狛犬(越後)05

越後の狛犬さん その25

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取材日は2010年4月18日でして、かなり前の事であります。
で、主目的は六万騎山坂戸山で、サブが狛犬さん?でした。
早朝に六万騎山へと向かいまして、こちらの地蔵尊から入りました。

その山遊びレポ
 ・カルディナ編は、こちらです。
 ・カル2のHPは、こちらです。




・麓地蔵尊 (南魚沼市麓)


 ・由緒・伝来
 本尊・子安延命地蔵尊は、弘法大師の作と伝えられる。
 六万騎城主福島公一党の崇敬を受けた。長森ヶ原の合戦中、御像は所在不明となり、後年薮から発見され崇福寺の本尊として祀られ、享保年間この地に移された。
 今の総檜造りの堂は弘化年間の建立。との事です。
 詳細は下の社頭掲示板をご覧下さい。

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※ 早朝にお参りをしましたが、光が足らず。
   従って、六万騎山周回後の取材です。


駐車場からの眺めです。

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少し回り込み、

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石段を登った先の山門です。
素朴で、とてもスッキリとした感じがしました。

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山門を潜り、左に曲がると本堂でした。

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お参りを済ませて、堂内を拝見。
子安延命地蔵尊大菩薩の提燈?が。

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お堂の彫り物が素晴らしい。

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お姫様と爺で、爺は魚を姫様に見てもらっているのかと思いました。
が、子安延命地蔵尊ですから、爺はきっと姫君の和子様を大切に抱いているのでしょうね。

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そして木鼻のこの方たち。

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お堂を背にして右手の山門を眺めてみると、奥に上越国際と思われるスキー場も見えていました。

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六万騎山への入口には、数多くの石塔がありました。

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そして、周回後楽しみにしていた花々はこちら。
地元の方が手厚く保護されている様でした。

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他にも多くの草花が咲いていましたがこの位で。
この後、実際には坂戸山に向かいましたが、朝一で登りました六万騎山の花のご紹介を少しだけ。


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少し空模様が良くなっかたのですが、とっても癒されました。
六万騎山から下山後、次にご紹介する麓の八幡(神)社へお参りでした。



・八幡(神)社 (南魚沼市麓194)


 ・祭 神、由 緒
 八幡神社ですので、
  応神天皇(誉田別尊・ほんだわけのみこと)
  神功皇后(息長帯比命・おきながたらしひめのみこと
  比売神(ひめがみ)
 が祀られて居ると思いますが、由緒と共に不明です。

八幡社は、源頼朝が鎌倉に鶴岡八幡宮を創建してから武神としての信仰を集め厚く崇敬され、源氏の武将は各領地に八幡さまをお祀りしたとの事のです。


上記の六幡騎山を降りて来ますと、こちらにも大きな案内板が。

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登山口(お城の入口?)には大きな石塔がたくさんに。

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案内板の地図の右下の八幡宮へ向かいます。
真浄院さんを過ぎると、左手に素朴な感じのお社が。

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そして直ぐに、雪が溶け残っている八幡神社へ。

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拝殿の屋根の雪が落ちたばかりの様でした。

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昭和四十六年(1971)八月生まれの狛犬さんには、雪避けの丸太が。

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拝殿の左手にはかなり古そうな石祠が。
いつの頃建立されたのでしょうか。

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この後、麓 地蔵尊へ戻り花々を愛で、五日町の八幡社を訪れながら坂戸山の麓鳥坂神社へと移動でした。
これで、取り合えず4月18日の第一部は終了です。



狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。  

写真集は、こちらです。

どうぞ、ご覧下さい。




・越後の狛犬さん その24は、こちらです。

・越後の狛犬さん その26は、こちらです。



越後の狛犬さんは、まだまだ続きます。
いろいろと面白い方々が登場します。
お楽しみに!

