狛犬(ちょい遠目?)03

ちょい遠目の狛犬さん その15

昨年の6月6日、先輩のお宅にお邪魔した日の後半、平和公園の狛犬さんに逢いに行った前後の事です。

平和公園のレポは、こちらです。
い~~~っぱい出逢えた狛犬さんは、写真集へどうぞ!


先輩宅から御殿場市に向かいました。
この日の主目的は平和公園の世界の狛犬さんですが、何となく鳥居があるとお立ち寄り。




・一弊司
浅間神社(御殿場市古沢797)
  (いっぺいし)


 

・祭 神 
    木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと) 
            祭神名はこの漢字を使用していました。
       他、七神
・由 緒
 貞観五年(853)五月五日創建。翌六年富士山大噴火、神霊を鎮め安泰を願い、木花開耶姫命を同年勧請す。
 社頭の祭神・由緒案内より
   詳しくは、下の写真を拡大してご覧下さい。

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246号線に隣接している神社で、この付近はその昔鎌倉往還古道としても栄えていたようです。

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少し高めの台座には、皇紀2600年記念の彫がありました。
(昭和15年(1940)生まれですね)

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こちらの境内にも杉の巨木がご神木として祀られていました。

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続いて、246号線の混雑を避けてやや細い道を進み、西田中の八幡通りに向かいました。




・八幡宮(御殿場市西田中189)



祭神は八幡宮ですから、あの方でしょうね。
でも、由緒とともに不明です。

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覗いたところ、七社が合祀されている様でした。

昭和12年(1937)12月生まれの狛犬さんでした。

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広々とした境内には、安永3年(1774)8月の彫の手水鉢もありました。

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境内の道路側にはこんな石碑もありました。

富士山東表口

御殿場登山道発祥の地 と彫ってありました。

やはり、富士山に近い土地柄なのですね。

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この碑の説明書きはかなり大きく拡大できます。

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で、実際にはこの後に平和公園に行っています。

その後、近くの東山湖を覗いて、こちらへ。

この周辺はかな~~~り以前に仲間と頻繁に遊びに来ていますので、とっても懐かしいですね。 

と言う事で、この日最後のこちらです。




・厳島神社(御殿場市東山1047)



・祭 神  市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

・由 緒  
  寛文年間(1661~1673)の初めに大坂屋長右衛門が東山新田を創立の際、安芸国佐伯郡厳島神社より分霊を受け氏神として祀ったとか。
  神社の創立年月は不明ながら、明和3年(1766)との棟札があるそうです。
  詳しくは下の写真を拡大してご覧下さい。

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祭神が市杵島姫命(もしくは宗像三女神)・弁財天ですからヒンドゥー教の女神様・サラスヴァティーが起源なんでしょうね。
従って、参拝方法は
 拍手を二打し、『おん そらそばてい えいそわか 』を7回唱え、祈念し拍手を打つ
のが正式なようですね。
くれぐれも、舌を噛まない様にご用心を!



まあ、それは置いといて、

昭和37年(1962)5月生まれの狛犬さんです。

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境内の周辺は苔むした?(雑草が茂ったとも言う?)しっとりとした感じでした。
で、その頃は梅雨時でした。
日差しが強くなると、蒸し暑いでしょうね!

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こんな感じの2009年6月6日の狛犬さん詣ででした。

平和公園の狛犬さんが多くて、こちらの三社は別としました。



多くの狛犬写真があります、カル2の狛犬さん写真集は、こちらです。



・ちょい遠目の狛犬さん その14は、こちらです。
・ちょい遠目の狛犬さん その16は、こちらです。



ちょい遠目の狛犬さんシリーズもまだまだ続きます。



では、また。  

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ちょい遠目の狛犬さん その14

昨年5月下旬、御殿場に用事が出来て出かける事に。
当然ながら?少し早めに出発、246沿いのこちらにお邪魔しました。



・一色神社(静岡県小山町一色272)


・ 祭 神 譽田別命(ほんだわけのみこと)
      天照大神(あまてらすおおみかみ)
      木花開耶姫命(このはなさくやひめ)
                    他に七神
・ 由 緒
  元八幡神社と稱し創建は不詳であるが三百数十年前の延宝年間の御宮帳に登記されており  (中略) 元禄初期より明治、大正にかけて天王社、金山社、水神社を合祀し、明治四十年に金山社を合祀の際に八金神社と改稱した。更に昭和三十八年に浅間神社との合祀により、一色神社(東の宮)と改稱した。
 当神社は、鳥居を建立しないしきたりがあり、氏子も門を建てない慣わしがある。 社頭の由緒書きより  



