狛犬(ご近所)10

ご近所の狛犬さん その50

P10107512



横浜市戸塚区編、怒涛の第2弾・その5す。
その1 その2 その3その4です。

旧東海道沿いの八坂神社から旧東海道近くの数社を巡りつつ、南下。横浜桜陽高校前のこちらへ。



・五霊神社(ごりょうじんじゃ) (戸塚区汲沢町1273)


・祭 神
  村岡五郎平良文(むらおかたろうたいらよしふみ)
     
平将門の叔父  
  村岡公致(むらおかきみとも)
  村岡致成(むらおかともなり)
  鎌倉景成(かまくらかげなり)
     
平安時代後期の武将、村岡良文の子孫
  鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)
 
     
相模国鎌倉の領主

・由 緒
 元亀二年(1571)九月十五日創建。当時この地は村岡郷に属しており、森織部義秀が村岡郷宮前村の御霊社を勧請した。
後に鎌倉景成、鎌倉権五郎景政を合祀して、祭神が5柱となったので社名を五霊と改めたという。
 慶長二年(1597)社殿を再建し、五霊大権現と称した。再建に当って氏子一戸より松苗12本ずつ集めて現在目通り1丈あまりに達し当時の面影を偲ばせていたが遂に枯損した。
 その後社殿の改築2回、更に関東大震災で倒壊。直に復興し大正十三年十二月十五日竣工せしが其の雨漏りあり。其の都度修繕していたが森今吉責任役員雨漏りを憂いて私財54万円の寄進の申し出あり。氏子に詔り氏子崇敬者等の浄財を願い社殿工事を有限会社上田製伐所建設部に依頼し昭和五十七年十一月六日竣工す。  神社庁資料より


五霊神社前のBS傍の石段を登ります。

P1010739


赤い鳥居の前に、明治四十年(1907)三月生まれの狛犬さんが。

P1010740

P1010744

P1010742

P1010743

P1010745

P1010748

P10107512

P1010751

P10107552

P1010756

P1010752

P1010753

P1010754

P1010759

P1010757


狛犬さんの台座に、こんな文字が。
中に、凱旋軍人名簿が納められているのでしょうか?

P1010758


石段を更に登ると石仏群が。そして石の鳥居があり、横浜市の名木古木に指定されているモミノキが右手に。

P1010761


その奥には、赤い鳥居が。

P1010762


山ノ神が祀られていました。

P1010763



畏れ多くも有難い山ノ神様ですから、当然にもお参りをしましたとも。
尤も、里の山ノ神様ですから、田の神として祀られているのかも知れませんね。
石段を登り切りますと広い境内があり、片隅には慶応元年(1865)仲秋吉祥日の彫りのある手水鉢や石製の由緒沿革書きもありました。

P1010767


正面の一段高い位置に社殿が。

P1010764

P1010775

P1010769

P1010768

P1010771

P1010770

P1010772


境内の片隅には、立派な手水社が。
その脇には、名木古木指定のスダジイも。

P1010773

P10107732

P1010776


おまけ。拝殿を背にした眺め。

P1010774


何か工事中の様子で今一ゆっくりと探索する雰囲気ではありませんで、更に神社めぐりを継続。しかし、数社を巡るも不在社が多く何だかな~ぁ!

で結果、五霊神社から南東方向800mほどの少し探しあぐねたこちらへ。



・大久保神社 (戸塚区汲沢町309-2)


・祭 神
  天照大神(あまてらすおおかみ)
  明治天皇(めいじてんのう)

・由 緒
 伊勢大神を奉斎し明治天皇の教育勅語を奉載して国家安泰と世界の平和を祈念するため、石井孝三郎翁が其の所有地を開放して、昭和二十六年(1951)十月十五日創立した。明治維新100周年を記念して更に社地社殿付属の建物が寄進された。 神社庁資料より


近くには小さな林や公園がある高台の住宅地に在る神社です。
境内は、桜の花びらが飾られた様に一面に。

P1010779

P1010780

P1010783

P1010786

P1010785


狛犬さんは、昭和四十五年(1970)五月十四日生まれ。

P1010790

P1010788

P1010789

P1010791

P1010792

P1010794

P1010793

P1010795

P10107972

P1010797

P1010798

P1010800

P1010799


境内の片隅に武藤 山治さんに関する石柱が。

P1010781

P1010782


静かな境内には、可憐なスミレが咲いていました。

P1010802

P1010801


これにて、2012年怒涛の戸塚区編・第5弾はおしまい。
しかし、戸塚区編は、もう少し続きます。
毎度感じる事ですが、狛犬さん不在社がなんと多い事か。
今回は22社巡って、対面出来たのは10社のみ。
まあ、4割5分でしたから、良い方ですがね。
木之咲耶姫様の関係社は、狛犬さん不在社が多かったです。何か理由があるのでしょうか?
姫様は犬嫌いで、猫が好き!とか。

