狛犬(ご近所)04

ご近所の狛犬さん その20

今回のご近所さんは、単品が2点。
昨年の5月27日・船玉神社と6月23日・川名御霊神社のご紹介です。
           写真は全て拡大できます。



・船玉神社(藤沢市大鋸2-4)


・ 祭 神 弟橘姫命 (おとたちばなひめのみこと)

・ 由 来
 神社前の道は鎌倉街道で腰越又は深沢を通って鎌倉へ入ったようです
 昔は江の島からこの付近まで舟が出入りしたと言われ、鎌倉三代将軍の源実朝が舟を造らせた材木を切り出した所と伝えられています
 こゝは大鋸と言う地名ですが、「大船(おおが)引き」と言う職人たちが住人で船大工や玉縄城の御用などしていたと言われています 社頭掲示板より

藤沢宿の東方の鎮守様・諏訪神社の近くに在ります。
地名は大鋸(だいぎり)で神社の由緒は今一分かりませんでした。
神社の掲示にあります様に、藤沢橋の袂から鎌倉方面への少し狭い道に面していました。

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年齢不明の狛犬さんです。

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やや狭めの境内でした。
拝殿の右手には古い社や何故か二宮金次郎の像もありました。
懐かしい感じと少し違和感が。その昔はどこの小学校にも二宮金次郎像がありましたが・・・。

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5月27日のぶらりレポでした。


続いて、6月23日のレポ。
藤沢駅南側、鎌倉市との境に在ります。
新林公園に歩きに行った際の立ち寄りでした。
そのレポは、こちらです。



・川名御霊神社(藤沢市川名656)



・ 祭 神  早良親王(さわらしんのう)
        鎌倉権五郎景政
・ 由 来
 川名村の鎮守で天慶8年(945)8月創立との事です。
(後日ご紹介します宮前御霊神社の分社と伝えられています)
早良親王は、村岡を領した村上五郎(平良文)の祖である桓武天皇の弟。
良文は、板東八平氏の祖とされ、その子孫に合祀されている鎌倉権五郎景政がいる。
川名の地は、鎌倉郡津村郷に属し、良文の領した村岡に近いことから、村岡氏の支配下にあったものと考えられるが、定かではない。平安時代後期には、鎌倉権五郎景政が開発した大庭御厨の一部として、大庭氏の支配下にあったと考えられている。
川名屋台囃子は、藤沢市の無形民俗文化財に指定されている。 社頭の御霊神社由来碑より



長めの石段を氏子の方が清掃をされていました。

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階段の途中の狛犬さん、何ともとぼけた?顔を。
昭和16年(1941)9月生まれでした。

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境内には稲荷社や疱瘡神も祀られていました。

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ムラサキクンシランが咲き誇っている境内の片隅に、文化13年と彫りのある鳥居の柱の一部も残されていました。

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こんな感じのぶらり狛犬さん遍路でした。



ご近所さんシリーズも、まだまだ続きます。

・ご近所の狛犬さん その19は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その21は、こちらです。


では、また。

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ご近所の狛犬さん その19

2ヶ月振りの『ご近所さん』です。

取材から1年近く過ぎようとしています。
早くUPしなければ!ですね。


前回のレポは、こちらです。


昨年3月12日、亀井神社から天神町に移動でした。




・天神社(藤沢市天神町2-15)

・祭神 神皇産霊神 (かんみむすびのかみ)
     菅原道真(すがわらみちざね)
     天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)

・由緒
 
その昔からこの地に『天神社』『神明社』の二社が祀られていましたが、地域の区画整理により両者が合祀され『天神社』となった。とか。

詳細は、下のサムネイルをご覧下さい。

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昭和52年(1977)9月生まれの狛犬さんでした。

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境内には、ご多聞に漏れず庚申供養塔も祀られていました。

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顔を上げると、桃の花が咲き誇っていました。

そんな時季の事でした。

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きっちりと区画整理がなされた住宅地の神社で、何となく場違いな感じがしなくも。





続いて、石川橋方面に。




・佐波神社(藤沢市石川141)

・祭 神 源義朝

由緒と共に、詳細は不明です。

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         境内の案内板(クリックを)



道路拡張のためか、細長い境内でした。

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鳥居を潜ると、こちらにも庚申供養塔が。

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何度も立て直されているとかですが、やや小振りながらも案外とどっしりした感じの拝殿でした。