これからも、是非お立ち寄り下さい。

では、また。

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越後の狛犬さん その24

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昨年3月26日に訪れた越後の狛犬さんも、いよいよ最終回となりました。
前回のレポは、こちらです。

三島郡出雲崎町尼瀬伊勢町から、お隣の稲荷町へ。



・稲荷(神)社 (出雲崎町尼瀬1585)



・祭 神  大田命(おおたのみこと) 
      大宮比売命(おおみやひめのみこと) 
      倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

・由緒伝来
  稲荷町は伊勢町から分かれてできた町で、稲荷町に代官所が設置された時に代官所内に祭られたとの事ですが、詳細は不明です。



尼瀬町・旧稲荷町の鎮守様で、道に面していましたのに前回は見つけられませんでした。

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今回は先ず、拝殿の前に狛犬さんをご紹介。
かな~り高い台座に鎮座?している、昭和八年四月生まれの狛犬さん。大きく開いている口がキュート?

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石段を登り石の鳥居を潜ると、赤い両部鳥居が。
稲荷社である事を思い起こさせてくれました。

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3月26日でして雪被いの戸が閉ざされていましたが、お参りさせて頂きました。

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拝殿前には、大正五年(1916)生まれのキツネさんが。

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拝殿の右手にしっかりとした石祠がありました。
その左手に引退した?狛犬さん?が1体。

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境内からは、出雲崎の海が見渡せました。

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大きな口の狛犬さんに見送られながら402号線を更に北上、長岡市と合併した寺泊の山田へ。




・十二神社(長岡市寺泊山田1256)


・祭神、由緒 共に不明です。


402号線に面した砂地の中の可愛い神社でした。

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小さめの社でしたが、拝殿に入りお参りをすると何とも良い感じの彫り物がありました。オシャレ~なジェントルメンですね。

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で、本題の狛犬さんをご紹介。
ブロンズ製と石造りと2対の狛犬さんが待っていてくれました。
で、実は、こちらの狛犬さんはアフーさんが既にプレゼントしてくれていまして、1年後にやっと対面できました。
その時のアフーさんのレポは、こちらです。

鳥居側・海側に平成元年(1989)五月三日生まれのブロンズさんと拝殿側に年令不明の石の狛犬さん。

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拝殿の屋根に、幸せを呼ぶと言われている鳩の留蓋が一対飾られていました。

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と、少し小さめの十二神社でしたが、この日の〆にはとっても良い思い出となりまして、記念写真を1枚。 
またもや”そったらもの要らね~え!”の声援?を受けながらご紹介。
では、お楽しみ下さい。

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まあ、この日の最終レポですので、良いではあ~りませんか?
と、まあ、冗談は置いといて。
次回はどうしようかと思案中です。
若しかしたら、先日訪れました犬山編・かなり遠目になるかも知れません。


バタバタとレポを作りました。
〆の山遊びに行けませんでしたので、こちらでご挨拶。

今年一年、大変な経験をしました。
まだまだ辛い思いをされている方々が大勢いらっしゃいます。
少しでもお手伝いが出来ればと思っております。

この一年、皆様のお陰で何とか過ごす事が出来ました。
本当に有難うございました。
新たな年も、どうぞよろしくお願いいたします。

皆様にとって平穏で幸せ溢れる新たな年となります様にお祈り申し上げます。

有難うございました。



で、いつも通りにCM。


狛犬の写真は、
カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。  


 

写真集は、こちらです。

どうぞ、ご覧下さい。




・越後の狛犬さん その23は、こちらです。

・越後の狛犬さん その25は、こちらです。



越後の狛犬さんもかなり遠目の狛犬さんもまだまだ続きます。
いろいろと面白い方々が登場します。
お楽しみに!

これからも、是非お立ち寄り下さい。

では、また。

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越後の狛犬さん その23

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昨年3月26日に訪れた越後の狛犬さんもいよいよ大詰めとなってまいりました。
で、ラス前となります、その5のレポです。
前回の越後の狛犬さん その22は、こちらです。

柏崎市椎谷の香取神社(椎谷観音)に訪れた後、352号線を更に北上して三島郡出雲崎町へと向かいました。
越後の狛犬さん詣での初回に訪れた石井(いわい)神社を右手に眺めながら、出雲崎町勝見のこちらへ。

※ 写真はすべて拡大出来ます。クリックを!