次回は、やっと2013年分の戸塚区編となります。

狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。


・ご近所の狛犬さん その49は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その51は、こちら です。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ご近所の狛犬さん その49

P1010722


横浜市戸塚区編、怒涛の第2弾・その4です。
その1はこちら 、その2はこちら、その3はこちらです。

旧東海道八坂神社から戸塚消防署の少し先へ。



・羽黒神社 (戸塚区戸塚町4142)

・祭 神
   稲倉魂命 (うかのみたまのみこと)
   日本武尊 (やまとたけるのみこと)

・由 緒
 弘治二年(1556)五月富塚郷の住人澤邉河内守信友が、羽黒大権現を勧請した。
 信友の子信重は、富塚村が宿駅に定められたことを当社の霊験によるものと感謝し、御伝馬証文下付の日を記念して十一月十七日を祭礼の日と定めた。その後信重は、神沢の頂上に新に社殿を建造して此処に御遷座申し上げた。
 社殿は寛永、慶安、寛文年中に修造して神前に湯花託宣を執行す。寛文の改築中に境内の松の根本から金銅十一面観音が出土したという。
 宝永年中霊社ことごとく破壊せしを以て、信興が願主となり本社並に拝殿を新造す。
 明治十四年(1881)五月台風のため破壊せるを以て、同年八月十七日に裏山の高台より現所に遷し奉る。
 明治六年(1873)に十二月村社に列せられ、昭和八年(1933)八月十九日羽黒神社と改称す。  神社庁資料などより


旧東海道の戸塚に宿を開設するにあたって、幕府に強く働きかけた功労者澤邊宗三は、澤邊本陣をも創設していした様です。
旧東海道に面して石垣で囲まれた澤邊本陣跡の標柱や解説板が立っていました。

【旧東海道・澤邊本陣跡】  戸塚区役所版
   澤邊本陣は戸塚宿に二つあった本陣のうちの一つです。本陣創設時の当主、澤邊宗三は戸塚宿の開設にあたって幕府に強く働きかけた功労者です。明治天皇の東下の際には行在所になりました。敷地の一角に戸塚宿の鎮守の一つ羽黒神社があります。弘治二年(1556)に澤邊河内守信友が羽黒大権現を勧請したのが始まりと言われています。


 
【本陣跡】  戸塚観光協会版

  戸塚が東海道の宿場になったのは慶長九年(1604年)11月のことであった。澤邊本陣の初祖 澤邊宗三は戸塚宿設置の功労者である。本陣とは公郷、門跡、大名などの宿泊する公の宿のことを云ふ。

P10106972


本陣跡の裏手には「澤邊」の表札のかかる民家があり、そちらの左手の参道を進みました。

P1010697


羽黒神社は6本もの銀杏の木に囲まれた神社で、前出の八坂神社と共に戸塚宿の鎮守様です。
ただし、今では駐車場と化している様子。

P1010699

P1010704


欄間には、大きな海亀が彫られていました。

P1010713

P1010716

P1010717

P1010714

P1010715


で、メインの狛犬さんは、昭和十一年(1936)三月生まれでした。良い笑顔?ですね。

P1010722

P1010719

P1010720

P1010721

P1010723

P1010724

P1010734

P1010726

P1010730

P1010727

P1010729

P1010733

P1010731


お社の右裏手に、石祠が。
祠の前には、かなり古そうな狛犬さんの様な石造物が。

P1010705

P1010706


お社の左手奥には、稲荷社が祀られていました。

P1010707


そして、その左奥に庚申塔が2体。

P1010708


左側はお地蔵様にも見えますが、頭部に螺髪があるので阿弥陀如来でしょうか?三猿を伴う庚申塔で「奉庚申供養所願成就 延宝六戊午年」の彫りがありました。
延宝六年=1678年