本当に鳥居が見当たりません。最初は理由は分かりませんでしたが、何か不思議な感じがしました。鳥居を建立しない神社は、初めてです。
(破損した後に資金不足で再建できないのを除きますが)

短めの石段を登ると拝殿です。

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石段下の少し高めの台座に鎮座する狛犬さんは、昭和55年(1980)8月2日生まれでした。

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境内には、石の祠が祀られていました。
そして、天明2年の彫りのある石灯籠もありました。

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もう少し時間が有りますので、こちらに寄り道です。



・瑞穂神社(御殿場市上小林783)



・ 祭 神 高皇産霊尊 (たかみむすびのみこと)
             建御名方神 (たけみなかたのかみ)
      譽田別命 (ほんだわけのみこと)
             大己貴神(おおなむちのみこと)
・ 由 緒
  創立年月不詳 宝永元年9月再建  (中略) 明治40年1月諏訪神社と八幡宮神社を合祀し、祭神の萬物を生む霊妙な御神徳と毎年豊かに稔る稲穂に囲まれる境内から瑞穂神社と改称。大正15年子神社と合祀した。 社頭の由緒書きより


平成20年に社殿が改築されて、木の香漂う真新しい拝殿でした。

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少し変わった感じの、平成2年(1990) 11月生まれの狛犬さんで、『天皇陛下御在位記念』の彫りがありました。

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手入れの行き届いた境内には、寛政5年(1793)10月や嘉永3年(1850)初夏の彫りのある石灯籠もありました。そうそう、周囲に田圃が多い関係でしょうか?境内の草むらでカエルさんが遊んでました。

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こちらでタイムアップとなりました。
仕方がありませんので、この日は2社で終了。
用向きの家へ向かいましたとさ。




ブラリ立ち寄りの狛犬さん詣ででした。
ちょい遠目の狛犬さんシリーズもまだまだ続きます。



・ちょい遠目の狛犬さん その13は、こちらです。
・ちょい遠目の狛犬さん その15は、こちらです。



では、また。
  

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ちょい遠目の狛犬さん その13

ホルダーの中で、狛犬さんが吠えている様です。
今回は新緑が綺麗な頃、昨年の4月29日分をご紹介します。


・宗我(そが)神社(小田原市曽我谷津386)
 (宗我都比古神社)

・ 祭 神 
    宗我都比古之命 (そがつひこのみこと)
    宗我都比女之命 (そがつひめのみこと)
    応神天皇       (おうじんてんのう)
    桓武天皇          (かんむてんのう )
    小沢大明神      (おざわだいみょうじん)
    須佐之男命      (すさのおのみこと)
    熊野速玉神  (くまののはやたまのかみ)
    仁徳天皇     (にんとくてんのう)

・ 由 緒
 昔、先づは此の曽我地方の先住民族が祈願の的として神仏の区別無く「小澤大明神」を崇拝して現在の地に祀った。長元元年(一〇二八年)、宗我播磨守保慶が祖先宗我都比古命の御霊を分霊し当所に下り宗我都比古神社の神号を請い、併せて武内宿祢命をも祀り、社を創建し、九百年前頃、曽我祐信に依って神社として今の祭神(小澤大明神、宗我都比古、宗我都比女)を再興し、明治初年の神仏分離に依って宗我都比古、宗我都比女を主祭神にして、永く当地曽我郷の総鎮守産土神として祭祀される。
北条、稲葉、大久保の小田原藩主に相次いで尊崇され、現在の社殿は藩主稲葉氏の造営から初まり、再三の震災、火災に逢い、其の都度再建、補修されて、今日に至った。 神社庁資料より

と、まあ難しい事は置いといて。長元元年(1028)に創建され、多くの神々が祀られている曽我郷六ヶ村の総鎮守との事です。

流石に大きな神社ですね、一ノ鳥居から参道が長く続いていました。

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狛犬さんは、少し高めの台座に鎮座していました。
昭和15年(1940)生まれで、皇紀2600年の彫りもありました。

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かなり広い境内には、年代が判別出来ないかなり古い石祠や稲荷社も祀られていました。
狐さんは、大正8年(1919)2月生まれでした。

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   ↑お社の中の狐さんで、年齢不明です



広い境内には弘化4年(1847)9月の石灯籠やケヤキの巨木も数本見られました。

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県道72号線を国府津方面に南下します。



・津島神社(小田原市田島境1489)


・ 祭 神 素盞嗚尊 (すさのおのみこと)

