ご近所の狛犬さん その25
11月27日の厚木からの帰り道です。
この道を通るといつも気になっていた神社です。
厚木から寒川・茅ヶ崎方面に向かう県道46号線を南下。位置としては、JR相模線・倉見駅の北東で海老名市と藤沢市に接している東海道新幹線の高架下です。46号線を更に少し南下すると、後日ご紹介を予定しています寒川神社があります。
・倉見神社(高座郡寒川町倉見46)
・祭 神 天照大神 (あまてらすおおみかみ)
熊野加牟呂岐命 (くまのかむろきのみこと)
・由 緒
創建年月は不詳であるが小田原北条家家中、中山彦八郎が倉見村を知行していたおり、神明社、熊野社の両社を勧請したと伝えられている。爾来倉見村の鎮守として氏子の尊崇するところである。
明治二年、神明社、熊野社の両社に、部落内の数社を合祀して「倉見大神」と改称する。
明治六年、村社に列せられる。
明治二十八年、寒川神社本殿造営に際して、旧殿の払下げを宮内省の許可をとり、倉見大神の本殿とし、併せて幣殿、拝殿も改築する。
昭和十八年十一月、「倉見神社」と改称し、神饌、幣帛、供進神社としての指定をうける。昭和二十八年十二月、「宗教法人倉見神社」となる。
境内社・浅間大神
浅間大神の創建年月日は不詳であるが、天正年間に高木甚太郎が倉見村に陣屋を構えていたおり、浅間大神を勧請したと伝えられている。明治十六年二月、社殿の損傷甚しく、石碑を建立する。昭和六十年十月、石碑に亀裂が生じ危険のため修復する。 神社庁資料より
境内の入口には、樹齢300年を越えるケヤキが聳えていました。根元から約2mのところで二股にわかれているところから『夫婦(めおと)欅』とよばれているとか。
拝殿は平成4年、寒川神社「平成の御造営」にあたり譲与を受けたもので、本殿は明治27年、寒川神社本殿造営に際して、旧本殿(寛保元年(1741年造営)・町重要文化財指定)を譲与され、同28年移築されたもの。
神社庁資料より
狛犬写真集にはいろんな角度からのが載ります。
写真集は、こちらからどうぞ。
入口の鳥居左手に在る、境内社の『浅間大神』です。
阿像が子取りで、残念な事に下顎が欠損していました。
11月27日の狛犬さん詣ではこれで終了となりますが、『ちょい遠目の狛犬さん』の続編・昨年の七夕の最終詣での神社が厚木市内なので、『ご近所さん』のこちらに入れる事に。
・八幡神社(厚木市及川624)
・祭 神 応神天皇 (おうじんてんのう)
・由 緒
弘法大師の建立で建久年間(1190~)に本多七郎道本が、弘治三年(1557)には中尾丹後守が、宝永二年(1705)年には及川村の領主関宿藩主牧野氏が再建したという。旧及川村の鎮守。
国道412号バイパス脇に鎮座しています。こちらもバイパス工事のために境内が半分になってしまったそうです。その際にもかなり手を入れたとか。
『蚕影(こかげ)神社』でした。
その右手には、引退した狛犬さんや石塔などが並べてありました。
で、狛犬さんの位置が左右逆と思いましたが、良く眺めると良いのかも?
手水鉢を挟んでを互いに見つめ合って、仲良く老後を過ごしている感じでした。
工事をされた職人さん、中々味な事を!
昭和4年(1929)4月10日生まれでした。
写真は全て拡大できます。
とぼけた形のや老後をゆったりと過ごしている狛犬さんがやっと登場しました。
ホルダーにはまだまだ面白いのが”早く紹介しろっ!”と騒いでおります。
従って、シリーズはまだまだ続きます!
狛犬の写真は、カル2の狛犬さん写真集の中に沢山掲載しています。
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