P1010712


右側は六手合掌青面金剛で、元禄五年(壬申)(1692)の彫りも。

P1010711


若干狭い境内には、享保十六年(1731)十一月の彫りの在る水鉢や天保九年(1838)八月の石灯籠が。

P1010735

P1010736

P1010702

P1010703


建立年月日など古い年代を眺め過ぎ去った古き時代を偲びつつ、今回は1社のみのご紹介でおしまい。

狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。


・ご近所の狛犬さん その48は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その50は、こちらです。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ご近所の狛犬さん その48

P1010623


横浜市戸塚区編、怒涛の第2弾のその3です。
第2弾・その1はこちら 、その2はこちらです。

戸塚町の下郷熊野神社から狛犬さん不在社を巡りつつ、直線距離1㌔ほど北東方向へと移動でした。
旧東海道戸塚町交差点前のこちらへ。


・富塚八幡宮 (横浜市戸塚区戸塚町3827)


・祭 神
  誉田別命 (ほむだわけのみこと)
    (応神天皇)
  富属彦命 (とみやすひこのみこと)
    (古墳時代の戸塚の豪族)

・由 緒
 平安時代の前九年役平定のための源頼義、義家父子が奥州下向の途次、当地に露営し、夢に応神天皇及び富属彦命の信託を蒙り、その加護によって戦功を収めたので、延久四年(1072)富塚山中腹に社殿を営み両祭神を勧請したものである。
 後に鎌倉権五郎景政の臣・戸塚修六友晴は、当社の霊験の灼(※)なるを畏み、応徳三年に社殿を再建した。現在の本殿は天保十一年、拝殿は昭和九年の改築になる。
 富属彦命は相模国造弟武彦の二世の孫で、境内山頂の古墳がその墓と伝え、これを富塚(トミツカ)と称し、やがて「トツカ」となったのが「戸塚」の地名の起りと伝える。
 明治六年十二月、戸塚区内唯一の郷社に列せられている。  神社庁資料より


旧東海道に面しており、かなり排気ガスの影響がある様な?

P1010612

P1010659


こちらも国道1号線としての道路拡張により、かなり境内が狭くなってしまったと思われます。
鳥居を潜り石段へ。

P1010655

P1010613


石段を登りきると拝殿ですが、何やらお待ちかね?
先ずは、お参りから。

P1010614

P1010615


続いて、お待ち頂いた本命のこちらを。
台座には、天保十二年(1841)秋八月の彫りが。

P1010623_2

P1010617

P1010622

P1010618

P1010619

P1010620

P1010630

P1010625

P1010627

P1010626

P1010629

P1010633

P1010634


境内を探索。
本殿の脇障子に、こんな彫り物が。

P1010645

P1010646

P1010647


社殿の脇には、天満宮稲荷大明神、御嶽大権現

P1010635

P1010636

P1010638


数多くの庚申塔が祀られていました。

P1010637

P1010639

P1010640

P1010641

P1010642

P1010643

P1010644


建立時期は不明ですが、少し古そうな石灯籠も。

P1010658


そして、彼の有名な松尾芭蕉句碑も在りました。

                                  (はつかつお)
鎌倉を生きて出でけむ初松魚
 

 元禄五年(1692)芭蕉49歳の作句。

江戸っ子に珍重された初鰹は、当時鎌倉に水揚げされて戸塚を通り、江戸へ運ばれた。
その情景をうたった松尾芭蕉の句碑が、嘉永二年(1849)戸塚の俳人たちによって建てられた。との事です。

P1010653


お参りを済ませて、更に北東方200mほど移動し、
八坂神社前交差点へ。



・八坂神社 (横浜市戸塚区戸塚町4189)


・祭 神
  素戔嗚尊 (すさのおのみこと)
  奇稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)

・由 緒
 元亀3年(1572年)6月、郷の庄司内田兵庫政親が牛頭天王社を草創勧請したものである。
 その後、いつしか社殿敗壊、御神体は草莽の中に散在し、止む無くこれを地中深く埋め祭祀を欠くこと数十年に及んだ。内田氏の子孫、内田佐衛門蔚源政利がこれを憂い、元禄元年、矢部村庄司河原氏の霊夢により土壌を起こし、御神体を得て、その再興をはかり祭祀を行った。この時、鶴ヶ岡の神職が湯花神楽を奏した。
正徳6年4月14日正一位の神号を受け、政利の子孫は累代社司に任じられた。
明治初年、八坂社と改め、更に昭和7年9月19日、八坂神社と改称した。 神社庁資料より