・ 由 緒
 源実朝死して、北條政子が尼将軍となって五年目の貞応二年(西暦一二二三年)に北條政子より社地を貰い、嘉禄元年(西暦一二二五年)に神社が竣工した。丁度北條政子の死んだ年であった。
疫病平癒のため、尾張の津島神社を勧請して「午頭天王」と称した。
明治二年(西暦一八六九年)になり、祭神「午頭天王」とは印度(インド)の舎衛国祇園精舎の守護神だと云う事から、日本の神様「素盞嗚命」と改称した。社頭由緒書きより



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こちらも高めの台座に鎮座されていた狛犬さんです。
皇紀2600年(昭和15年・1940)の彫りがありました。
阿像の右奥の灯篭は明治24年4月の彫りでした。

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こちらの境内にもやや小振りながらケヤキの古木が多く、社の良い雰囲気を醸し出していました。
堅牢地神は、文化2年(1805)2月の彫りでした。

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72号線を更に国府津方面に進み、新幹線下で72号線から別れ国府津駅方面へ。御殿場線が東海道線と合流する地点に程近い位置です。



・菅原神社(小田原市国府津1752)


・ 祭 神  
    菅原道真   (すがわらみちざね)
    天照皇大神   (あまてらすすめおおみかみ)
    大山津見命   (おおやまつみのみこと )
    木花咲耶姫命   (このはなさくやひめのみこと)
    誉田別命    (ほむだわけのみこと) 他、七神

・ 由 緒
 正暦5年(994)に創建されたと伝えられている。
 正暦5年6月30日の夕暮れ時、国府津海岸に珍奇な木造船が漂着した。中に束帯した貴人がいた。村人はこの貴人に麦飯と麦粉をかけた食事をもてなし、一室を設けて住まわせた。
 数日後、村人の夢にこの貴人が現れ、「京都の菅原神を崇敬すれば幸せ多い」とのお告げがあった。
 村人が彼を訪ねるとその貴人の姿はなく、部屋に彼の肖像躯が残されていた。庭には松と梅が植えてあった。村人は道真の霊が当地に現れたと信じ、祠(ほこら)を造ってその霊を祀った。 
神社の栞より

境内の「曽我の隠れ石」と呼ばれる大きな石には、「曽我兄弟が父の仇である工藤祐経を討つためにこの石に隠れていたが、警護が厳しく涙を呑んでそのまま見送った」という伝承が残っています。
そして、童謡の「とうりゃんせ」発祥の地の石碑も建立されていました。
発祥の地の謂われはこちら。(@nifty:デイリーポータルZより)


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その境内には、道真公の歌碑や狛犬とともに狛牛も祀られていました。
狛牛さんは年齢不明。派手な化粧の狛犬さんは、大正6年(1917)11月24日生まれでした。

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狛犬さんの手前には、ご利益の大きい撫で牛さんが祀られていました。
もちろん皆様の事を考えながら、足首や膝、そして心の臓を。そして自分のために、頭・目・口とお腹(白くなれ~!)と追加をして撫でさせていただいて来ました。
きっと良くなっている事でしょう。

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拝殿前には「茅輪」があり、身体に染み付いた「罪や穢れ」が取り除かれると言われていますので、作法通りに3回潜って来ました。
で、今のカルです。
今年もお参りをしなければいけませんかね。

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拝殿の左右には、諏訪神社や稲荷社も祀られていました。

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境内の水神様の祠の傍らには、ムクノキの巨木が立派に枝を茂らせていました。新編相模国風土記稿の天神社の項に、「神木に楠、槻、椋、山礬の老木あり、各囲一丈余」とあります。そのうちのムクノキのみが残っているのでしょうか?その昔から国府津の鎮守様のご神木としていろいろな事を眺めて来たのでしょうね。

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新緑が綺麗な頃のお参りでした。
で、今年もその頃にお参りをして来ましょっ!


ちょい遠目シリーズもまだまだ続きます!


・ちょい遠目の狛犬さん その12は、こちらです。
・ちょい遠目の狛犬さん その14は、こちらです。


では、また。 

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ちょい遠目の狛犬さん その12

風もなくて霧のために羽田空港が3時間も閉鎖した、2月25日の事です。

テレビのローカルニュースで、三浦海岸の河津桜が見頃と放送をしていました。
雪山に行こうと計画をしていましたが、軟弱者ですのでまだ見ぬ三浦海岸の河津桜を選んでしまいました。
このところ暖かい日が続いているので、雪質も考慮をしたのです。と、言い訳を一言!


桜並木の見物のみでは不十分ですので、少しだけ散歩を追加してみました。

で、浅間山三浦富士)~武山三浦海岸桜祭りのお散歩でした。



海沿いの駐車場に車を止めて歩き始め、京急・津久井浜駅前まで歩くと、この方が!