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昭和30年(1955)9月生まれの狛犬さんです。

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この界隈は、知り合いのお宅を訪ねたり買い物で通たりしている所です。

更に、東海道線の線路際に移動です。




・皇大神宮(藤沢市鵠沼神明2-11)

烏森(からすのもり)神明社とも言われています。

・祭神 天照皇大神 (あまてらすすめおおみかみ)他

・由緒
 
皇大神宮の社伝では、大同3年(808)に創設された。
天長9年(832)石楯尾神社鎮座している当地に烏森神社が創設された。との事です。(摂社・石楯尾神社は、後ほど写真でご紹介します)
こちらも調べるほど、不可解な点がまして来てしまいます。知識不足が露呈しますね。

神社の説明板をご覧下さい。(かなり拡大します)
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まあ、狛犬ファンとしては由緒は置いといて。
広い境内ですね。流石に由緒ある神社で綺麗に手入れがされていました。

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ガッハッハ!と笑顔が絶えない狛犬さんで、年齢不詳です。

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そして、境内社です。

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摂社・石楯尾神社は確かに創りは良いのでしょうが、末社と同等?の扱いなのでした。

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で、由緒ある大きな神社の境内には、巨樹が似合いますね。

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と、こんな感じの昨年3月のレポでした。


・ご近所の狛犬さん その18は、こちらです。
・ご近所の狛犬さん その20は、こちらです。



ご近所の狛犬さんシリーズは、まだまだ続きます。

では、また。

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ご近所の狛犬さん その18

かなり遡り、3月12日のご近所の狛犬さんです。


綾瀬市に住む昔からの山友を訪ねた帰り道です。

藤沢市との境に近いこちらから立ち寄りでした。




・熊野神社(綾瀬市上土棚2307)



・祭神 伊邪那美命 (いざなみのみこと)
      黄泉津事解男命 (よもつことさかのおのみこと)
          速玉男命 (はやたまおのみこ )

・由緒
 天文八年(1539)当村の鈴木内匠が発起して、紀州熊野本宮大社より神霊を奉泰して社殿を造立したといわれている。
 その後寛文十一年再建、現在のものは文政十年(1830)九月造営のものである。境内の「熊野社概要」より


 少し狭いバス通りに面して鳥居が有り、その右手には文政9年(1826)11月の弁財天?天女?や寛政8年や天保年間の庚申塔などが祀られていました。手水鉢には文政元年9月の彫りもありました。

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右側面に、文政九年(1826)十一月吉日の彫りが ↑

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石段を登りきると、狛犬さんがお待ちかね。
でも、先ずは拝殿からご紹介。

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狛犬さんは不安定となって補修予定なのか?丸太で押さえがされていました。
で、享保6年(1721)5月生まれの狛犬さんです。今までに出会えた建立年月日が分かる中の最古参と思われます。

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    写真集には、もっと多くの写真を貼り付けます。



割合広めの境内には、数本の太いクスノキも。
静かなとても良い雰囲気でした。

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南東方向に1キロほど移動し、藤沢市に入ります。




・白山神社(藤沢市下土棚1065)



・祭神 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
     須佐之男命(すさのおのみこと)

・由緒

  創立年月不詳。往古当村広田主水及び氏子中にて寛文4年再建。
  享保年中大久保山城安崇敬する所となり、安永4年造営。
  昭和6年氏子中にて本殿拝殿を改築す。明治6年村社列格。
  八坂大神は往古当村字西光山に在り、後、寛文年度当社へ遷座す。         神社庁資料より       



こちらの神社は、拝殿脇から階段なしで入れる年配の方にも優しい住宅地内の神社です。白山神社と聞くとある事を思い出されますが、その昔はこちらの氏子さんたちも大変な思いをされたのでしょうか?

太い大き~~~なイチョウがご神木ですね。

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狛犬さんは2対で、鳥居側は昭和6年(1931)2月生まれ

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拝殿側が昭和4年(1929)12月生まれでした。

同じ石工さんの作ですが、雰囲気が似ている様なかなり違う様な感じ。

それと、2対とも 左側:阿形。足元に子獅子でした。
(従って写真は、吽像→阿像の順に掲載しています)

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更に南下します。




・亀井神社(藤沢市亀井野554)



・祭神 天軻句突知命 (あめのかくつちのみこと )