通称「お天王さま」として親しまれている戸塚宿の鎮守様で、こちらも旧東海道沿いに在ります。

P1010696



鳥居を潜り、少し石段を登って拝殿へ。

P1010660

P1010665


こちらでも、先ずはお参りから。

P1010666

P1010667

P1010668


昭和十三年(1938)七月生まれの狛犬さん。

P1010678

P1010675

P1010679

P1010676

P1010682

P1010687

P1010684

P1010688

P1010685

P1010690

P1010691


社殿左手には、稲荷社が祀られていました。

P1010673

P1010692


少し狭目の境内には、詠大御祭歌碑、御神体再現記念碑、安政二年(1855)建立の庚申塔や明治天皇東幸史蹟碑も在りました。

P1010671

P1010672

P1010669


こちらのも建立年代は不明ですが、古めの石灯籠が。

P1010693

P1010694


境内の片隅には由緒書きと共に、横浜市指定無形民俗文化財「お札まき」の解説が掲出されていました。

P1010663


おまけ

一等基準水準点標石も埋設されていました。

P1010662


これにて、怒涛の第二弾のその3は、おしまい。

狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。


・ご近所の狛犬さん その47は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その49は、こちら です。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ご近所の狛犬さん その47

P1010563


横浜市戸塚区編、怒涛の第2弾のその2です。
2012.04.16.第2弾・その1はこちら です。

小雀町の五霊社から北東方向直線距離1㌔程の御嶽山座王大権現を目指しますと、玉泉寺と言うお寺さんの手前に八幡神社の社号表を発見、帰りに寄る事として大権現へ。
御嶽山座王大権現残念ながら狛犬さんは不在でした。
で、金井八幡神社へ。
 
(怒涛の戸塚区編と書きながら、今回も先ずは栄区から)


・金井八幡神社 (栄区金井町辻ノ上1431)

・祭 神 誉田別命(ほむだわけのみこと)
        別名:応神天皇(おうじんてんのう)

・由 緒
 鎮座地金井村は、もと長尾郷に属し、鶴岡八幡宮の社領であったので、何時の頃か八幡宮を勧請して村の鎮守とせり、と伝う。
 新編武蔵国風土記に「八幡宮、村の鎮守とす、村持」とあって古くは八幡宮と称していた事が知られる。
 明治六年十二月村社に列格した。  神社庁資料より


一の鳥居と社号表

P1010590


参道を進むと、竹林に囲まれた少し長めの石段が。

P1010589


赤い両部鳥居を潜ると、

P1010549


更に石段が在り、拝殿へと続いていました。

P1010551


その石段脇には、元治二年(1865)暮十二月と読める彫りのある立派な石灯籠が。

P1010554


石段を登りまして、拝殿へ。

P10105512

P1010584


欄間の龍や向拝柱の唐獅子や獏?、そして脇障子の翁・嫗などの彫り物が立派でした。

P10105842

P1010583

P1010585

P1010581

P1010582


では、狛犬さんのご紹介。
大正八年(1919)九月吉日生まれで、中々良いお顔でした。

P1010563

P1010560

P1010564

P1010566

P10105702

P1010570

P1010571

P1010573

P1010577

P1010576


割合に広めの境内には、横浜市の名木古木に指定されています大きなシイの樹が枝を広げて居ました。

P1010559

P1010558


片隅には、稲荷社や何時の頃に建立されたのか?かなり古そうな石祠も祀られていました。

P1010586

P1010587

P1010580

P1010579

P1010588


思わぬ所に見つかりました八幡神社、とっても静かな良い雰囲気でした。
竹や木々を渡るそよ風に送られて、先へと進みました。
不在社を挟んで、北北東方向直線距離500m程の熊野神社前交差点へ。



・下郷熊野神社 (戸塚区戸塚町2225)

・祭 神 家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)
       別名:熊野坐大神(くまぬにますおおかみ)
       別称:素戔嗚尊/須佐之男命

・由 緒
 新編相模風土記には享禄年中に村民信心の右衛門と申す者が藤沢の遊行上人に帰依し剃髪して僧侶となり信阿と號す。
  後に紀州熊野本宮に詣で熊野大権現を当地に勧請して傍に草庵を結び常念佛修行したのが始めで善男善女の信仰するものが多かった。
   昭和五十三年一月神社創建四百五拾周年に当たり氏子総代、世話人等の尽力により昭和五十四年月に社殿完成。氏子代表が熊野本宮へ参詣し御分霊を奉還勧請し四月十五日御遷座した。 境内案内より抜粋