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このお方がお出迎えをして下さってはお参りをせねばなりませぬ。
まあ、こちらの浅間神社を承知はしていましたがね。
と言う事で、浅間山に入る安全祈願をいたしました。




・浅間神社(横須賀市津久井4-18)



・祭 神 木花咲夜毘売命 (このはなさくやひめのみこと)
      素盞嗚尊 (すさのおのみこと)
             猿田彦命(さるたひこのみこと) 
             保食命(うけもちのみこと)

・由 緒
 三浦富士浅間様とも言い、社伝によると「僧行基」が天平年間に駿河国の浅間神社を勧請し祀ったとの事です。
詳細は、下のサムネイルをどうぞ。
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では、鳥居を潜ります。

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石段を登りきったところに、このお方がお待ちかねでした。
阿吽両像とも子取りで、吽像の子獅子さんは親の背中の毛をしっかりと咥えて落ちない様に?していました。
昭和5年(1930)3月生まれの狛犬さんです。
          写真集には後日多数の写真を掲載します。

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                各写真は拡大できます。



少し狭めの境内には、立派な金刀比羅神社や稲荷社が祀られていました。そして片隅には弘化2年(1845)6月の彫が有る水鉢もありました。

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先ずは道中の安全を祈願して、『浅間神社奥社』への道を辿りました。
暫らく進むと、庚申供養塔や馬頭観音像が集められて祀られていました。大切にもお護りされている様子で、氏子さんを初めとして皆様の信仰心の深さが感じ取れました。

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すぐに山道となり奥社の鳥居を潜り更に進み、少し長めの階段状の道を登りきると山頂・『奥社』に到着でした。
山頂のには多くの石碑や石祠が祀られていました。

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その昔には多くの信者の方で賑わった事でしょう。
山頂の一角には、標識も無くなってしまった二等三角点の點標石がポツンと寂しそう。頭を撫でて出発でした。

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道すがら草花を愛でながら砲台山へ。
この辺は本当に暖かい様で、スミレが終期を迎えていました。

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程なく、『砲台山』に到着でした。
こちらの高射砲台跡は、我が逗子・披露山の砲台跡より浅い感じがしました。子供の頃の思い出ですから、若しかしたらもっと深い様に記憶しているだけかも知れませんね。

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周囲を少し探索してみますと、もう1基の砲台跡もありました。昔の子供達には良い遊び場だったのですが、今の子供達には無理なのでしょうね。そして、こんなコンクリートの構造物が有りました。何だったのでしょうかね。

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更に進み、『武山』へ。

武山山頂の展望台に登ってみても、この日は海も見えないくらいに遠望が全く利きませんでした。
仕方がないので、『武山不動尊』の本堂をご紹介。

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これで下山開始です。途中農家の直売所に立ち寄って買い物。
第1弾2時間少々のお散歩は終了でした。
三浦海岸に移動ですが、すぐ近くのこちらに立ち寄りでした。




・諏訪神社(三浦市南下浦町上宮田655)



・祭神 建御名方神(たけみなかたのかみ)
     天照大神(あまてらすおおみかみ)
     木之花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
          金山比古命(かなやまびこのみこと)
          大己貴神(おおなむちのかみ)
     日本武尊(やまとたけるのみこと)
・由緒        
  石作地区裏山の石窟に鎮座していた神霊を現在位置に移したのがはじまりとか。戦国時代には北条・里見両軍の主戦場となって、創建・由緒などの資料が散逸して不明となってしまった様です。浅田 弘光さんホームページ より引用させて頂きました )



こちらも鳥居の奥に、あの方が。

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こちらの神社には2対の狛犬さんが。
1対目(鳥居側)は、万延元年(1860)9月生まれ。
阿吽とも子取りです。

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2対目(拝殿側)は、文政13年(1830)6月生まれ。
阿吽とも玉取りだったかと思われます。
”お手”をしている訳ではないでしょう!多分。

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拝殿の屋根には、獅子付き留蓋も飾られていました。

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かなり広い境内には、立派な金刀比羅神社や稲荷社なども祀られていました。そして鳥居側の狛犬さんの傍には、文政13年(1830)6月や天保4年(1833)9月に建立された石灯籠もありました。

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向こう側が文政、手前(拝殿側)が天保製、その手前には明治製もありました



そして、三浦半島名木巨木五十選樹とかの『なんじゃもんじゃ』の古木が、そして早咲きの桜も咲いていました。

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お参りも済み桜も楽しんだので、河津桜を愛でに移動でした。



京急・三浦海岸駅から三崎方の線路脇や小松ヶ池周辺に約1000本植栽、「桜の咲く里つくり」をしているそうです。
桜は9分咲きから少し葉が顔を出している状態で、とても綺麗でした。

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こんな感じの春のような1日の散歩でした。
今回みたいに楽しみが沢山ある散歩はとっても良いですね。
帰りはもちろん、三崎のお土産。アレですよね!