・山王神社(出雲崎町勝見944)


・祭 神 大山咋神(おおやまくいのかみ、おほやまくひのかみ)

 素戔嗚命を祖父、大年神を父神とし、天知迦流美豆比売命(あめしるかるみずひめのみこと)を母神として生まれた神。またの名を山末之大主神(やますえのおおぬしのかみ)

・由緒伝来
 延宝(1673~81)検地帳に除地の記載あり、その頃に創立されたと思われます。
 もともと産土神であったが、勝見の白山神社と蛇崩の神明宮を合祀して山王神社とした。合祀時期は不明との事です。


海に近く、参道脇には篠竹が茂り、田畑も造られていました。

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3月下旬で、社殿には雪囲いがありました。

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社殿前には、大正八年(1919)四月二日生まれの狛犬さんが1対。
やや傷みがありましたが、元気そう。
台座には、家内安全の彫りなどもしっかりと残っていました。

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境内には明治三十七年の銘のある灯籠が建っていました。
拝殿を背に、参道・海の方向の眺め。

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帰り際に拝殿の後ろへ回ってみますと、なんとこちらにも狛犬さんが!
合祀されたと伝わる、神明宮ですね。



・神明宮



・祭 神 

  神明宮ですから、天照大神(あまてらすおおみかみ)と思われますが、由来と共に不明です。

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殆どの方に気づいてもらえない事でしょうね。
年令不明の狛犬さんが待っていてくれました。
”良く来てくれたね!”と笑顔で迎えてくれた様な?

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向かって左手の、阿像の髪飾りが可愛かったです。

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合祀されたと言われている、白山神社の所在は残念ながら判りませんでした。社殿の中かも知れませんね。
狛犬さんに笑顔を頂いてホンワカとなりました。
名残惜しいですが勝見のバス停まで戻り、エックス君にて352号線を更に北上しました。
とは言っても、すぐお隣の尼瀬にお立ち寄り。



・神明神社(出雲崎町尼瀬1277)



・祭 神 天照大神(あまてらすおおみかみ)

・由緒伝来
 元和二年(1616)に尼瀬神明社を勧請した。
 延宝二年(1674)に現在地に移転。
 昭和三十六年(1961)に第二室戸台風で被災したが、じきに再建された。
 この時、境内にあった祭神豊宇気大神と月夜見命が合祀された。
 社殿脇の小さな祠は金毘羅講の分祀と思われる。
                出雲崎町商工会資料より

地元方のお話では、「伊勢町(旧地名)の神社さま」と呼ばれ、大切にされているとの事でした。


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鳥居の拝殿側には、年令不明の狛犬さんが胸を張っていました。

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拝殿の右手の少し奥には石祠がありまして、大正五年(1916)生まれの傷んだ狛犬さんが。金毘羅講の分祀とかでしょうか?
キツネさんの傷みが激しかったので、写真は小さく。

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キツネさんの姿が寂しげだったのが印象に残っています。
これで昨年3月26日の狛犬さん詣で、ラス前のその5のレポは終了です。



狛犬の写真は、
カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。  


 

写真集は、こちらです。

どうぞ、ご覧下さい。




・越後の狛犬さん その22は、こちらです。

・越後の狛犬さん その24は、こちらです。



越後の狛犬さんシリーズもまだまだ続きます。
いろいろと面白い方々が登場します。
次回は、海岸線を更に北上します。お楽しみに!

これからも、是非お立ち寄り下さい。

では、また。

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越後の狛犬さん その22

3月26日に天使の狛犬さんをご紹介した続きです。

その天使の狛犬さんのレポは、こちらです。
従って、今回は昨年3月26日の狛犬さん詣で、その4となります。



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柏崎市桜木町の悪田稲荷神社(天使の狛さん)から北に向かいました。
鯖石川の安政橋渡り、松波の住宅街に入りこちらにお参りでした。
悪田稲荷神社から直線で北へ1㌔足らずの位置です。

 柏崎市は鵜川や鯖石川と日本海が作り上げた荒浜砂丘(刈羽砂丘)上に発展したとの事ですが、何処に行っても砂地ですね。
特に前2社(春日神社・悪田稲荷神社)やこちらの境内は、海に近いからでしょうか?砂地が厚いような感じでした。
 この後、海岸線沿いの神社を巡るのですが、平成十九年(2007)七月六日に発生した新潟中越沖地震の影響が甚大で、家屋の倒壊などかなり激しかった様です。
2年半を過ぎても、その修復作業が続いている状態でした。



・諏訪神社(柏崎市松波1-4)


祭 神 建御名方富命 (たけみなかたとみのみこと)
       八坂刀売命    (やさかとめのみこと)
 (合祀神)
  宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