赤い大きな鳥居が目印です。

P1010591


満開の桜に迎えられ、

P1010592


数段の石段を登り、

P1010594


拝殿へ。

P10105942

P1010595

P1010596


石段上に在ります狛犬さんは、昭和五十四年(1979)
十二月吉日生まれ。

P1010603

P1010604

P1010605

P1010607

P1010606

P1010609

P1010610


満開のさくらが咲く境内に、

P1010611


子育て地蔵尊も祀られていました。

P1010600

P1010599


江戸時代までは神宮寺と呼ばれ、別当を兼ねていた
浄土宗 熊野山西立寺が隣接していました。

P1010598



これにて、怒涛の第二弾のその2は、おしまい。

狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
どうぞ、ご覧になって下さい。


・ご近所の狛犬さん その46は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その48は、こちら です。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ご近所の狛犬さん その46

P1010494


横浜市戸塚区編、怒涛の第2弾の始まりです。
2012.04.16.最初に立ち寄ったのは、前回訪れました大船駅近くの長尾臺御霊(ごりょう)神社で、不足していました写真の追加撮影。(追加分も前回にご紹介をしています)
続いて北西方向・直線距離700mほど移動し、栄区田谷のこちらへ。怒涛の戸塚区編とご紹介しましたが、栄区からでした。



・御霊社(ごりょうしゃ)(横浜市栄区田谷町1506)

・祭 神 鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)
       別名:平景政、鎌倉景政など

・由 緒
 創立年代は詳かでないが、遠く源義家の家臣として勇猛の聞えの高かった鎌倉権五郎景政公の霊力を慕い、鎌倉幕府の鬼門の方角に当る当田谷郷に其の頃社殿を建立し、以て使臣を遣わし参拝奉賽せしめたものである。
  天保五年(1834)に社殿再建の棟札が現存して居り、隣接定泉寺と共に古くより現在の地に鎮座し、田谷町民の崇敬社となっいていた。  神社庁資料より

 鎌倉景政
  平安時代後期の武将で相模国鎌倉の領主。
  後三年の役で右目を射たれながらも奮闘した勇将。
  関東平氏五家、鎌倉氏・梶原氏・村岡氏・長尾氏・大庭氏の一つ

御霊神社前の交差点脇に鳥居が在ります。
この道は案外と通る事がありますが、いっつも狛犬さんに手を振るのみで今まで一度も訪れていませんでした。
狛犬さんが、”やっと来たか?”と言ったとか?

P1010483


珍しく?若い2人連れがお参りに来られました。

P1010484

P1010485

P1010489


チョイと時間調整後、狛犬さん詣ででした。
大正十二年(1923)四月吉日生まれ。
この年の9月1日に関東大震災が発生したので、きっとビックリしたでしょうね。

P1010494

P1010491

P1010492

P1010493

P1010496

P1010497

P1010498

P1010502

P1010501

P1010503

P1010504

P1010514

P1010506

P1010507

P1010508


やや狭い感じのする境内に

P1010512


文政九年(1826)十一月の彫りのある手水鉢や天照皇大神、日吉神社や甲子神社の石碑が祀られていました。

P1010486

P1010510

P1010511


狛犬さんに”またね!”と話しかけ、南西方向・直線距離200m足らずのこちらへ移動でした。



・五霊(ごれい)神社 (横浜市戸塚区小雀1193)

・祭 神
 天照大神(あまてらすおおかみ)
 天忍穂耳命(あめのおしほみみみこと)
 天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこほのににぎみこと)
 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
 日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊
   (ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)
    ※ 祭神の表記・別称は、多々有りますが省略します。

・由 緒
 明徳年間(1390年代)に当地の金竜山燈明寺の開山・円仲省鏡が「一村の五穀豊熟と氏子息災延命」の願意を以て創建した。
 明治六年十一月氏子の総意により伊勢大廟の神霊を祀るお伊勢山に社殿を移し、同二十一年改築を加えたが大正十二年の大震災により倒壊した。翌年再建、更に昭和四十四年に至り鉄筋コンクリートにて現在の新社殿が造営された。
 燈明寺の正面丘陵上の本社の旧社地は今でも「元五霊」と呼ばれている。  社頭の案内より


神社庁の資料では五霊社とありますが、社号表の表記通りの五霊社としました。
 (拝殿の扁額には、五霊社とありました)
こちらの御利益は、所願成就、商売繁盛、五穀豊穣、夫婦円満、安産祈願だそうです。

石段を登りまして、

P1010515


鳥居を潜りますと、

P1010516


拝殿前に、何やらお待ちかね。

P1010519


先ずは、お参りでしょう!