由緒
 創立年月不詳。往古源義経の四天王の一人亀井六郎崇敬の社。
 天正18年9月28日再建。寛永年中岡部和泉守崇敬厚く社殿を改築せりと伝う。
 大正12年9月1日関東大震災により社殿倒潰。
  大正15年9月28日氏子中にて再建。明治6年村社列格。
  平成4年、地域の発展に伴い社殿を改築境内整備を実施した。           神社庁資料より                   



バス通りから鳥居を潜ると、割合に新しい石灯籠が。そこには可愛い置物が左右・阿吽の位置にそれぞれ置かれていました。

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          ↓ 写真は左右2枚を合成しています

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大正15年(1926)3月生まれの狛犬さんです。

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       子獅子や他の写真は狛犬写真集に載せます。



クスノキなどが茂る境内には、少し小振りですが立派な造りの社のお不動様が祀られています。「身代り不動」の幟が林立していますが、身代わり不動の由来は不明です。明治時代に亀井神社と改名するまで、不動様を祀った社として崇め奉られていまた。旧地名の不動ヶ谷や付近を流れる不動川もこのお不動様が由来とか。

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こんな感じの春が待ち遠しい3月半ばのレポでした。



・ご近所の狛犬さん 天嶽院編は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その19は、こちらです。



やっと藤沢市に戻って来たご近所さんシリーズは、まだまだ続きます。

では、また。

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今年最後のもみじ狩り!

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           かなり大きくなります。クリックを!



2日ほど前にちょいとお出かけでした。

古都のもみじ狩りには少し遅かったようです。

某鉄道会社のCMの影響を受けて行って来ました。

紅葉が真っ盛りならば、本当に京都と同じ!

なんちゃってね。



こちらのお寺さんは

功徳山 早雲禅寺 天岳院といいます。
  くどくさん  そううんぜんじ てんがくいん

天岳院はその昔、真言宗の古寺で「不動院」といい、不動明王をお祀りしていました。

源頼朝公が治承四年(1180)に、伊豆に兵をあげ鎌倉をめざす途中に立ち寄り、不動明王に大願成就の祈願をされたと伝えられています。

明応四年(1495)に曹洞宗に変わり現在に至る。

開基    ・・・   北条早雲 寺の家紋は北条鱗

中興開基  ・・・ 玉縄城主 北条綱成・氏繁親子

再中興開基・・・紀伊大納言 徳川光貞(吉宗の父)

との事です。    天岳院栞より抜粋


で、もちろん京都ではありませんよね。

場所は、神奈川県藤沢市渡内という所。

藤沢駅から大船方面に行った、東海道線の山側です。




では、簡単に小京都?のご案内。

表玄関・山門付近です。

山門は水戸光圀公が職人さんに作らせたそうです。

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山門の右手の大きな観音さまに”後光”が。

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山門の前には仁王様が。(チョイメタボ?

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では、山門を潜りましょう。

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良い感じですよね。

あっ、カル2ではありませんので!

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石段を上がると、平成10年春日生まれの狛犬さんが。

二度ほど火災に合い七堂伽藍が全焼し、昭和51年春から20年以上の歳月をかけて再建されたそうです。
その際に狛犬さんをお祀りされたとか。流石に岡崎の石工さん、いい感じの狛犬さんですね。

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中雀門です。法堂はお正月にお参りします。

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立派な建物等がありましたので、こちらも少しご紹介。

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そうそう、七堂伽藍のうちの六番目の東司(とうす)にこちらが奉祀られていました。烏芻沙摩(うすさま)明王は、不浄を浄化する威神力を以って東司をお守り下さる守護神との事です。禅寺の七堂伽藍とは一の佛殿から七の浴室までを言うとか。で、ちなみに六の東司とはお手洗所でした。

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境内のお参りを済ませて、海の眺めが良い裏山=墓地に行って見ました。

暖かな日で展望は良くありませんでしたので写真はなし。

大きな薬師如来でしょうか?祀られていました。

優しいお顔でした。

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小鳥達が木の実を啄ばむ姿を眺めながらの帰り道に、名前が分かりませんが小さな稲荷社が。

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建立年月日は不明ですが、新旧2対のキツネさんです。

綺麗にお化粧された優しい美男美女ですね。

先代の吽側のキツネさんの口元は足の間にしっかりと保管されていました。

どなたがお供えをされたのか、油揚げが上がっていました。

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キツネさんに、また来るね!とご挨拶。

CMも良いけど、近場でもかなり良い所がありますね。

来年は、時季を狙って来て見ましょう。

と話しながらの帰宅でした。

良い日旅立ち!(かなり古いです)は、旅立った日が良い日なのでしょうか?今日もとっても良い日となりました。



小京都?への、ちょいと旅立ちの記録でした。

では、また。


・ご近所の狛犬さんその17+α後編は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その18は、こちらです。

