名は岩手(いわで)だそうです。



由緒は下の写真をクリックして下さい。

(はいっ 、手抜きです!

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階段登って、左に進みます。

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明治33年1月生まれの狛犬さんでした。

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境内からは米山3(さん)が望め、杉の木には白い藤が綺麗に咲いていました。

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そして、神社やお寺さんと言うと何となくこの方ですかね。

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広い境内の様でしたが、何となく社務所?の建物が偉大な感じがしました。

この周辺の集会場も兼ねるからでしょうか?





・黒姫山鵜川神社
   
(柏崎市高柳町高尾字黒姫山)


・祭神 罔象女命(みずはめのみこと)・水の神様

     黒姫神(くろひめのかみ)・山の神様

「黒姫大神は、伝説によると西頚城郡一の宮村黒姫山鎮座の奴奈川姫命であって、越後の国を経営された大国主命の妃で、建御名方命(諏訪の大神)の御母である。その昔この地に植民を図られ、機織など土民に教えられたので、後年住民の敬慕の情切なる余り機織りの神として合せ祀る。」と記されています。

と、「伝説の黒姫」(大正元年高柳村誌)には記されています。
  

別の説には、黒姫は黒媛ともあらわされ、黒媛命は奴奈川媛の母で黒姫命は信濃に生まれ、越の奴奈川彦に嫁ぎて奴奈川姫を生んだともいう。そうなれば、諏訪神・建御名方命(タケミナカタノミコト)の祖母ということになるのでしょう。

罔象女命(ミズハメノミコト)は水神で、水利を司る農耕の神として祀られることが多い様で。妙高山麓から柏崎にかけて、水波神として祀られる例が見られます。


と長々となりましたが、他にも説があり調べるほど分からなくなります。

で、とにかく黒姫山鵜川神社は古来から「機の神、養蚕の神、水の神」として信仰されていたようです。



通常ですと、11月~5月は雪に覆われるとの事です。

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祭壇の前には狛駒さん?が1体。

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そして、山犬型の木製の神殿狛犬が一対。

室町時代の様式で、胸を張り耳をそばだたせた山犬の様相で古様の作りでした。

一木造りで材質は欅とおもわれます。

初めは着色してあったらしく、わずかに彩色が残っていました。

生年月日は不明です。

写真集の中にもう少し大き目のを貼りました。 5/15追記

写真集は、こちらです。

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狛犬さんの奥に祀られている1対の武士?公家?神様?は距離が有り良く確認出来ませんでした。



そして、祭壇の1番手前には、こんな美人がお二人も!

織姫ノ神です。

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そして、罔象女ノ神です。

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由緒書きがありました。

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写真は全て拡大できますので、クリックを!



如何ですか?

こんな山の上の神社ですが、こんな美人にお逢いできるとは!

で、お宅の山の神様とどちらが?

えっ、我が家ですか?   もちろんっ・・・。



黒姫山と呼ばれる山はこの刈羽黒姫山(891m)、西頸城郡青海町の黒姫山(1222m)と長野県信濃町の黒姫山(2053m)の三座があり、信州修験道とのつながりがあると思われます。黒姫鵜川神社に伝わる狛犬も信州修験道に関わるものかと思われますが、詳しい事は分かりません。


黒姫山鵜川神社のみで、1レポ出来てしまいますので次へ。




・十二神社(柏崎市高柳町高尾磯之辺)

早朝と白倉からのタクシーの中で、”帰りに寄るよ!”と声を掛けた「磯之辺」の神社です。



失礼ながら、こんな山奥の開墾地の神社にしては、とっても素晴らしい造りでした。

この神社には、柏崎市の重要文化財に指定されている彫刻「修験者坐像」が奉納されているそうです。



階段を登ります。

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それほど大きくはない社殿ですが、周囲には素晴らしい彫り物が見られました。

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大正9年3月生まれの狛犬さんです。

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阿吽とも小さな角付きのしっかりした狛犬さんでした。



境内の片隅には、お社や石仏が沢山祀られていました。

明治30年との彫りのある水鉢もありました。

社殿の彫り物といい、狛犬さんの綺麗さといい、地域の方達の信仰心の厚さが伝わって来ました。

きっと、その昔から大切に護られていたのでしょうね。

何となく、ほのぼのとした気持ちになったカル2でした。

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何所にお邪魔をしても、中越地震の被害が相当大きかった事が伺われました。

今回は、カルディナが探し出してくれた「神殿狛犬さん」に逢うことが出来ました。

道がなくなりコース変更を余儀なくしましたが、困った事よりも得た出逢いがとっても素晴らしかった2日間でした。



これで、「越後の狛犬さん その6」はおしまいです。



越後の狛犬さん その5は、こちらです。

・越後の狛犬さん その7は、こちらです。


長々とお読みいただき、有難うございました。

狛犬さんシリーズは、まだまだ続きます!



では、また。

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刈羽二山(?)速報!

刈羽三山の山遊びにETC割引を使って行こうと出かけましたが、結果は二山で終了となりました。

『米山』、そして『刈羽黒姫山』で、『八石山』は次回です。



理由は、『刈羽黒姫山』の『黒姫峠』から『磯之辺』へのルートを見つける事が出来なかったためです。

白倉に下山後地元の方に おたずねしたところ、 あの道はだいぶ以前に、雪崩により道がなくなり廃道になってしまった。』との事でした。


見付けられない訳です。

そんな訳で大回りとなり、若干時間が不足しそうなので予定変更となりました。

まあ、予定変更もOKですがね。

変更後は、はいその通り・お察しの通りです!



で、少しだけ写真によりご紹介。

先ずは、米山です。

ブナが綺麗でした。

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刈羽黒姫山です。

ルートを変更したために、ブナの巨木に沢山出逢えました。

思わぬ出逢いで、カル2は大喜びです!

巨木好き・ブナ好きにとっては堪りません!

丹沢にも昔は太いのが沢山あったのですがね。

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そして、黒姫山鵜川神社の神殿狛犬さんです。

(山頂直下にある神社です)

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下山前後の狛犬さんも少しだけご紹介!

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今回もいろいろな狛犬さんと出逢う事が出来ました。

詳細は、暫らくお待ち下さい。

で、「何が主目的だったのか?」のご質問にはお答え出来ません。



・カルディナのブログ

 米山前編は、 こちらです。

  刈羽黒姫山は、こちらです。

・カル2のHP

 米山・刈羽黒姫山とも、 こちらです。

             5月3日に完了しました。

  



速報でした。

では、また。 

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