狛犬さんの出順がかなり変則となって来ています。
ホルダーの中で、”早く出せ!”と吠えているのも居るようです。



神社以外の記事はカルディナが只今作成中です
少々お待ち下さい
カルディナのレポが出来ました。
 ・第1部のハイキング編は、こちらです。
 ・第2部の河津桜編は、こちらです。
どうぞ、お立ち寄り下さい!
こちらが本命だったりして。      2/27



・カル2の狛犬写真集に追加出来ました。こちらです。
                        2/27



・ちょい遠目の狛犬さん その11は、こちらです。
・ちょい遠目の狛犬さん その13は、こちらです。


狛犬さんシリーズは、かなり続きます。


では、また。

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初参り、丑年から寅年へ!

今年は寅年です。

さて、新年最初のお散歩はどこにしましょうか?と思案。

柴又?虎ノ門界隈? うぅ~ん、ですよね。

そこで、ちょいと一走り(車でですが)群馬県沼田市へ。こちらは以前から通い慣れていますので気が楽です。
が、神奈川県内の朝の道路凍結渋滞でかなり出遅れてしまいました。



地元では三角山と呼ばれている様ですが、戸神山の麓まで。関越道の沼田ICを過ぎると右手に可愛い三角の小山が見えます。それが戸神山です。



写真は、ICを降りて関越道を潜ってからの景色。
右側の三角の山が戸神山です。

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その戸神山の麓の『虚空蔵堂』にお参りです。


虚空蔵堂 (沼田市戸神)

昨夜から今朝にかけて降ったとかの雪が残っていました。周囲にはお墓が沢山あり、古い石仏も祀られていました。

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地元の方が歩いて山から下りて来られました。
もう一度登られるとかで、ご案内いただいてしまいました。
その方のお話では、こちらには名前のごとく、虚空蔵菩薩が祀られているそうです。そして、裏山の鉱山は金鉱石が産出されてたそうで、昭和の半ば・終戦後も多くの方が働いていたとか。今でも時には貴重な宝石の原石が見付かる事もあるとかのお話でした。

短いですが、年季の入った石段を登ると本堂です。

おや居られましたね~ぇ、目的の方々が。

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先ずは、拝殿へ。

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拝殿内を右手からご案内。

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拝殿の天井絵が素晴らしいものでした。次回にはゆっくりと拝見したいですね。

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↓ こちらの写真はかなり大きくなります。クリックを!

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拝殿を背にした眺めですが、目的のお二人が台座の上に小さく・・・。

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では、目的のお二人をご紹介!

下3枚の写真もかなり大きくなります!

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狛牛狛虎のお二人で、昭和28年(1953)11月生まれでした。
虎さんの高さは30cm、横幅は35cm位で想像以上に小さめでした。でも彫りは細かな細工がなされていました。

今年は丑年の次の寅年ですものね。

丑年から寅年へと無事に移行したのかお聞きしますと、

牛さん

 はい、1度のトライで、引継ぎはモ~済みました!と。

 で、最後にウッシシだってさ!


 本当に言ったかですよね。



こちらの狛さんは、牛虎さんです。

何故でしょうか?少し調べてみました。

お堂の後に在る戸神山には鉱山跡があります。
そして、鉱山の在る山には『虚空蔵菩薩』が祀られる例が多いとか。
虚空蔵菩薩を祀られているお寺には、境内に「牛虎」を狛犬の代わりに祀るお寺も多いようですね。虚空蔵菩薩は、丑寅の方位の守護を担っているとか。
そして、こちらの在所地は『沼田城』丑寅の鬼門方位です。沼田城の鬼門封じ・悪霊封じのために建立されたのかも知れませんね。
でも、この推測は見当違いと思われますが・・・。



狛牛・虎さんの写真は、狛犬写真集に多数載せます。



狭い境内ですので、すぐに対面終了で駐車場へ戻り着いてしまいました。

今後は他の狛さん詣でをするか相談しまして、道路が混雑前に帰る!を原点として裏山の『戸神山』に登る事としました。



・戸神山ハイキングレポ

   カルディナ編は、こちらです。

   カル2のHP編は、こちらです。


このレポは、ちょい遠目の狛犬さん その11となります。


・チョイ遠目の狛犬さん その10は、こちらです。

・チョイ遠目の狛犬さん その12は、こちらです。




では、また。

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