では、また。

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ご近所さんの狛犬さん その17+α後編

ご近所の狛犬さん17の後編です。

ご近所さんの狛犬さん その17+α前編
(獅子舞谷がメイン)は、 こちらです。



猿山(大平山)にて餌を頂いた後、アルプスを西方に移動。

左右の降り口を眺め、かなり傷んでしまっている石仏などを眺めながら建長寺へ。

建長寺半僧坊)の奥の院・勝上献まで来ると展望台デッキが。

その昔にはなかったのですが・・・。

雲量10に近く展望も”なんだかな~ぁ?”でした。

仕方なく、すぐに半僧坊まで降りてしまいました。



・建長寺(半僧坊)(鎌倉市山ノ内)



降りて来て振り向いて観ました。

最後の鳥居を過ぎると山道となって来ます。

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半僧坊の狛犬さんたちです。

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↑↓明治26年(1893)生まれとかの狛犬さんです。

渦巻きオメメの狛さんと記念写真をパチリ!

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カラス天狗を後ろから。

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天気が良ければ海も見えるのですが・・・。

と思っていたら、カルディナが。

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300段を越える石段を少しづつ降りていきます。

12体も住んでいるという 、カラス天狗さんたち。

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2対目の明治37年(1904)1月(月数がやや不明)生まれ。

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獅子舞谷よりも綺麗な紅葉を楽しみながら更に降りました。

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3対目の平成5年(1993)5月生まれの狛犬さんです。

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狛犬さん達と一緒に紅葉を楽しみます。

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4対目の平成3年(1991)3月生まれの狛犬さんです。

すぐ傍には昔からの住民の蛙さんもモミジ狩りに?

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5対目の平成12年(2000)7月生まれの狛犬さんです。

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半僧坊の狛犬さんたちは、これでおしまいです。

でも、”建長寺の狛犬さん”で忘れてはいけないお方が。

境内はどこを眺めても綺麗で観光の方も大勢。

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・法堂

『千手観音像』、パキスタンからの贈り物『釈迦像』『狛犬の形の香炉』です。

千手観音像の左手の1番下にドクロを持っていました。
(写真が不鮮明ですみません。参拝をされてご確認を!)

そして、つらそうな『釈迦像』の上の天井には、今にも降りて来そうな素晴らしい雲竜図が。

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建長寺は本当に広くて見るものも沢山有ります。

が、適当に切り上げて次に移動です。

建長寺から北鎌倉駅方に60mほどの左手が今日最後の立ち寄り地点です。




・第六天社(鎌倉市山ノ内)



・祭 神  天神七代の第六天神

・由 緒
 江戸時代に再建された社殿には第六天像と四天王が安置。
第六天悪魔王はヒンドウー教シヴァの主神で、仏教に取り入れられて第六天悪魔王となった。
厄除け、方位の神として信仰されている。

建長寺には東西南北に守り神が鎮座していたが、現在残っているのは南を守る当社のみ。
お祭りには僧侶と神官がそれぞれ来てお参りする。
                                    鎌倉★ブログより引用

参道の門扉は鎖錠されていました。
鳥居左後方には平安時代の陰陽師安倍晴明の石碑が。
大正15年(1926)12月生まれの狛犬さんです。
依頼された時は大正時代だったのでしょうが・・・。

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由来書きは、かなり大きく拡大します。

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と、まあ、こんな感じで鎌倉の紅葉を楽しんで来ました。
獅子舞の谷の紅葉は今一、なれど建長寺で挽回。
ツーリストのコースが同じ様な所を数箇所設定する理由が分かった様な?
どれかは当たるかも知れませんよね。


4月取材の狛犬さん達が”早く出せ~~~!”とホルダーの中で騒いでいますが、今回は季節物として速攻でアップしました。


次回のご近所さんは4月分からとなる予定です。


ご近所の狛犬さん17の後編は、これでおしまいです。

狛犬さん写真集は、こちらです。


・ご近所の狛犬さん17前編は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん(天岳院編)は、こちら 

ご近所の狛犬さんシリーズもまだまだ続くます。

では、また。

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ご近所さんの狛犬さん その17+α前編

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こちらは、鎌倉宮の獅子頭です。

獅子の頭ですので、狛犬仲間という事で・・・。

前編は、鎌倉宮の奥の『獅子舞谷』がメインです。



今回は『狛犬さん+α』で、前後編となります。

訪れた順のご紹介となります。



先ずは、こちらに朝のご挨拶。

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続いて、横須賀線にて鎌倉駅に移動。




・鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下2-1)