・由緒伝来
  享保五年(1720)の創立と伝えられる。
伝承によると、塩の製造を営む信州の粉糠伝蔵なる者が、郷里から健御名方命を勧請し諏訪神社を奉斎したのが発祥という。
大正二年(1913)に字諏訪山の稲荷社と字元諏訪の諏訪社を合併した。
社殿は、昭和六年(1931)に建立された。


訪れると春日神社や悪田稲荷神社と同様にほぼ修復が済み、境内は静かな雰囲気でした。

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一の鳥居を潜り参道を進み、道なりに右に曲がると・・・。
二の鳥居の柱になんとも巨大な浮き彫りが。震災により笠木部もかなり破損したとの事ですが、綺麗に修復されていました。

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拡大しますと。写真は拡大できます。

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鳥居の奥に、チラチラ?と何やらおわしますよね。
はい、そうです。“越後の彫刻師、小川由廣の手彫りのライオン像”です。
(柏崎神社や悪田稲荷神社にも奉納されていますよね。因みに、柏崎神社は昭和三年、悪田稲荷神社は昭和十七年に奉納)
上の2枚の写真でお気付きの通り、鳥居の脇で阿吽が向かい合っていました。阿ライオンは昭和十一年(1936)十一月、吽ライオンは昭和十二年(1937)九月の彫りがありました。

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更に参道を進むと狛犬さんが出迎えて?くれましたが、先ずはお参りでした。本当かな???

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何と拝殿の屋根の上には、鬼瓦ならぬ鬼鯱?が。

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では、狛犬さんのご紹介と致しましょう。
台座には、「大正四年(1915)四月」と「四拾貮歳記念建立」の彫りがありました。

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参道の両脇には、初めて出合ったような気がする2種類の石灯籠もありました。

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拝殿寄りの低い方の灯篭には、鯛や力強そうな力士が浮き彫りされており、台座には 「記念 四十二才厄祝會」 の彫りもありました。

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そうそう、境内の片隅には、こんな美人?女神様も。
籠には、魚らしき物が入っていました。

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こちらの諏訪神社のお参りを済ませフッと空を見上げますと、鶴の群れが渡っていました。写真では、小さくて判別できませんね。
しか~し、この時季の空の加減は・・・。

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続いて、海沿いの352号線を1.7~8㌔ほど北上しまして、こちらの諏訪神社へ。




・諏訪神社(柏崎市荒浜3-8)



祭 神 建御名方富命 (たけみなかたとみのみこと)
       八坂刀売命    (やさかとめのみこと)

・由 緒
 創立年代は不明である。はじめ字諏訪の地に鎮座していたが文禄三年(1594)に現在地に遷座した。
明治四十五年には字青山の稲荷社(文禄五年〈1596〉創立)と字仲裏町の天神社(延享元年〈1744〉創立)を合併したという。
(合併社のうち青山の稲荷社の由緒が現在荒浜四丁目に鎮座する 青山稲荷神社の由緒と酷似しているとの事ですが詳細は不明。)
柏崎市史には境内社として稲荷社(享和元年〈1801〉創立)、稲荷社(文政七年〈1824〉創立)、龍神社(大綿津見神を祭り文化元年〈1804〉創立、昭和二年に境内の金刀比羅社を合併)が載っている。との事です。




こちらの諏訪さんは、社殿など全体の修復工事中でした。
遠慮をしながら、少しだけお邪魔してお参り。

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鳥居の脇を通り参道に乗ると、直ぐに年齢不明の狛犬さんがお出迎え!
姿勢の良い笑顔がとっても素晴らしい阿像で、背中に子獅子を1頭遊ばせていました。

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吽像は、2頭の子獅子と一緒でした。
震災の際に阿像が台座から転落してしまい、心配になった吽像は我が子を抱きしめながら見つめていた。 との事ですが、何故か1頭だけ抱きしめて居ますね。
んで、そのまま固まってしまったのかぁ???

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愛嬌のある狛犬さんの拝殿側に、大正五年(1916)四月と彫りのある1対の立派な台座のみがありました。こちらの上物は何だったのでしょうか?