P1010520

P1010521


お目当ての狛犬さんは、昭和四十四年(1969)九月吉日生まれで、御造営記念の彫りもありました。

P10105232

P1010523

P1010527

P1010524

P1010525

P1010526

P10105282

P1010528

P1010529

P1010531

P1010530

P1010532


こちらの境内は結構広めでして、

P1010535


五霊社造営誌碑や(表記が五霊社とあり)

P1010533


建立年代不明の数多くの石祠が祀られていました。

P1010537

P1010536

P1010539


狛犬さん近くの参道脇には、天保十一年(1840)九月吉日の彫りのある石灯籠が、

P1010544

P1010543 


石段の降り口の左右には、天保三年(1832)十二月吉日の彫りのある石灯籠が。

P1010545

P1010547


こんな感じで、怒涛の戸塚区編第二弾の始まりです!
お楽しみに!

狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。

どうぞ、ご覧になって下さい。


・ご近所の狛犬さん その45は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その47は、こちらです。


最後までお付き合い、有難うございました。


では、また。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その他のカテゴリー

BiogPet10 BiogPet11 BlogPet01 BlogPet02 BlogPet03 BlogPet04 BlogPet05 BlogPet06 BlogPet07 BlogPet08 BlogPet09 にゃんこ01 にゃんこ02 ハイキング01 ハイキング02 ハイキング03 ハイキング04 ハイキング05 ハイキング06 ハイキング07 ハイキング08 ハイキング09 ハイキング10 ハイキング11 ハイキング12 ハイキング13 ハイキング14 ハイキング15 ハイキング16 ハイキング17 モブログ01 モブログ02 モブログ03 モブログ04 モブログ05 モブログ06 モブログ07 モブログ08 モブログ09 モブログ10 モブログ11 モブログ12 モブログ13 モブログ14 モブログ15 モブログ16 モブログ17 ワンコ 干し柿 散歩01 散歩02 散歩03 散歩04 散歩05 散歩06 散歩07 散歩08 散歩09 散歩10 散歩11 散歩12 景色01 景色02 景色03 景色04 景色05 景色06 景色07 景色08 景色09 景色10 景色11 景色12 景色13 樹々01 樹々02 樹々03 樹々04 樹々05 樹々06 樹々07 狛犬(かなり遠目)01 狛犬(かなり遠目)02 狛犬(かなり遠目)03 狛犬・01 狛犬・02 狛犬・03 狛犬・04 狛犬(ご近所)01 狛犬(ご近所)02 狛犬(ご近所)03 狛犬(ご近所)04 狛犬(ご近所)05 狛犬(ご近所)06 狛犬(ご近所)07 狛犬(ご近所)08 狛犬(ご近所)09 狛犬(ご近所)10 狛犬(ご近所)11 狛犬(ご近所)12 狛犬(ご近所)13 狛犬(ご近所)14 狛犬(ご近所)15 狛犬(ご近所)16 狛犬(ご近所)17 狛犬(ちょい遠目?)01 狛犬(ちょい遠目?)02 狛犬(ちょい遠目?)03 狛犬(ちょい遠目?)04 狛犬(ちょい遠目?)05 狛犬(ちょい遠目?)06 狛犬(ちょい遠目?)07 狛犬(ちょい遠目?)08 狛犬(ちょい遠目?)09 狛犬(ちょい遠目?)10 狛犬(ちょい遠目?)11 狛犬(ちょい遠目?)12 狛犬(ちょい遠目?)13 狛犬(ちょい遠目?)14 狛犬(特別編)01 狛犬(特別編)02 狛犬(越後)01 狛犬(越後)02 狛犬(越後)03 狛犬(越後)04 狛犬(越後)05 狛犬(越後)06 狛犬(越後)07 狛犬(越後)08 狛犬(越後)09 狛犬(越後)10 狛犬(越後)11 猫の額01 猫の額02 猫の額03 生物01 生物02 生物03 生物04 花々01 花々02 花々03 花々04 花々05 花々06 花々07 花々08 花々09 花々10 花々11 花々12 花々13 花々14 花々15 諸々01 諸々02 諸々03 諸々04 諸々05 諸々06 諸々07 諸々08 趣味01 趣味02 趣味03 馬鹿馬鹿しい作り話01 馬鹿馬鹿しい作り話02