鶴岡八幡宮・二の鳥居と大きな狛犬さんです。

昭和36年(1961)年に◎野田セメントから寄贈された、小◎田製ホワイトセメント(多分)で出来ている県内最大を誇る巨大な狛犬さんです。

首を少し傾けているのが可愛いですね。

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続いて、人力車には乗らずに徒歩にて八雲神社へ。

不在のため、白旗神社(法華堂)へ。




・白旗神社(鎌倉市西御門2-1)



・祭 神 源頼朝

・由 緒
  文治5年(1189)頼朝奥州征伐前に源頼朝の館のあった大倉御所の北隅に「持仏堂」着工を命じ、その後建久6年(1195) 大規模な修復。
頼朝の死後は法華堂と呼ばれ、ここに葬むられていた。
明治政府の神仏分離令により法華堂が廃止となり、白旗神社を明治5年(1872年)建立。  wikipediaより引用


小型の可愛らしい年令不明の狛犬さんです。
境内のイチョウが綺麗に黄葉していました。

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狛犬さんの写真は、こちらに多数載せる予定です。



更に東へ。

荏柄天神は不在のため鎌倉宮(大塔宮)へ。



・鎌倉宮(大塔宮)(鎌倉市二階堂154)


・祭 神 護良親王(もりながしんのう)
      
(後醍醐天皇の第1子)

・由 来
 
明治2年(1869年)建武の中興に尽くしたものの若くして命を奪われた護良親王の遺志を後世に伝えることを望まれた明治天皇が創建した。鎌倉宮は、別名大塔宮と呼ばれています。

祭神の護良親王が戦の時に兜の中に獅子頭の小さなお守りを忍ばせて、自らの無事を祈った事が由縁となっている獅子頭が有名です。

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拝殿右手の『撫で身代わり』にお願いをして来ました。
皆さんの体調不良の箇所を思い出してはナデナデ!
自分のためには、頭・口・へそ?(お腹?根性?)、そしてこれからも丈夫なように、腰・膝・足首などもナデナデ!
って、全部じゃん!という突っ込みは・・・。
そうそう、面の皮もね。

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     ↑かなり大きく拡大できます



という事で、獅子舞谷に入る準備が完了でした。
山道の入り口のビワの花芽がまだツボミ。
昨年よりも10日ほど早かったのですが・・・。
昨年の12月11日のを先にご紹介。
そのレポは、こちらです。

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 ↓今年の12月1日は

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流石に少し早いかな?とは思っていましたが、ひょっとすると・・・。
昨年は訪れるのが少し遅かったのですよ。

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モミジは緑の葉もありますしイチョウの葉も残っていましたが、何となく今一の感じでした。
落ち葉が結構ありまして、これで終わりとなりそうな感じがしました。
丁度良い時季に出会うのはとっても難しいですね。



更にアルプス方面に向かいました。
途中の展望台からは、イチョウ黄葉が綺麗。
去年は木肌が白く見えていたのですが。

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鎌倉アルプス・天園ルートに乗ってから左折、紅葉を楽しみながら大平山(我が家の通称・猿山)へ向かいました。

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こんな感じの『獅子舞谷の紅葉』でした。
猿山(大平山)にて簡単な餌を摂って、第2部(怒涛編)に突入です。
これにて前編は終了です。

怒涛の後編お楽しみに!