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では、参道正面の拝殿をご紹介。
やっと屋根が葺けたばかりの様でした。

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拝殿から右の方へ進むと、小柄な狛犬さんや石祠がたくさん並べられていました。
石祠の左手に4体、右手に2体の狛犬さんが。
もちろん、すべて年齢不明でした。

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左手側の狛犬さんです。
1番右手の阿像が見張りの当番で、他の3体は寄り添ってお休み中?

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右手側の狛犬さんです。1対の様ですね。
仲良くお話中?でも、ちと怖い。

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石祠と拝殿の間にお社が。稲荷社でしょうか。

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社の右手に何やら置かれていました。
亀さんの飾り蓋でしょうか?

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社の左手には、鯱の飾り瓦でしょうか?
通常1対ですから、1体は修復中なのでしょうね。
その台になると思われる瓦がありました。

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工事中の境内をお邪魔していますので、短い時間で移動を開始となりました。
国道352戦を更に北上。刈羽の原発を過ぎて、椎谷の観音岬へ向かいました。
以前こちらにお邪魔した時は、中越地震の震源地に限りなく近く、その影響の土砂崩壊により通行止めとなっていました。
国道は修復が済み、迂回路として綺麗なトンネルも出来ていました。




・香取神社(椎谷観音堂)
       (柏崎市椎谷1583)


・祭 神 経津主命 (ふつぬしのかみ)

・由緒・伝来
 元禄十一(1698)年、第4代椎谷藩主・堀直宥(なおさだ)は、上総から越後国蒲原三島二郡に転封されて1万石を領し、大坂の陣による軍功により陣屋を置かれていた椎谷に居住したのが正式な椎谷藩の始まりだそうです。
そして、堀直宥が上総からこの椎谷へ転封された時、元領地内の下総・香取本宮より勧請し、椎谷部落の鎮守と定めて香取神社が建てられた。
寛政十二年(1800)に領分21ヶ村の庄屋より寄付10両を以って本殿を再建。天保十一年(1840)、現在の拝殿を造営。
明治以降にも約200戸の氏子によって、神輿舎造営や拝殿の改修が施された。



かなりの段数がある椎谷観音(華蔵院〈けぞういん〉)への石段途中に在りました。
こちらも先ずはお社の修復から手をつけ始めた様で、有名な鳥居や石段などは崩れ落ちたままとなっていました。



拝殿は修復作業中で、多くの資材がブルーシートにより覆われいました。
こちらでもやっと屋根が修復出来た所で、内装に取り掛かり始めていました。

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狛犬さんは、境内の片隅に杉の落ち葉に囲まれて置かれていました。
年齢不明の狛犬さんです。

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直ぐ脇に、何とも変わった飛び狛犬さんが1体。
上の狛犬さんとサイズがあまり違いませんので、屋根の上に置かれていたのではないようですね。
狛犬さんも、奥が深いですね~ぇ。

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椎谷観音堂の境内に、こんな大きなケヤキが。
柏崎市指定天然記念物だそうです。

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そして、何故だか覚えておりませんが、椎谷観音堂のお堂を撮ってくるのを忘れていました。
でも、これだけは死守?

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こんな感じの昨年3月26日の狛犬さん詣で、その4のレポでした。
知らない土地を歩むと何とも不思議?嬉しい?出逢いがありますね。
今回特に印象的なのは、あれとあれ。そしてあれとあれもかな?




その4は、これで終了となります。



狛犬の写真は、
カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。  

写真集は、こちらです。

どうぞ、ご覧下さい。




・越後の狛犬さん その21は、こちらです。

・越後の狛犬さん その23は、こちらです。



越後の狛犬さんシリーズもまだまだ続きます。
いろいろと面白い方々が登場します。
次回は、海岸線を更に北上します。お楽しみに!

これからも、是非お立ち寄り下さい。

では、また。

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越後の狛犬さん その21

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怖~ぁ! 翼が生えているから、天(使)狛犬なのか?
獅子山から突き落とされて悲しかった事でしょう。

でも、
”ぼく、頑張って登りきるよ!”と、言っている様な?