・ご近所の狛犬さん その16は、こちらです。

・ご近所さんの狛犬さん その17+α後編こちらです。

では、また。

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ご近所の狛犬さん その16

葉山町編 その3 となります。
前回までは長柄から海岸線方面でしたが、今回は衣笠に抜ける県道27号線沿いの神社巡りです。
10月22日、逗子と葉山の海沿いの神社に寄り写真を追加後、下山口の神明社横からお不動様を訪ねながら上山口へ向かいました。。



・杉山神社(葉山町上山口2639)


・祭 神 大物主命 (おおものぬしのみこと)
      豊佐賀男命 (とよさがのおのみこと)
      伊邪冉命(いざなみのみこと)
      早玉命(はやたまのみこと)
      向津日売命(むかつひめのみこと)  

    との事です。



明治維新後に、後述の熊野神社など近辺の神社が合祀されたようです。

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年令不明の狛犬さんがとても良い雰囲気でした。

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割合に広い境内で鳥居の左右にはイチョウの古木が、境内の片隅に稲荷社なども祀られていました。
そして、石鳥居に寛政8年(1785)3月
          石灯籠に安政6年(1869)正月
          水  鉢に安政6年(1869)6月の彫が。

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続いて、木古庭の神明社に向かいました。



・木古庭不動尊(葉山町木古庭926)



神明社にお参りするも、狛犬さんは不在でした。

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木古庭不動尊側からの眺め



隣りにお不動様が在るのを承知していましたので、お参りに向かいました。


・木古庭不動尊


日蓮宗大明山本圓寺の境外仏堂だそうで、正式には瀧谷山瀧不動堂といいます。畠山重忠が衣笠城を攻めた際、不動明王をこの地に祀り戦勝を祈願したとのことです。

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階段脇には、明治28年9月の彫のある不動明王も祀られていました。
近くには落差5mほどの滝もありますが・・・。

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石段を登ると、本堂です。
実際には、本堂の右手奥の神明社側から入って来ましたので、石段下まで一旦降りました。
従って、今回は滝には行っていません。

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で、おお居られましたね~!と、既に前を通り過ぎているのに白々しくご紹介。
明和4年(1767)正月生まれのの狛犬さんです。
阿吽共に宝珠(跡?)が載っていました。

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こちらも結構広い境内で太い樹木がかなりあり、稲荷社周辺にはケヤキやタブノキが多くみらました。

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この日はかなりの箇所をお参りしましたが、狛犬さんとの対面は2対でした。で、続いて11月3日文化の日の事です。
ポチのひみつの日記書かれてしまった原因の狛犬さん詣でです。

2月の逗子市の後に葉山を訪れようとは思っていましたが、時機を失してこの日でやっと終了?となりました。

訪れたのは、熊野神社です。

茅葺屋根の朽ち果てそうな神社があるんだよ!と2月の段階で教えていただいていたのですが・・・。




・熊野神社(葉山町上山口3225付近)



県道27号線の上山橋手前、葉山クリニック先を右折です。
すぐに石段に突き当たり、そこを数m登ります。
左手に畑が現れますので、その畑の細道を奥に進むと神社です。

畑の手入れをされていた方にお話を伺うと。
何と建て直しましたよ!との事。
畑の傍らに積まれた茅を指し示して屋根の茅がそこにあるでしょう。ですって。



祭  神  豊佐賀男命 (とよさがのおのみこと)
      伊邪冉命(いざなみのみこと)
      早玉命(はやたまのみこと)


・由  緒  不明
         
葉山町史料より


畑の中を進むと、木の香りが漂う綺麗なお社が現れました。
(実際には、お社の左手奥から訪ねて一旦階段を降りました。)

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狛犬さんは年令不明の先代と、真新しい平成21年6月生まれでした。

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少し狭めの境内には、崩れかけた石灯籠やかなり古い水盤が置かれていました。
ある方は、水盤には「寛永四年九月」の銘がある。との事でしたが、カル2には・・・。

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お社の後ろ側から、県道の上山橋が見えました。

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お参りを済ませて、先ほどの方にお話を伺いました。
6月の段階で竣工したそうで4月に来れば良かったね。との事でした。
参道は、県道から下山川を飛び石伝いに渡り、傾斜地を登ってくるのが本来のようでした。
畑側から入る時もですが、お社後ろの電柱「大沢252」を目印に行けば良いと思います。

建て替わってしまい少し残念なような、そしていまだ氏子の方に手厚く護られて居る事を知り、ほっとしたような感じでもありました。
葉山町の22社をお参りしましたので、これで大体終了となります。
後日折があったら、残ってしまった山の神などにもお参りをしたいなと思っています。


文化の日、このあと藤沢市の江ノ島に向かいました。
(特に江ノ島の意味はありませんが)
そのレポは後日。



・ご近所の狛犬さん その15は、こちらです。

・ご近所の狛犬さん その17は、こちらです。

・狛犬さん写真集は、こちらです。



狛犬さんシリーズはまだまだ続きます。

では、また。

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