東北関東大震災・長野県北部地震に被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

少しでも早く暖かな生活が出来ますように。



少しづつ、レポを作り始めています。
このレポは、震災前に出来ていましたので、少し加筆してアップしました。
表現が不適切なところがあるかも知れませんがご容赦のほどを。

昨年3月26日の狛犬さん詣で、その3です。

その2は、こちらです。

春日神社の少し?メタボチックな狛犬さんとお別れをして、北西方向250mほどのこちらへ。
この付近は中越沖地震の被害が激しかった地帯でもありますが、神社は綺麗に修復されていました。
並々ならぬご苦労があった事と思われます。




・稲荷神社(柏崎市桜木町26)



社号標には、悪田稲荷神社とありました。
地震により社殿も甚大な被害に遭い、玉垣は総崩れ。
お社はかなり被災、まともに建っていたのは獅子山やライオン像くらいだったとの事でした。



・祭 神  倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
                (稲荷神社の祭神)
      大年神(おおとしがみ)
       (倉稲魂命の兄)
      御年神(みとしのかみ、おとしのかみ)
       (大年神の子、穀物の豊作をもたらす神)
         (と言われていますね)

・由 緒
 天和三年(1683)の勧請。旧悪田村の鎮守。
  との事ですが、詳細は不明です。



玉垣も綺麗に修復されていました。

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参道の両側には、狛狐さんや狛犬さんが。

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拝殿内を覗いてみると、1対の獅子頭が。

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先ずは、明治十三年(1880)三月生まれの狛狐さんからご紹介。

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子キツネちゃんが、安心しきって甘えています。
こんな平和な世の中に早く戻れますように!

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そして、昭和八年(1933)四月生まれの狛犬さんです。
怖っ!でも、チョイと愛嬌のある顔かな?

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彼の地、越後の彫刻師・小川由廣のライオン像です。
昭和十七年(1942)四月十五日奉納との事です。

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小広い境内には大きな木も残されており、古い扁額や石塔も祀られていました。

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そうそう、手水鉢には嘉永三年(1850)春の彫りがありました。

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で、先ほどからチラチラと見えています獅子山のご紹介をします。
参道に入ると、直ぐ右手にライオン像
参道の左手に獅子山がありました。

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この獅子山の住人さんのご紹介のために写真の枚数が・・・。
獅子山のプレートには、
奉納 昭和十五年四月吉日 彫刻師小川由太郎
の彫りがありました。ライオンの彫刻師・小川由廣師のお弟子さんでしょうか?それとも、ご家族なのでしょうか?
        ※ 写真は全て大きくなります。 クリックを!



前置きは、これくらいで。では、ぼちぼちと。! 

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沢山の狛犬さん?が。なにやら翼も見えています。
ほらね、近くに寄って見るとこんな感じです。

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翼があるならエンジェルですよね。
しか~し、怖い顔ですよね~ぇ!

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そして、子獅子を踏みつけているのも。
子獅子は、”やだ、やだよ!”と抵抗している様子?
それとも両足を使ってじゃれているのか?

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こんな風なのも。(子獅子の足が可愛い!

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オチビさんたちは、親狛犬に遊んでもらっているのでしょうか?
そして獅子の谷のお話通りに、千尋の谷に真っ逆さまに突き落とされた?様な子も。
地震の影響ではありませんって!

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で、怒りながら?這い上がっている子も。
”ぼく、負けないよ。しっかりと元に戻るから!”
と、言っている様ですよね。 ガンバ!
しかし、ヤッパリ子供も怖い顔でした。

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そして、こんな子たちも。

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そうそう、子獅子の肉球はこんな感じでした。

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親子どちらにしても、とても天子には程遠い様な・・・。

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社号標にもありましたが、名前(悪田稲荷神社)の通りに人相狛相?の良すぎる皆さんでした。

前段の春日神社のメタボ?さんを初め、こんな良い顔をされたエンジェルにお逢い出来るとは、想像だにしていませんでした。
幸せを運んでくれる、素晴らしいエンジェルさんのご紹介でした。
結果、ご紹介の写真が多くなってしまいました。

次回からは、通常の三社ほどのご紹介に戻ります。

その3は、これで終了となります。


越後の狛犬さんシリーズもまだまだ続きます。
いろいろと面白い方々が登場します。
お楽しみに!



狛犬の写真は、
カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。  

写真集は、こちらです。

どうぞ、ご覧下さい。




・越後の狛犬さん その20は、こちらです。

・越後の狛犬さん その22は、こちらです。



越後の狛犬さんシリーズも、まだまだ続きます。

これからも、是非お立ち寄り下さい。

では、また。

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